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「お兄ちゃん!!
今良いところだったのに最悪!!!」
「何が良い所だよ!!
兄妹でそんなことしてんじゃねーよ!!」
「血繋がってないから良いんだもん!!」
今日も私がお兄ちゃんにそう叫ぶと、お兄ちゃんが怖い顔をもっと怖くして“お兄ちゃん”のことを睨み付けた。
「妹に手出してんじゃねーよ、エロ兄貴!!」
「うん・・・。」
お兄ちゃんにまたそう言われ、“お兄ちゃん”は困った顔で笑いながらお兄ちゃんのことをベッドから見上げている。
「来てくれてありがとう・・・。」
そんなお礼まで飛び出してしまい・・・
私はお兄ちゃんに・・・
お兄ちゃんに・・・
噛み付いた・・・。
言葉のとおり、噛み付いた・・・。
お兄ちゃんの腕に、噛み付いた・・・。
「・・・いっってー・・・っ!!!!」
.
今良いところだったのに最悪!!!」
「何が良い所だよ!!
兄妹でそんなことしてんじゃねーよ!!」
「血繋がってないから良いんだもん!!」
今日も私がお兄ちゃんにそう叫ぶと、お兄ちゃんが怖い顔をもっと怖くして“お兄ちゃん”のことを睨み付けた。
「妹に手出してんじゃねーよ、エロ兄貴!!」
「うん・・・。」
お兄ちゃんにまたそう言われ、“お兄ちゃん”は困った顔で笑いながらお兄ちゃんのことをベッドから見上げている。
「来てくれてありがとう・・・。」
そんなお礼まで飛び出してしまい・・・
私はお兄ちゃんに・・・
お兄ちゃんに・・・
噛み付いた・・・。
言葉のとおり、噛み付いた・・・。
お兄ちゃんの腕に、噛み付いた・・・。
「・・・いっってー・・・っ!!!!」
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