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「麻美さん、何かやることありますか?」


17時まで残っている最後のパートの女性がわたしに声を掛けた。
私はパソコンのディスプレイから目を離し、その女性を見る。


「お疲れ様。今日も助かったわ?」


小学生の子どもがいる私より年上の女性に笑い掛け、そう答えた。


誰もいなくなった経理部。


少しだけ、何度か深呼吸をして、経理部にある時計を見た・・・。
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