97 / 214
7
7-5
しおりを挟む
そう告げて、椅子に座ったままわたしを見上げるこの人に、笑いかける。
大好きでした。
ずっと・・・
それは、たぶん、出会った時から・・・
ずっと、ずっと、大好きでした・・・。
わたしの心の中を満たす、この騎士のような人からもらった沢山のもの・・・。
それを胸に、明日からは1人で進んでいく・・・。
最後にまた深くお辞儀をして・・・
去っていく・・・。
歩き出そうとした、その時・・・
わたしの腕を少し強引に引いたと思ったら・・・
この人の胸の中・・・。
鋭い騎士のような目、そこに火傷をしてしまいそうなくらい熱い、熱が・・・
そんな目で、名前も知らないこの人が、わたしを見下ろす。
「うちの会社に、おいで。」
そう言ったこの人からは、少しだけ香るタバコの匂いがした・・・。
大好きでした。
ずっと・・・
それは、たぶん、出会った時から・・・
ずっと、ずっと、大好きでした・・・。
わたしの心の中を満たす、この騎士のような人からもらった沢山のもの・・・。
それを胸に、明日からは1人で進んでいく・・・。
最後にまた深くお辞儀をして・・・
去っていく・・・。
歩き出そうとした、その時・・・
わたしの腕を少し強引に引いたと思ったら・・・
この人の胸の中・・・。
鋭い騎士のような目、そこに火傷をしてしまいそうなくらい熱い、熱が・・・
そんな目で、名前も知らないこの人が、わたしを見下ろす。
「うちの会社に、おいで。」
そう言ったこの人からは、少しだけ香るタバコの匂いがした・・・。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
40
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる