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そう言って、ワッと泣き出してしまった。
少し落ち着くまで待ってみると、意を決したように話し始める。
「麻美先輩が退職してから、経理部は・・・うちの会社は大変で。
今の麻美先輩の会社に契約切られるかもって、社長が大騒ぎして。
それで、経理部の部長と先輩達が呼び出されて、麻美先輩に対して行っていた酷いことを聞いたみたいなんですけど・・・。」
愛ちゃんはまたポロポロと泣いてしまう。
「でも、先輩達が嘘ばっかり言って、麻美先輩が悪者みたいになっていって・・・。
でも、私は何も言えなくて・・・。」
「それは仕方ないわよ。
わたしだって、昔はあの先輩達には何も言えなかったから。」
「でも・・・他の部署からは、声が上がりました・・・。」
少し落ち着くまで待ってみると、意を決したように話し始める。
「麻美先輩が退職してから、経理部は・・・うちの会社は大変で。
今の麻美先輩の会社に契約切られるかもって、社長が大騒ぎして。
それで、経理部の部長と先輩達が呼び出されて、麻美先輩に対して行っていた酷いことを聞いたみたいなんですけど・・・。」
愛ちゃんはまたポロポロと泣いてしまう。
「でも、先輩達が嘘ばっかり言って、麻美先輩が悪者みたいになっていって・・・。
でも、私は何も言えなくて・・・。」
「それは仕方ないわよ。
わたしだって、昔はあの先輩達には何も言えなかったから。」
「でも・・・他の部署からは、声が上がりました・・・。」
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