【完】死神にウェディングドレスを

Bu-cha

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どうするんだよ、こいつら・・・。



「桃子、今度は何だよ面倒臭いババアだな。」



じいちゃんが何をしたのか、俺が中学で大暴れした事件は俺にとっては何事もなく終わった。
俺を止める時にげんこつをしただけで、その後じいちゃんから何も言われなかった。



俺はスッキリとした気持ちでいるのに、桃子がま~た面倒臭い感じで夜ご飯を食べていたので、俺は桃子の部屋に入った。



桃子はベッドの掛け布団の中に入っている。
頭まですっぽりと入っている。



それを見て、心の中で“マジで面倒臭いババア”と悪態をつく。
一応家族でなければ構わないようなババアだとも思いながら。



桃子のベッドに勢いよく座り、桃子を見下ろす。



頭も出さない桃子を。



「生き延びるんじゃなかったのかよ、桃子。」



「・・・生き延びるよ・・・絶対に・・・。」



その返事に満足をしていると、桃子は続けた。



「でもさ・・・厳しいよね・・・。
死神に、この世界は厳しい・・・。」



「死神だけじゃねーだろ、理子だって厳しそうだぞ?」



「そっか・・・。」



「真理だってそうだろ?」



「そうだね・・・。」



「みんな厳しいだろ、娘が死んだじいちゃんもばあちゃんも。
嫁さんが死んだ渡も。」



俺がそう言うと、掛け布団からやっと顔を出した。
全然可愛くない顔なのに目が真っ赤になっていて、もっと可愛くなくなっている。



「光一は・・・?
光一は、この世界は厳しい?」



そんなことを聞かれ、俺は即答した。



「いや、全然。何も、全く。」



.
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