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「・・・ハァ・・・ハァ・・・」
自分の呼吸を聞きながら、ダブルベッドに寝かせた“桃子”を抱き締める・・・。
強く・・・強く・・・抱き締める・・・。
“あの日”吸い込んだどこまでも甘い香り。
今日は酒臭くて・・・すげー酒臭くて・・・。
酔ってくる・・・。
その酒の匂いに、俺も酔ってくる・・・。
俺まで酔ってくる・・・。
それくらいだった・・・。
それくらい強烈で・・・
それくらい、破壊力抜群だった・・・。
初めてこんなに強く抱き締めた“桃子”は、破壊力抜群だった・・・。
破壊してくる・・・。
ずっと蓋をしていた俺の欲、その蓋を破壊してくる・・・。
「“桃子”・・・。」
目をギュウッと閉じながら、強く抱き締めた“桃子”の名前を呼ぶ・・・。
そしたら・・・
そしたら・・・
「光一・・・。」
と、“桃子”が俺の名前を呼び・・・。
俺の背中に、手を回した・・・。
そして、少しだけ・・・
少しだけ、抱き締められ・・・。
そんなことを、され・・・。
止まらなかった・・・。
止まらなくなった・・・。
蓋が破壊されたから・・・。
溜まりに溜まりまくった欲が、止まらなくなった・・・。
「・・・ンッ」
俺の唇を押し付けるように重ねた“桃子”の唇・・・。
柔らかくて・・・。
めちゃくちゃ、柔らかくて・・・。
「・・・ぁっ」
強引に入れた俺の舌が捉えた“桃子”の舌は、信じられないくらい甘くて・・・。
酒の香りの中、信じられないくらい甘くて・・・
痺れた・・・。
ビリビリと、痺れた・・・。
雷(かみなり)が落ちたような衝撃・・・。
それくらいの衝撃で・・・
俺は・・・
俺は・・・
俺は・・・。
自分の呼吸を聞きながら、ダブルベッドに寝かせた“桃子”を抱き締める・・・。
強く・・・強く・・・抱き締める・・・。
“あの日”吸い込んだどこまでも甘い香り。
今日は酒臭くて・・・すげー酒臭くて・・・。
酔ってくる・・・。
その酒の匂いに、俺も酔ってくる・・・。
俺まで酔ってくる・・・。
それくらいだった・・・。
それくらい強烈で・・・
それくらい、破壊力抜群だった・・・。
初めてこんなに強く抱き締めた“桃子”は、破壊力抜群だった・・・。
破壊してくる・・・。
ずっと蓋をしていた俺の欲、その蓋を破壊してくる・・・。
「“桃子”・・・。」
目をギュウッと閉じながら、強く抱き締めた“桃子”の名前を呼ぶ・・・。
そしたら・・・
そしたら・・・
「光一・・・。」
と、“桃子”が俺の名前を呼び・・・。
俺の背中に、手を回した・・・。
そして、少しだけ・・・
少しだけ、抱き締められ・・・。
そんなことを、され・・・。
止まらなかった・・・。
止まらなくなった・・・。
蓋が破壊されたから・・・。
溜まりに溜まりまくった欲が、止まらなくなった・・・。
「・・・ンッ」
俺の唇を押し付けるように重ねた“桃子”の唇・・・。
柔らかくて・・・。
めちゃくちゃ、柔らかくて・・・。
「・・・ぁっ」
強引に入れた俺の舌が捉えた“桃子”の舌は、信じられないくらい甘くて・・・。
酒の香りの中、信じられないくらい甘くて・・・
痺れた・・・。
ビリビリと、痺れた・・・。
雷(かみなり)が落ちたような衝撃・・・。
それくらいの衝撃で・・・
俺は・・・
俺は・・・
俺は・・・。
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