神狼転生~異世界で無双しようと思ったら弱かった~

たーちゃん

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命狙われてます。

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「ワン?ワォォン!!」
“狙われてる?どういうことですか?”

『ああ、すまんが、神狼フェンリルは清き者じゃ、
清き者と悪しき者は常に対立しとる。』

ああ、ここまでは普通だ。

『魔物は大抵が悪しき者じゃが、また、野生動物でもある。力量が測れるから自分より強ければたとえ清き者でも襲って来ん。
しかし、お主は神狼フェンリルといえどまだ幼体、しかもレベル1 ときたもんだ。
これは狙われない方が不思議じゃ。』

まじ、、かよ、、、。

第2の人生ーー神狼生フェンリルライフーーが一瞬で終わる気がした。

『まぁ、安心せい、我がついておる。
まずは【遠吠え】を使ってみい。
スキル使用“遠吠え”で使えるぞ。』

「ワン!ワン!ワォォン!!」
“スキル使用!!【遠吠え】!!”

そう唱えたーー吠えたーー瞬間、喉に何かが集まってくるのを感じた。

次の瞬間

ワァアォォオォウォォォン!!

ビリ!ビリ!

大地が揺れた。

『うむ、つかえるな、、これが“スキル”じゃ。』

うん、すごいが少し疲れたな。
ステータスを見るとMPが3減っていた。

「ワン!ワォォン」
“これに何の意味が?”

『うむ、神狼フェンリルというのは基本的に一体しかいないのじゃ』

まさかの俺一人!!と俺が驚いていると『しかし、ーー』と言って、神様が話を続けた。

『例外があってな、それは神狼フェンリルが死ぬ前の少しの期間と、神狼フェンリルがうまれて少しの期間は二体いるのじゃ』
神狼フェンリルというのは新しい神狼フェンリルが生まれると、古い神狼フェンリルは新しい神狼フェンリルにすべてを与えて死ぬ。これを繰り返して命を繋いで行くのだ』
『こうしないと亜神並の力を持っているものが溢れかえってしまい世界が壊れるからな』

へー、不思議だな。

『少し話がずれたがその【遠吠え】は新しい神狼フェンリルが古い神狼フェンリルを呼ぶための固有のスキルなのじゃよ。』

ほう、ならこれで安心してぐうたらできるということか。

『じゃが、安心は出来ん。古い神狼フェンリルは【遠吠え】使用後一ヶ月後きっかりに来る。それまでの間新しい神狼フェンリルは一人で生き抜き、悪しき者の残虐性、強き者、清き者のあり方、弱き者の心などを学ばなければならないのだ』

まじでかよ、、。
つまり一ヶ月間常に命を狙われながら、サバイバルをしなければならないのか。

『後1日はわしがお主を転生させた時にはった、結界がのこっている。明日から常に命を狙われる生活にはいるんじゃ、今日できることはしておくのじゃぞ』

こうして俺の異世界生活は始まったのだ。

てか、犬ーー神狼フェンリルーーめっちゃ大変じゃん!!
だれだよ!!楽そうとかいったやつ!!
でてこいよ!!

俺の心の叫びが心の中で木霊した。
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