非オタな僕が勇者に転生したら、オタな彼女が賢者に転生してサポート万全だった。

番外編 登場人物紹介

ブレッザ王国で出会った人々

　異世界の人々

　|ブレッザ王国のトゥルーラ王|
　《ぶれっざおうこくのとぅるーらおう》
　自然を愛し、国民を愛している。
　環境を重視つつ、国民が住みやすい国を
　目指して、
　法律を作り、風通しがよく自然豊かな国を実現
　した。
　戦争は好きではないものの、それに備えて軍備
　にも力を入れ、騎士団をつよくしたいと
　考えていたところ、アツが柔道を見せたことで
　しっくりきたようだ。

　|ブレッザ王国の案内役兵士|
　《ぶれっざおうこくのあんないやくへいし》
　案内役の兵士は報告もした後、すぐにユウたちの
　元に行った。
　めっちゃ本当は疲れていたが、そんなことは
　見せずにユウたちの質問に答えたり、王の間
　まで案内した。
　アツとは柔道を目の前で見ていたため、
　教育役のはサポートに任命されたとか。
　なんせアツが教えるのが下手なので苦労は
　まだ続く。

　クラスメイト

　|切道　敦柔|《きりみち　あつやす》
　アツ・ヤス　高校二年生　柔道部　部長
　柔道一筋で生きている柔道家。
　勉強はてんでだめだが、一生懸命やっている。
　熱血で、情熱は一番。暑苦しいと言われるほど。
　真っ直ぐで言うことはいわずにいられない性格。
　余計なことを言って、相手を怒らせてしまい、
　反省することも多い。
　異世界転生時は、目の前に魔物が現れたが、
　見事な柔道技で投げ飛ばした。
　格闘家として冒険者をしている。

　災い

　|風の災い　ヴェント|
　《かぜのわざわい　ゔぇんと》
　初代王が作った風操石ふうそうせきが
　魔物化した。
　災いと呼ばれる由縁はよく分かっていないが、
　世界には五つの災いが存在するとされている。
　そのうちの一体。
　語尾に「のー」とつけて話す。
　いつも楽しげにして、風の玉を両手に
　浮かせている。
　形はあるものの、実体があるわけではなく、
　風のかたまりである。