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生徒会発足式②
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「あー、と。俺は昨年度に引き続き生徒会顧問を務める南條 巳波だ。よろしく。それじゃ、これより新生徒会発足式を始める。
生徒会長 龍ケ崎 蓮
生徒会副会長 紫柳 光
生徒会会計 間宮 怜
生徒会書記 一ノ瀬 累
生徒会庶務 桐崎 陵
壇上に上がれ。」
一斉に声が上がる
「龍ケ崎 蓮だ。この学園をより良く出来るよう努力する。先ずは新歓だ。楽しみにしておけ。」
最後に口先を上げる。すると歓声が上がってうっとりする生徒までいる。
そして、僕。
「紫柳 光です。副会長として生徒会長を支えていこうと思います。
よろしくお願いします。」
自分の武器は分かっている。
ちょこっと首を傾げさりげなくニコッと笑う。一気に甘い空気になり、僕は今回も成功したなと内心安心しながら蓮のいる方へ戻る。
「おい、やり過ぎだろ。何人かトイレに駆け込んでったぞ。」
「そうですか?なら成功ということで。」
蓮に言われた通り、何人かアリーナの端にあるトイレに駆け込んで行った。まぁ、実は女でした何て言える訳もない。この武器は使わなければな。
「どーも!間宮 怜でーす!よろしく!俺も新歓楽しみにしてるよー!」
コイツは一言で言うとチャラ男。
何故か本当の自分を隠そうと必死になっていつもニコニコしている。あまり僕とは話が合わない奴だ。
「一ノ瀬 累。よろしく。」
コイツは自己紹介の通り、口数が少ないとてもマイペースな美少年という感じ。文で話そうとすると詰まることが多々ある為、このように口数が減ったり、単語の区切りで話す事が多い。
「生徒会庶務になりました、桐崎 陵です。よろしくお願いします。」
コイツは唯一の常識人。いつも僕と後始末を任される。腕っぷしも良いので、どちらかと言うと風紀委員会との橋渡し的な役割を担うと思う。風紀委員長と同じクラスみたいだし。
と、生徒会役員はこんな感じかな。
「よし次!風紀委員会だ。風紀委員会顧問の相川先生はちょっと不在中だから俺が紹介する。
風紀委員長 大神 煌
副委員長 結城 亨
だ。」
風紀委員会は高校1年の時に風紀委員会から推薦を受けて入る。
どのように決めているのかよく分からないが、喧嘩はとっても強く、前風紀委員長も認めていたと言う。
「大神 煌だ。よろしく。」
コイツは蓮とは違ったオレ様風だ。あまり話したことはないが、威圧感がハンパない。しかし、人を見る目は確かなもので、生徒会役員と同じくらい人気がある。
「結城 亨です。よろしくお願いします。」
この人は何というか……大神煌の犬?みたいな感じだ。いっつも後ろを付いていて、なんか気味が悪い。
「じゃあ、今期もよろしく。」
南條が生徒会発足式を締めて僕達は壇上から降りる。
その間も歓声やら拍手が起こって少し気分が良い。
生徒会長 龍ケ崎 蓮
生徒会副会長 紫柳 光
生徒会会計 間宮 怜
生徒会書記 一ノ瀬 累
生徒会庶務 桐崎 陵
壇上に上がれ。」
一斉に声が上がる
「龍ケ崎 蓮だ。この学園をより良く出来るよう努力する。先ずは新歓だ。楽しみにしておけ。」
最後に口先を上げる。すると歓声が上がってうっとりする生徒までいる。
そして、僕。
「紫柳 光です。副会長として生徒会長を支えていこうと思います。
よろしくお願いします。」
自分の武器は分かっている。
ちょこっと首を傾げさりげなくニコッと笑う。一気に甘い空気になり、僕は今回も成功したなと内心安心しながら蓮のいる方へ戻る。
「おい、やり過ぎだろ。何人かトイレに駆け込んでったぞ。」
「そうですか?なら成功ということで。」
蓮に言われた通り、何人かアリーナの端にあるトイレに駆け込んで行った。まぁ、実は女でした何て言える訳もない。この武器は使わなければな。
「どーも!間宮 怜でーす!よろしく!俺も新歓楽しみにしてるよー!」
コイツは一言で言うとチャラ男。
何故か本当の自分を隠そうと必死になっていつもニコニコしている。あまり僕とは話が合わない奴だ。
「一ノ瀬 累。よろしく。」
コイツは自己紹介の通り、口数が少ないとてもマイペースな美少年という感じ。文で話そうとすると詰まることが多々ある為、このように口数が減ったり、単語の区切りで話す事が多い。
「生徒会庶務になりました、桐崎 陵です。よろしくお願いします。」
コイツは唯一の常識人。いつも僕と後始末を任される。腕っぷしも良いので、どちらかと言うと風紀委員会との橋渡し的な役割を担うと思う。風紀委員長と同じクラスみたいだし。
と、生徒会役員はこんな感じかな。
「よし次!風紀委員会だ。風紀委員会顧問の相川先生はちょっと不在中だから俺が紹介する。
風紀委員長 大神 煌
副委員長 結城 亨
だ。」
風紀委員会は高校1年の時に風紀委員会から推薦を受けて入る。
どのように決めているのかよく分からないが、喧嘩はとっても強く、前風紀委員長も認めていたと言う。
「大神 煌だ。よろしく。」
コイツは蓮とは違ったオレ様風だ。あまり話したことはないが、威圧感がハンパない。しかし、人を見る目は確かなもので、生徒会役員と同じくらい人気がある。
「結城 亨です。よろしくお願いします。」
この人は何というか……大神煌の犬?みたいな感じだ。いっつも後ろを付いていて、なんか気味が悪い。
「じゃあ、今期もよろしく。」
南條が生徒会発足式を締めて僕達は壇上から降りる。
その間も歓声やら拍手が起こって少し気分が良い。
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