異世界もの小説(仮)

外谷狭現

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第二話

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(そうだ。確か教室を出ようとしたときに眩暈がして・・・)
 
時間が経って少し落ち着いてきた。
自分の持っている知識で、今の状況を理解しようとする。
 
「ここは・・・異世界なのか?」
 
いままで読んできた本の中で、最も今の状況に近い話は、異世界ものの小説だろう。
 
(それならさっき見えたおかしな生物は話によくでてくるゴブリンなのか?)
 
一度そう思ってしまうと、それ以外の考えが思いつかない。
 
(それが本当ならここは危険だ。どこか安全な場所は・・・)
 
もう一度周りを見渡す。
よく見ると少し離れているところに、小さな木の小屋がある。
 
(平原の真ん中に立っているよりは安全だろう。)
 
そう思い、小屋へと走っていく。
 


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8月24日 少し内容を変更しました。
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