まちがいさがし〜愛されているのは誰？〜

1章 〜異世界編〜

カレンの裏？

「……………。」綺麗…


　「おいっ！なんだよだんまりして、そんなに我とよろしくしたくないのか。」
　エティは、少し拗ねたようにそういった。

　ぼそっ「大の大人がすねるふりすんな、キモい。」

　ビクッ！　ぼそっ「す、すまんっ。」

　そんな、カレンとエティのやりとりを聞き逃していた私は、

　はっ！
　ヤバイ、、エティの笑顔に身惚れてしまった。身惚れていたなんてバレたら絶対馬鹿にするだろうから、
　「ううん。そんなことないよ、よろしく。私は、蓮香だよ。蓮香でいいよ。」
　焦っているのを悟られないようにそういった。
　
　すると、
　「それじゃあ、自己紹介もしたことだしご飯食べましょう？お腹すいたでしょう？」と、カレンが言った。
　
　ぐう～　　……　

　「ううっ～。」恥ずかしい。お腹なった。
　「クスクス。」
　「カ～レ～ン～。笑わないでよ～。恥ずかしいんだから。」
　「ごめんなさいね。蓮香が可愛くて。」
　うっ、「カレンの方が可愛いよ…」恥ずかしい。絶対からかってるよ、カレン。
「そんなことないわ。でも、蓮香に褒められるなんて嬉しいわね。」カレンがそう言って可愛く笑った。
　かわっ、やばい、カレンかわいすぎっ

　「おいっ、さっさと飯食べに行くぞ。我もお腹すいているんだ。そもそも飯を食べるために呼びに来たんだよ。」
　エティが少しイライラしたようにいった。
　「チッ。」えっ？カレンが、舌打ちした？聞き間違いだよね？…

「それじゃあ、行きましょうか。」とカレンがさっきの表情が嘘のように可愛いらしく笑った。


　………。えっ、どっち？