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36話 馬車の中、触れる
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「エーヴァ、ありがとう」
帰りの馬車でバーツ様から感謝されたのを「バーツ様自身の力です」と返した。
「急にとはいかないけど、少しずつ関わってみるよ」
「ええ」
和解、とは言えてもすぐに仲が改善されるわけではない。あの後お互い別々に社交を楽しんだ。ただ御両親が銀細工を身に付けていたからか、周囲の銀細工への興味が増したように思う。私たちへの声かけも多く、御両親のように家紋を意識した銀細工への要望もよく聞いた。御両親もバーツ様の銀細工を褒めていたし幸先は良さそう。
「エーヴァ?」
「あ、はい。なんでしょう?」
「いや、なにかあったかなって」
鋭い。
私が顔に出しすぎていただけかもしれないけど、それにしたってバーツ様は察しがよすぎる。
「すみません。大したことではなくて」
「誰かに嫌なこと言われた?」
「いいえ。違うんです」
「エーヴァがよければ話して?」
ずっと話を聞いてくれたから、その分返したい。
バーツ様の言葉にぎゅうと胸の奥が苦しく軋む。
「……とてもくだらないことですが」
「エーヴァのことでくだらないことはないよ」
「呆れると思います」
「仮に呆れたとしても、僕はエーヴァが好きなままだよ」
バーツ様は優しい。ぐっと手に力を入れて一つ息を吐く。
「……ディーナ様に勝てません」
「ループト公爵令嬢?」
「ディーナ様は……人格も素晴らしく仕事も完璧で……とても敵いません」
バーツ様が公爵家を出た後に手を差しのべ銀細工師として立場を確立してくれた。今回も間にたって長年親交のなかった御両親と和解への一歩を踏み出すきっかけをくれた。話していて分かる。ディーナ様は一緒にいるだけで他者の心をあたたかくしてくれる方だ。とても眩しい、太陽のような人。
「彼女とエーヴァは全然違う」
分かっている。けど、どうしても比べてしまう。
「憧れているの?」
「そう、かもしれません」
シャーリー様もだけど、ディーナ様にも憧れていて、追いかけても届かないからこそ、ああなれたらいいなと思っているのかもしれない。
「ディーナ様はバーツの才能をいち早く見抜き立場を保護し、銀細工師筆頭と伯爵位という立場も与えてくださいました。バーツを助けてくださった」
あの頃の私はバーツ様の銀細工を持って想うだけの日々だった。私はバーツ様が一番苦しい時に助けられず、銀細工だけを本気で集中することすら考えてもいない。その時ディーナ様は自身の仕事もこなしながらバーツ様を救った。その視野の広さや行動力が羨ましい。
「……それって焼きもち?」
「え?」
「僕を銀細工師筆頭にしたことで特別になった。本当はエーヴァが僕を助けたかった、みたいに聞こえたけど」
「それは……」
「動けた彼女に焼きもち焼いたのかなって」
「焼きもち」
「そうだと嬉しい」
それに、とバーツ様が力強い光を持つ瞳で応える。
「エーヴァはとっくに僕の特別だから」
ディーナ様にはいいところで妹程度の情しかない、と静かに語る。
「エーヴァは自分の力が足りないと思ってるのかもしれないけど、僕はエーヴァに助けられてる。それに、欠点があったとしてもそれも魅力だと思うよ」
「本当、ですか?」
「うん」
御両親への銀細工を作ろうと思ったのも、そのデザインを御祖父様がかつて作ったものにしようと思ったのも、私がいたからだと言う。銀細工作りに目を輝かせ集中する私を見て楽しく作りたいと思った。
私がいれば御両親に向き合えると思ったから社交的に出ようと思った。私がいれば勇気が生まれる、とまで言われて褒められすぎて顔が熱くなる。
「正直、そんなにループト公爵令嬢を意識してるとこっちが焼けてくる」
「バーツが?」
「そう。こっちは振り向かせたくて躍起になってるんだからね?」
さりげなく距離近くするようしたり、二人の時間を多くとりたいがために銀細工の時間を延ばしてみたり。
失礼ながら可愛いことをしていると思った。
ふふ、と笑うと、バーツ様が「僕は本気で真面目にやってる」と念を押される。
「そんな……私、とっくに振り向いて……」
「ん?」
ずるりと失う恐怖が登る。けど前より軽い。
バーツ様の期待が見え隠れする瞳の輝きをきちんと見ることができた。
「エーヴァ、触れてもいい?」
「…………はい」
緊張が走る。
ゆっくり伸びてくるバーツ様の手が私の頬に触れても恐怖は増さなかった。震えもせず温もりを受け入れる。
「怖くない?」
「…………はい」
「おかしいところは?」
「ないです」
安心したのか目が細められた。
バーツ様の喜びが伝わって、恥ずかしさが胸の内側からぶわっと広がる。怖さなんてどこへやら、触れられている頬から熱さが全身に回る。
「僕はエーヴァを裏切らない」
「……はい」
「エーヴァは特別だから」
「はい」
都度言葉で私を安心させてくれる。失う未来が怖くても大丈夫だと伝えてくれて、その気遣いが嬉しい。
「うん」
するりとバーツ様の手が離れる。
「あ……」
「今日はここまで、ね?」
「あ……はい」
名残惜しいと思ってしまった。
「エーヴァの負担もあるからゆっくりやるよ」
「……はい」
無性に抱きしめたい衝動に駆られる。
いけない。はしたないわね。
「……本当は前みたく抱きしめたいけど」
「えっ?!」
心を読まれたと思ったけど、そうではないらしい。
バーツ様は今、手で触れるだけで足りないと。
「私と、同じ」
「え?」
「あっ……」
声にしてしまった。
手で口許を覆っても手遅れだ。
「エーヴァ、今のって」
「旦那様」
馬車の扉を叩かれ、バーツ様の言葉が途切れる。
バーツ様は一息吐いて外に返事をした。
「ああ……エーヴァ、行こう」
「はい」
よかった。
これ以上追及されたら私も自分がどうしたらいいか分からなくなる。
こんなに恋愛が苦手だとは思わなかった。
帰りの馬車でバーツ様から感謝されたのを「バーツ様自身の力です」と返した。
「急にとはいかないけど、少しずつ関わってみるよ」
「ええ」
和解、とは言えてもすぐに仲が改善されるわけではない。あの後お互い別々に社交を楽しんだ。ただ御両親が銀細工を身に付けていたからか、周囲の銀細工への興味が増したように思う。私たちへの声かけも多く、御両親のように家紋を意識した銀細工への要望もよく聞いた。御両親もバーツ様の銀細工を褒めていたし幸先は良さそう。
「エーヴァ?」
「あ、はい。なんでしょう?」
「いや、なにかあったかなって」
鋭い。
私が顔に出しすぎていただけかもしれないけど、それにしたってバーツ様は察しがよすぎる。
「すみません。大したことではなくて」
「誰かに嫌なこと言われた?」
「いいえ。違うんです」
「エーヴァがよければ話して?」
ずっと話を聞いてくれたから、その分返したい。
バーツ様の言葉にぎゅうと胸の奥が苦しく軋む。
「……とてもくだらないことですが」
「エーヴァのことでくだらないことはないよ」
「呆れると思います」
「仮に呆れたとしても、僕はエーヴァが好きなままだよ」
バーツ様は優しい。ぐっと手に力を入れて一つ息を吐く。
「……ディーナ様に勝てません」
「ループト公爵令嬢?」
「ディーナ様は……人格も素晴らしく仕事も完璧で……とても敵いません」
バーツ様が公爵家を出た後に手を差しのべ銀細工師として立場を確立してくれた。今回も間にたって長年親交のなかった御両親と和解への一歩を踏み出すきっかけをくれた。話していて分かる。ディーナ様は一緒にいるだけで他者の心をあたたかくしてくれる方だ。とても眩しい、太陽のような人。
「彼女とエーヴァは全然違う」
分かっている。けど、どうしても比べてしまう。
「憧れているの?」
「そう、かもしれません」
シャーリー様もだけど、ディーナ様にも憧れていて、追いかけても届かないからこそ、ああなれたらいいなと思っているのかもしれない。
「ディーナ様はバーツの才能をいち早く見抜き立場を保護し、銀細工師筆頭と伯爵位という立場も与えてくださいました。バーツを助けてくださった」
あの頃の私はバーツ様の銀細工を持って想うだけの日々だった。私はバーツ様が一番苦しい時に助けられず、銀細工だけを本気で集中することすら考えてもいない。その時ディーナ様は自身の仕事もこなしながらバーツ様を救った。その視野の広さや行動力が羨ましい。
「……それって焼きもち?」
「え?」
「僕を銀細工師筆頭にしたことで特別になった。本当はエーヴァが僕を助けたかった、みたいに聞こえたけど」
「それは……」
「動けた彼女に焼きもち焼いたのかなって」
「焼きもち」
「そうだと嬉しい」
それに、とバーツ様が力強い光を持つ瞳で応える。
「エーヴァはとっくに僕の特別だから」
ディーナ様にはいいところで妹程度の情しかない、と静かに語る。
「エーヴァは自分の力が足りないと思ってるのかもしれないけど、僕はエーヴァに助けられてる。それに、欠点があったとしてもそれも魅力だと思うよ」
「本当、ですか?」
「うん」
御両親への銀細工を作ろうと思ったのも、そのデザインを御祖父様がかつて作ったものにしようと思ったのも、私がいたからだと言う。銀細工作りに目を輝かせ集中する私を見て楽しく作りたいと思った。
私がいれば御両親に向き合えると思ったから社交的に出ようと思った。私がいれば勇気が生まれる、とまで言われて褒められすぎて顔が熱くなる。
「正直、そんなにループト公爵令嬢を意識してるとこっちが焼けてくる」
「バーツが?」
「そう。こっちは振り向かせたくて躍起になってるんだからね?」
さりげなく距離近くするようしたり、二人の時間を多くとりたいがために銀細工の時間を延ばしてみたり。
失礼ながら可愛いことをしていると思った。
ふふ、と笑うと、バーツ様が「僕は本気で真面目にやってる」と念を押される。
「そんな……私、とっくに振り向いて……」
「ん?」
ずるりと失う恐怖が登る。けど前より軽い。
バーツ様の期待が見え隠れする瞳の輝きをきちんと見ることができた。
「エーヴァ、触れてもいい?」
「…………はい」
緊張が走る。
ゆっくり伸びてくるバーツ様の手が私の頬に触れても恐怖は増さなかった。震えもせず温もりを受け入れる。
「怖くない?」
「…………はい」
「おかしいところは?」
「ないです」
安心したのか目が細められた。
バーツ様の喜びが伝わって、恥ずかしさが胸の内側からぶわっと広がる。怖さなんてどこへやら、触れられている頬から熱さが全身に回る。
「僕はエーヴァを裏切らない」
「……はい」
「エーヴァは特別だから」
「はい」
都度言葉で私を安心させてくれる。失う未来が怖くても大丈夫だと伝えてくれて、その気遣いが嬉しい。
「うん」
するりとバーツ様の手が離れる。
「あ……」
「今日はここまで、ね?」
「あ……はい」
名残惜しいと思ってしまった。
「エーヴァの負担もあるからゆっくりやるよ」
「……はい」
無性に抱きしめたい衝動に駆られる。
いけない。はしたないわね。
「……本当は前みたく抱きしめたいけど」
「えっ?!」
心を読まれたと思ったけど、そうではないらしい。
バーツ様は今、手で触れるだけで足りないと。
「私と、同じ」
「え?」
「あっ……」
声にしてしまった。
手で口許を覆っても手遅れだ。
「エーヴァ、今のって」
「旦那様」
馬車の扉を叩かれ、バーツ様の言葉が途切れる。
バーツ様は一息吐いて外に返事をした。
「ああ……エーヴァ、行こう」
「はい」
よかった。
これ以上追及されたら私も自分がどうしたらいいか分からなくなる。
こんなに恋愛が苦手だとは思わなかった。
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