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Hello! Do you like sake?
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人々は次々とやってきた。
「純米酒下さい」
「一番高い酒ってどれです?」
「辛目のやつ出してくれ」
客たちの対応に追われながらも、普段見ることのない酒を飲む客たちの顔を見るのは新鮮だった。その時、
「王子ぃ! 写真撮って」
見ると五十代のおばさん二人が泉川を囲んでいる。
「勿論ですよ、お姉さん。徳明君写真撮って」
はいと言いながら笑顔のスリーショットをスマホに収める。撮れましたとスマホを女性客に返した。女性は写真を確認し、嬉しそうに泉川と握手し、大吟醸を一本お買い上げ頂いて帰っていった。
「潤、王子っていうのは?」
「ああ、和は初めてだから驚いただろう。泉川さん飲み歩きイベント皆勤賞でさ、いつの間にか固定ファンが出来たんだ。SNSもやっててフォロワーも結構いて神河酒造の王子様って呼ばれてるんだ」
そんな話をしている最中も
「お姉さん、貴方のような可憐な方にはこの上品でまろやかな純米吟醸が似合います」
と酒を注いでいた。女性も満更でもないらしく飲む前から顔が赤くなっている。あの人営業向きだなと思った。営業職落ちまくったが、あの人を見ていても比較する気も起きない。むしろ清々しい気分がしてくる。
その時、大柄でリュックを背負った外国人男性とサングラスをかけた女性が声を掛けてきた。
「Can I another sake please?」
(もう一杯酒を頂けますか?)
えっとと英語が苦手だった俺が目を白黒していると
「Of cource!」
(もちろんです!)
常盤が元気よく彼らに酒を注いだ。
「"Junmaisyu" is sake made only with rice, koji and water」
(純米酒は米と麹と水だけで作られているんですよ)
と英語で流暢に言った。
「Sake is good!」
常盤が生き生きと説明を続けていた。
「すごいな、常盤さん。何言ってるかわかる?」
「旨いって言ってることだけはわかる」
英語が丸っきりダメな俺と稲里は羨望の眼差しで常盤を見つめた。
「純米酒下さい」
「一番高い酒ってどれです?」
「辛目のやつ出してくれ」
客たちの対応に追われながらも、普段見ることのない酒を飲む客たちの顔を見るのは新鮮だった。その時、
「王子ぃ! 写真撮って」
見ると五十代のおばさん二人が泉川を囲んでいる。
「勿論ですよ、お姉さん。徳明君写真撮って」
はいと言いながら笑顔のスリーショットをスマホに収める。撮れましたとスマホを女性客に返した。女性は写真を確認し、嬉しそうに泉川と握手し、大吟醸を一本お買い上げ頂いて帰っていった。
「潤、王子っていうのは?」
「ああ、和は初めてだから驚いただろう。泉川さん飲み歩きイベント皆勤賞でさ、いつの間にか固定ファンが出来たんだ。SNSもやっててフォロワーも結構いて神河酒造の王子様って呼ばれてるんだ」
そんな話をしている最中も
「お姉さん、貴方のような可憐な方にはこの上品でまろやかな純米吟醸が似合います」
と酒を注いでいた。女性も満更でもないらしく飲む前から顔が赤くなっている。あの人営業向きだなと思った。営業職落ちまくったが、あの人を見ていても比較する気も起きない。むしろ清々しい気分がしてくる。
その時、大柄でリュックを背負った外国人男性とサングラスをかけた女性が声を掛けてきた。
「Can I another sake please?」
(もう一杯酒を頂けますか?)
えっとと英語が苦手だった俺が目を白黒していると
「Of cource!」
(もちろんです!)
常盤が元気よく彼らに酒を注いだ。
「"Junmaisyu" is sake made only with rice, koji and water」
(純米酒は米と麹と水だけで作られているんですよ)
と英語で流暢に言った。
「Sake is good!」
常盤が生き生きと説明を続けていた。
「すごいな、常盤さん。何言ってるかわかる?」
「旨いって言ってることだけはわかる」
英語が丸っきりダメな俺と稲里は羨望の眼差しで常盤を見つめた。
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