100回転生を繰り返した大大大賢者は新スキル全知全能(ゼウス)で大当たりの人生を送る!

時雨悟はち

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プロローグ

お前ら…こんなところに…/親で無双ってあるよね!

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『転生』



それは魂が次の人生を進む際にレベル以外のすべての能力を引き継ぐという、人生一度では手に入れられないような究極のスキルだ。

それは例え一度転生しても、百回転生をしても消えない。正に『限りなき探究心』と言える。

だが、存在してる以上持ってないやつがいないわけではない。



「……そう、いないわけではないが、図々しすぎるやつならいる」



そう言って俺の顔を除く一人の老けたおじーさん。



「な、なんだよ~、そんなジロジロ見ても色気しか出ねーぜー」



と、前回の転生先のナイスバディをこれでもかと見せつける。



「…やめろ、気持ち悪い…」

「何がだよ!すっげぇそそられる体じゃんかよ!」

「いや、お前仮にも中身じじいだからな」



むすっとした顔をしてみるが、どうやらこのじじいにはこの魅力がわからないそうだ。



「して、これでめでたく人生100回目になるわけなんだが…」

「え?そんな転生してたか~。いや~何回も何回もしてっと時間感覚バグっちまうんだわ、あっはは」

「そんなお前に朗報だ」



と、俺の話に興味ありませんと言わんばかりに話の腰を折りに折ってくるじーさん。



「…全く、俺はじーさんなんかじゃなく立派な転生神だぞ」

「へいへ~い」



と、興味なさそうに言う。媚を売ろうがどうしようが転生先はランダムだからな。期待はしない!それが転生の基本だ。

一番最初に教えられたことがこれだったときはショックだったがな!



「して、朗報ってのはなんだい?」

「なんと、人生100回目に突入すると」



その言葉に俺はわざとらしく「ごくり…」という。



「『助長の覇気』がついてきま~す。いえーパンパカパーン」



と、俺としては飛び上がりそうな報告をしてきた。



「うぇっえ!えっ!マジで!?」

「と言っても、お前の場合確率回収だがな…」

「あ、確かに…」



「助長の覇気」転生者に対し超超超低確率で与えられる「覇気」というオーラだ。



「お、俺が100の人生を繰り返しても手に入れられなかった…あの助長の覇気が…くうぅ…これで両親もエリートだったら…ぐへへ…」

「はあ、欲望だだ漏れすぎだ。もうちょい隠そうとしろよな…」

「でも間違ったことは言ってねぇぞ!」



この世界は無情にも家計によってどうなるか決まる。

いい血といい血のハーフなら力を余すことなく伝えることができる。逆に、片方がエリートでも片方が奴隷とかだった場合、その時は力の4分の1さえも伝えることができなくなる。そういう意味で、産まれてくる家はとても重要なのだ。



「ん、じゃあ始めるぞ~」

「え、なんかはやいし軽くな…」



と、言い切る間もなく意識は遠のいていったのだ…。







眩しい…眩しすぎるっ!



「わあ!やったね!ピディ!僕らの子だよ!」

「ええ…アーサー…やったわ…」

「…」



けっ!リア充爆発しろ…え?



「おめでとうございます。アーサーさん、ピディさん。お二人の子だけあって…期待はとてつもないものになりそうですね」



う、うっそだろ…おいおい…まじかよ…。

俺の新しい両親である二人の説明をしなければならなくなってしまった。

ピディ、かつて「妖艶の毒女」と言われた魔法使いで間違いない実力と知識を持っているにも関わらず、魔道士にはならず常に魔法使いとして現役活躍してきた…と伝えられている魔法使いである。

理由は簡単。誰も、見たことがある人はいないのだ。だから本当かどうかは誰にもわからない。俺と、「聖騎士特等」アーサー以外には。

アーサー。一時荒れていた時代には「剣豪」とも呼ばれた最強の剣士。その持ち前の頭とそれに伴う技術と力で聖騎士の最上位の「聖騎士特等」にまで上り詰め、いまではURクエスト担当のようになっている。

そして、俺はこいつらのことを知っている。なぜなら…。



(前前回の人生でお前らのリーダーだった、なんて…いえねぇよな…)



こいつらとは約200年前に「英雄兵·ヨルナガ」というパーティーを組んでおりこのパーティーは1000年来の魔神王を倒したという神話にも載ったいわばエリートパーティーである。で、そのときにパーティーリーダーだったのが当時アルタイルという名だった俺だった。



「では名前を」



ああ、そういえばこれで決まるんだっけか?初期値は。

親が子に名前をつけたときに、そいつの能力がどうなるかとかが決まるって聞いたことがある。



本当かどうかは見たことないから知らない!

ずっと俺が自分で名前をつけてたからな!



「じゃあ…アーサー、『ルパン』なんてどうかしら?」



え?

待て待て!俺は今から神賢者になるつも



「ピディが決めた名前だ!反対するわけがないだろ!」



えぇ…。

俺盗賊とかにならんよな…?



と思ってた矢先、体を2つの魔力が包み込んだ。この神々しいのはアーサーので…。……。

このドスッ黒いのはきっとピディのだろう。なんと絵に書いたような陰と陽なんでしょうか。



「ではこちらに」



さっきから思ってたんだけど、この看護師のねーちゃん素っ気ないな~。俺ら子供の可愛さがわからんのかっ!え!?



「では、ステータス確認をして参りますのでしばらくお待ち下さい」



待ってー!助けてーお母さーん!

と、無情にも話せないおれはおぶられるまんま診断室に入った。



「…よし、大丈夫そうかな」

「…え?」

「ごめんね、僕、意外と重かったでしょ?」



しばらく呆気にとられたあと、彼女は泡を吹いて倒れたのだった。







その後、大きな音を聞いた別の看護師が急行。倒れた看護師をおぶって別の看護師にステータス確認をしてもらったのだけど…。

その後二人ほどに倒れられました。なんででしょう。

そう思い目を盗みステータスを確認すると、



〘ルパン·リザベア Lv,18★★★★★★★★★★★★★★★ 職業 賢者 肩書 天変地異の神賢者

HP 869400000000億

MP 90000000000000億

ATKアタック 1950 MATKマジックアタック 

9800該 AMアーマー6480 MAMマジックアーマー6634000該

初期経験点 629億 引き継ぎ点628億9900万 ボーナス点100万

スキル、神賢者の知恵 悪魔の血 天使の血 神話の力 堕ちし神 聖騎士のオーラ 不敵な魔道士 下剋上破り 数多の人生 龍道 種の英知 念密な勇者 大胆なマジシャン…etc



苦手分野、なし

得意分野、オール



ボーナス点

経験値500000、全パラメータプラス1000、主要スキル継承〙



…なんだろう、親無双するのやめてもらっていいですか?

なんだこのふざけたパラメータ…全パラメータ1000プラスされてるとか初めてなんだが…。

経験点に関しては自業自得出し、せっかくならこの人生で使ってやろうとは思ってる。にしてもだ…。

そりゃぶっ倒れるわけだ。

ちなみに初期能力しか見えていないがそれでもこれは倒れてもいいぐらいの初期能力だった。



結局、これ以上倒れたら病院側が持たないとのことで返された。



「ステータス見たかったな~」などと話すが、見たら見たできっと雷が落ちた程の衝撃を受けるんだろうな…と思う俺だった。
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