10 / 47
第10話
しおりを挟む
鏡花が食卓と案内した部屋には、机が一卓しかなかった。
ただしその一卓は馬鹿馬鹿しいほどに長く、向かい合って三〇名は座れる大きさだ。椅子ももちろん三〇脚。しかし純白のテーブルクロスの敷かれた巨大な机を囲んでいたのは、奥のほうに座る数名の男女のみ。大半が空席だった。
「上倉くんの席はあちらです」
鏡花が示したのも、人の密集している奥の席。慧としては座る位置にこだわる理由もない。言われるがまま先客たちに寄っていく。
先客は三人いた。彼らの注目を浴びながら背もたれの長い椅子を引き、慧は腰をおろした。机に並べられていた夕食に目を落とす。
「これは……」
彼は正式な名称は知らないが、とにかく華やかで豪勢な、飾り物にも見える様々な料理が食卓を彩っていた。目の前には一枚の取り皿があり、皿の両端にナイフとフォークが置かれている。
慧が座るのを待ってから、隣に座る俊平が食事を再開した。
「車も人間も、燃料の質によって性能に顕著な差が生じると僕は考えている。人間にとって燃料とは食事。働かせるなら、質は高ければ高い方がいい。上倉、この家の燃料は最高さ。断言してもいい。ここの味を知ったら、外の食事では満足できなくなるよ」
「それほどか」
「それほどのシェフを何人も集めたらしいからね。おかげで、僕たちもすっかり舌が肥えてしまった」
「……そうか」
与えられた料理の価値を知れば知るほどに、慧の食欲は失せた。
それは理性による反応だ。
彼の本能は、夢にまで見た豪勢な光景を前に抗いようもなく喉を鳴らす。
物心ついた頃から、慧は粗末な食事を生きるためだけに摂ってきた。マナーなど厭わず、ただひたすらに貪りたいという欲求が荒波となって押し寄せる。
その興奮を、冷静さを保つ理性が諭す。
自分だけが贅沢して良いのか。
――〝彼女〟に対して申し訳ないと思わないのか?
「どうしたのよアンタ。食べないの?」
向かい側にいた琴乃が、不機嫌そうに尋ねる。
「いや、そういうわけじゃないが……」
「世話の焼ける奴ね。こういうときは変に遠慮するほうが失礼ってわからない? わからないなら学びなさい。はいコレ。黙って食べなさい」
琴乃は慧の取り皿を強引に奪い、頼んでもいないのに勝手に料理を盛った。
彼女が選んだのは最も値が張りそうな、やたらと厚みのある焼き目のついた肉料理だ。
――ああ、そうか。きっとこれが、ステーキと呼ばれる料理なんだな。
実物を見るのは初めてだったが、慧も存在は知っている。アジトで読んでいた多くの本で、大層美味であると語られていた。
コレが幻の料理であると知るなり、彼の本能が耳の内側で誘惑を囁く。
慧が人間である以上、食欲からは逃れられない。コレ以外に食料を与えられないのであれば、生きるためにはコレを口にするしかない。琴乃のいう礼儀上の理由ももっともだ。
言い訳めいた決断には嫌気がさした。
だが、盛られた料理に手をつけないのも不審だ。それを道理が通っている理由だと理性を説得して、慧は手にしたフォークを一口サイズに切られた肉に突き刺した。
泡に触れたかのような軽い感触。フォークの先端が、すんなりと肉を捕まえる。
少しの迷いに、手を止めた。
ここにはいない彼女に、心中で断りをいれるための間だった。彼はフォークを口に運ぶ。
口内に広がる未知の味を堪能する。飲み込むのも惜しいと感じて、何度も何度も繰り返し咀嚼する。溢れる旨味を舌先で感じ取る。
生まれて初めて食べたステーキは、涙が出てしまいそうなくらいにうまかった。
だからこそ、もう食べられない。
慧はフォークを取り皿のふちに優しく置いた。
「すまないが口に合わない。実は肉料理は苦手なんだ。琴乃、せっかく取ってもらったんだが、残りは片付けてくれないか?」
「だから馴れ馴れしく……はぁ。まぁいいわ。あたしこそ、無理に食べさせちゃって悪かったわ。肉が嫌いだなんて、変わってるのね」
「……まぁな」
残りのステーキを琴乃が回収すると、空になったばかりの皿に俊平が新たな料理をのせた。
「そういうことなら、このフィッシュフライを勧めよう。ステーキに比べると安価ではあるけどね」
「魚なら問題ない。頂こう」
サクッと爽快な音を立てて、慧の口内に甘みのある油と肉厚な魚の味が広がった。それも充分に脳が狂喜する美味さだった。
再び脳内で申し訳なさと遠慮の感情が入り乱れるが、野菜を除けばフィッシュフライより安そうな料理は見当たらない。慧はしかたなく、本当にしかたなく、若干の後ろめたさを背負い、今晩はその揚げ物で栄養を摂ることにした。
ひたすらフィッシュフライと付け合せのポテトフライを食べ続ける慧を見て、対面に座るメイド服の鏡花が嬉しそうに顔をほころばせる。
「上倉くんはお魚が好物なんですね。昔からそうなんですか?」
「俺の生まれた家庭は貧乏でな。魚も肉も安物しか手に入らなかったが、同じ値段なら、どちらかといえば魚の方が美味かった。その頃の味覚だろうな。フリーフロムに入ってからは碌な食料を与えられず、食パンと豆とサプリメント、それと水ばかり飲んでいた」
話した途端、食卓に流れる空気が重くなったことを慧は感じた。
何か異状でも見つかったのか。慧は食事を中断して琴乃と俊平の顔色を窺う。
ふたりとも彼を見ていた。瞳には一様に、色濃い憐憫が湛えられている。
憐れむ眼差しを向けていた琴乃が、慧の取り皿を奪うように引き寄せた。フィッシュフライとポテトフライを山のように盛って彼に返す。下手に動かせば土砂崩れを起こしかねない揚げ物の山を見て、俊平はしきりに首肯した。
「どうせ余るくらいあるから、たくさん食べるといいわ。さっきも言ったけど、遠慮するのは失礼だから」
「吉永さんの言葉に従ったらいい。上倉、ここは君の生きてきた環境とは違う。好きなものをいくらでも食べられる。それが君の選んだ場所なのさ」
「よければ私の分もどうぞ」
鏡花に至っては自分の皿を差し出してきた。端を齧っただけの、食べかけのフィッシュフライが一つだけのっていた。
慧は困ったように小さく吐息をつく。
「勘違いしないでくれ。別に同情してほしいわけじゃない。俺のことを知ってもらおうと思って、過去の食生活について話しただけだ」
重くなった空気を換気するために弁明したつもりの慧だが、どうにも意図した効果は得られない。食卓を囲む鏡花、俊平、琴乃の全員が、葬式の最中であるかのように俯いている。
慧はさらに大きなため息をわざとらしくついた。受け取りを拒まれた皿に影を落とす鏡花を、彼は見据えた。
「ところで鏡花。お前はそんな格好をしているが、俺はお前をどう扱えばいいんだ?」
「それは、どういうことでしょうか?」
「メイドというんだろ? その格好をしてるなら、俺はお前をメイドとして扱うべきか? それとも、同じ会社の同僚として扱った方がいいのか?」
鏡花は硬直を崩して、自分の取り皿を机に置いた。
悩むように、彼女は下唇に人差し指を当てる。
「でしたら、私がメイド服を着ているときはメイド。制服を着ているときは同僚と思ってください」
「つまりメイドである間は、俺が命じれば身のまわりの世話を焼いてくれるという解釈でいいか?」
「はい。その代わり、メイドでいる間は上倉くんのことを御主人様と呼ばせてもらいます」
純朴に微笑む鏡花を眺め、慧は彼女に『御主人様』と慕われる風景を想像する。
あまりの異物感に、胃の奥から魚が滝登りしてきそうだ。
「キモいわね」
端的に感想を呟いたのは琴乃だ。
「まぁそう言うな。鏡花も冗談で言ってるんだろ」
「アンタに言ってんのよ」
「俺に……?」
それこそ冗談かと思ったが、琴乃は何も付け加えなかった。慧は琴乃の反応を見て、鏡花が本気で彼の要求を受け入れようとしている可能性に気づく。
鏡花は裏表のない人間だ。だから嘘はつかない――というより〝つけない〟のだ。
「鏡花、いまのは無しだ。聞かなかったことにしてくれ」
「はい。わかりました」
本当に『御主人様』などと全身が粟立つ呼び方をされては、邸宅内で落ち着ける時間が無くなりかねない。
念をいれた慧の要求に機械のような返事をして、鏡花は食事を再開した。
ただしその一卓は馬鹿馬鹿しいほどに長く、向かい合って三〇名は座れる大きさだ。椅子ももちろん三〇脚。しかし純白のテーブルクロスの敷かれた巨大な机を囲んでいたのは、奥のほうに座る数名の男女のみ。大半が空席だった。
「上倉くんの席はあちらです」
鏡花が示したのも、人の密集している奥の席。慧としては座る位置にこだわる理由もない。言われるがまま先客たちに寄っていく。
先客は三人いた。彼らの注目を浴びながら背もたれの長い椅子を引き、慧は腰をおろした。机に並べられていた夕食に目を落とす。
「これは……」
彼は正式な名称は知らないが、とにかく華やかで豪勢な、飾り物にも見える様々な料理が食卓を彩っていた。目の前には一枚の取り皿があり、皿の両端にナイフとフォークが置かれている。
慧が座るのを待ってから、隣に座る俊平が食事を再開した。
「車も人間も、燃料の質によって性能に顕著な差が生じると僕は考えている。人間にとって燃料とは食事。働かせるなら、質は高ければ高い方がいい。上倉、この家の燃料は最高さ。断言してもいい。ここの味を知ったら、外の食事では満足できなくなるよ」
「それほどか」
「それほどのシェフを何人も集めたらしいからね。おかげで、僕たちもすっかり舌が肥えてしまった」
「……そうか」
与えられた料理の価値を知れば知るほどに、慧の食欲は失せた。
それは理性による反応だ。
彼の本能は、夢にまで見た豪勢な光景を前に抗いようもなく喉を鳴らす。
物心ついた頃から、慧は粗末な食事を生きるためだけに摂ってきた。マナーなど厭わず、ただひたすらに貪りたいという欲求が荒波となって押し寄せる。
その興奮を、冷静さを保つ理性が諭す。
自分だけが贅沢して良いのか。
――〝彼女〟に対して申し訳ないと思わないのか?
「どうしたのよアンタ。食べないの?」
向かい側にいた琴乃が、不機嫌そうに尋ねる。
「いや、そういうわけじゃないが……」
「世話の焼ける奴ね。こういうときは変に遠慮するほうが失礼ってわからない? わからないなら学びなさい。はいコレ。黙って食べなさい」
琴乃は慧の取り皿を強引に奪い、頼んでもいないのに勝手に料理を盛った。
彼女が選んだのは最も値が張りそうな、やたらと厚みのある焼き目のついた肉料理だ。
――ああ、そうか。きっとこれが、ステーキと呼ばれる料理なんだな。
実物を見るのは初めてだったが、慧も存在は知っている。アジトで読んでいた多くの本で、大層美味であると語られていた。
コレが幻の料理であると知るなり、彼の本能が耳の内側で誘惑を囁く。
慧が人間である以上、食欲からは逃れられない。コレ以外に食料を与えられないのであれば、生きるためにはコレを口にするしかない。琴乃のいう礼儀上の理由ももっともだ。
言い訳めいた決断には嫌気がさした。
だが、盛られた料理に手をつけないのも不審だ。それを道理が通っている理由だと理性を説得して、慧は手にしたフォークを一口サイズに切られた肉に突き刺した。
泡に触れたかのような軽い感触。フォークの先端が、すんなりと肉を捕まえる。
少しの迷いに、手を止めた。
ここにはいない彼女に、心中で断りをいれるための間だった。彼はフォークを口に運ぶ。
口内に広がる未知の味を堪能する。飲み込むのも惜しいと感じて、何度も何度も繰り返し咀嚼する。溢れる旨味を舌先で感じ取る。
生まれて初めて食べたステーキは、涙が出てしまいそうなくらいにうまかった。
だからこそ、もう食べられない。
慧はフォークを取り皿のふちに優しく置いた。
「すまないが口に合わない。実は肉料理は苦手なんだ。琴乃、せっかく取ってもらったんだが、残りは片付けてくれないか?」
「だから馴れ馴れしく……はぁ。まぁいいわ。あたしこそ、無理に食べさせちゃって悪かったわ。肉が嫌いだなんて、変わってるのね」
「……まぁな」
残りのステーキを琴乃が回収すると、空になったばかりの皿に俊平が新たな料理をのせた。
「そういうことなら、このフィッシュフライを勧めよう。ステーキに比べると安価ではあるけどね」
「魚なら問題ない。頂こう」
サクッと爽快な音を立てて、慧の口内に甘みのある油と肉厚な魚の味が広がった。それも充分に脳が狂喜する美味さだった。
再び脳内で申し訳なさと遠慮の感情が入り乱れるが、野菜を除けばフィッシュフライより安そうな料理は見当たらない。慧はしかたなく、本当にしかたなく、若干の後ろめたさを背負い、今晩はその揚げ物で栄養を摂ることにした。
ひたすらフィッシュフライと付け合せのポテトフライを食べ続ける慧を見て、対面に座るメイド服の鏡花が嬉しそうに顔をほころばせる。
「上倉くんはお魚が好物なんですね。昔からそうなんですか?」
「俺の生まれた家庭は貧乏でな。魚も肉も安物しか手に入らなかったが、同じ値段なら、どちらかといえば魚の方が美味かった。その頃の味覚だろうな。フリーフロムに入ってからは碌な食料を与えられず、食パンと豆とサプリメント、それと水ばかり飲んでいた」
話した途端、食卓に流れる空気が重くなったことを慧は感じた。
何か異状でも見つかったのか。慧は食事を中断して琴乃と俊平の顔色を窺う。
ふたりとも彼を見ていた。瞳には一様に、色濃い憐憫が湛えられている。
憐れむ眼差しを向けていた琴乃が、慧の取り皿を奪うように引き寄せた。フィッシュフライとポテトフライを山のように盛って彼に返す。下手に動かせば土砂崩れを起こしかねない揚げ物の山を見て、俊平はしきりに首肯した。
「どうせ余るくらいあるから、たくさん食べるといいわ。さっきも言ったけど、遠慮するのは失礼だから」
「吉永さんの言葉に従ったらいい。上倉、ここは君の生きてきた環境とは違う。好きなものをいくらでも食べられる。それが君の選んだ場所なのさ」
「よければ私の分もどうぞ」
鏡花に至っては自分の皿を差し出してきた。端を齧っただけの、食べかけのフィッシュフライが一つだけのっていた。
慧は困ったように小さく吐息をつく。
「勘違いしないでくれ。別に同情してほしいわけじゃない。俺のことを知ってもらおうと思って、過去の食生活について話しただけだ」
重くなった空気を換気するために弁明したつもりの慧だが、どうにも意図した効果は得られない。食卓を囲む鏡花、俊平、琴乃の全員が、葬式の最中であるかのように俯いている。
慧はさらに大きなため息をわざとらしくついた。受け取りを拒まれた皿に影を落とす鏡花を、彼は見据えた。
「ところで鏡花。お前はそんな格好をしているが、俺はお前をどう扱えばいいんだ?」
「それは、どういうことでしょうか?」
「メイドというんだろ? その格好をしてるなら、俺はお前をメイドとして扱うべきか? それとも、同じ会社の同僚として扱った方がいいのか?」
鏡花は硬直を崩して、自分の取り皿を机に置いた。
悩むように、彼女は下唇に人差し指を当てる。
「でしたら、私がメイド服を着ているときはメイド。制服を着ているときは同僚と思ってください」
「つまりメイドである間は、俺が命じれば身のまわりの世話を焼いてくれるという解釈でいいか?」
「はい。その代わり、メイドでいる間は上倉くんのことを御主人様と呼ばせてもらいます」
純朴に微笑む鏡花を眺め、慧は彼女に『御主人様』と慕われる風景を想像する。
あまりの異物感に、胃の奥から魚が滝登りしてきそうだ。
「キモいわね」
端的に感想を呟いたのは琴乃だ。
「まぁそう言うな。鏡花も冗談で言ってるんだろ」
「アンタに言ってんのよ」
「俺に……?」
それこそ冗談かと思ったが、琴乃は何も付け加えなかった。慧は琴乃の反応を見て、鏡花が本気で彼の要求を受け入れようとしている可能性に気づく。
鏡花は裏表のない人間だ。だから嘘はつかない――というより〝つけない〟のだ。
「鏡花、いまのは無しだ。聞かなかったことにしてくれ」
「はい。わかりました」
本当に『御主人様』などと全身が粟立つ呼び方をされては、邸宅内で落ち着ける時間が無くなりかねない。
念をいれた慧の要求に機械のような返事をして、鏡花は食事を再開した。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】魔王を殺された黒竜は勇者を許さない
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
幼い竜は何もかも奪われた。勇者を名乗る人族に、ただ一人の肉親である父を殺される。慈しみ大切にしてくれた魔王も……すべてを奪われた黒竜は次の魔王となった。神の名づけにより力を得た彼は、魔族を従えて人間への復讐を始める。奪われた痛みを乗り越えるために。
だが、人族にも魔族を攻撃した理由があった。滅ぼされた村や町、殺された家族、奪われる数多の命。復讐は連鎖する。
互いの譲れない正義と復讐がぶつかり合う世界で、神は何を望み、幼竜に力と名を与えたのか。復讐を終えるとき、ガブリエルは何を思うだろうか。
ハッピーエンド
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/02……完結
2023/12/21……エブリスタ、トレンド#ファンタジー 1位
2023/12/20……アルファポリス、男性向けHOT 20位
2023/12/19……連載開始
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
東京ダンジョン物語
さきがけ
ファンタジー
10年前、世界中に突如として出現したダンジョン。
大学3年生の平山悠真は、幼馴染の綾瀬美琴と共に、新宿中央公園ダンジョンで探索者として活動していた。
ある日、ダンジョン10階層の隠し部屋で発見した七色に輝く特殊なスキルストーン。
絶体絶命の危機の中で発動したそれは、前代未聞のスキル『無限複製』だった。
あらゆる物を完全に複製できるこの力は、悠真たちの運命を大きく変えていく。
やがて妹の病を治すために孤独な戦いを続ける剣士・朝霧紗夜が仲間に加わり、3人は『無限複製』の真の可能性に気づき始める。
スキルを駆使して想像を超える強化を実現した彼らは、誰も到達できなかった未踏の階層へと挑んでいく。
無限の可能性を秘めた最強スキルを手に、若き探索者たちが紡ぐ現代ダンジョンファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる