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社内新体制
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横向くミディアムヘアーのその香りは社長室から香る。
代表取締役社長北口春奈。
取締役部長立見英喜。
社内体制を一気に変えた。
減俸にした三名は暫くして、会社を去っていった。現場の方も数人が静かに会社を去っていった。
静かに燃える気持ちは冬の寒さにも負けず、炎を灯し続けている。
作れば売れる時代でも無く、売れば儲かる時代でも無い。
でも、選んでくれる人がいる。待ってくれてる人がいる。
発売を間近に控えた頃、私と黒川君は関呉服店に足を運んだ。
「関さん、ご無沙汰してます」
「おー、春奈さん。久しぶり。その子が新しい営業の子?」
「はい、営業部の黒川と申します。よろしくお願いします」慣れた手つきで名刺を渡した。
「よろしくね。ごめんね、私は名刺なんて無いけれど」
「いえ、とんでもないです」嬉しいような、悲しいような営業スマイルが板についてきた。
いつも慌てふためいていた君はもういない。
怒肩の君はもういない。
この一年、凄いスピードで成長している。顔を見れば分かる。たった一年で大きく変わった。
私は嬉しい。
そんな君が。
「まぁ、お茶でも飲んでよ」ほっこりと優しい雰囲気は変わらない。
春の難しいお茶の温度。飲みたい温度ピッタリに合わせてくる。
予定がビッシリの先月のカレンダーに転がった老眼鏡、沢山のファッション雑誌。
生き様を見ているようだ。
代表取締役社長北口春奈。
取締役部長立見英喜。
社内体制を一気に変えた。
減俸にした三名は暫くして、会社を去っていった。現場の方も数人が静かに会社を去っていった。
静かに燃える気持ちは冬の寒さにも負けず、炎を灯し続けている。
作れば売れる時代でも無く、売れば儲かる時代でも無い。
でも、選んでくれる人がいる。待ってくれてる人がいる。
発売を間近に控えた頃、私と黒川君は関呉服店に足を運んだ。
「関さん、ご無沙汰してます」
「おー、春奈さん。久しぶり。その子が新しい営業の子?」
「はい、営業部の黒川と申します。よろしくお願いします」慣れた手つきで名刺を渡した。
「よろしくね。ごめんね、私は名刺なんて無いけれど」
「いえ、とんでもないです」嬉しいような、悲しいような営業スマイルが板についてきた。
いつも慌てふためいていた君はもういない。
怒肩の君はもういない。
この一年、凄いスピードで成長している。顔を見れば分かる。たった一年で大きく変わった。
私は嬉しい。
そんな君が。
「まぁ、お茶でも飲んでよ」ほっこりと優しい雰囲気は変わらない。
春の難しいお茶の温度。飲みたい温度ピッタリに合わせてくる。
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生き様を見ているようだ。
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