転生しても山あり谷あり!

tukisirokou

文字の大きさ
28 / 149
 白い子

どうするぅ~? 3

しおりを挟む
 
 不穏な言葉と共に再び頭を下げる美人さん。

 今なんて言った?
 ルスとレイナが迷惑を掛けているので謝罪に来ましたって言ったよね?
 因みにルスとレイナはまだ夢の中におります。
 二人の起床は朝飯が出来てからなんだよ・・・。
 まぁ精霊って気ままな生き物だしね。仕方がない。

 とまぁそれは置いといて、二人の事で謝って来たって事は・・・彼?も精霊なんですね。
 この世界って美人率高くない?
 出会う人?美人ばっかりなんだけど・・・と言っても人外に限りって今のところは付くな。

「その二人が迷惑って言うのは特にないですけど、貴方も精霊と言う事ですよね?」

「はい。私はロワと申します。色は紫ですね。ルスとレイナの二人と同じでこの世界には一体しか居ない精霊になります。本来ならこんなふうに押し掛けるのはどうかと思ったのですが、貴女の優しさには感謝に堪えません。二人は中々の破天荒なので・・・」

 何も言えん。
 確かにルスとレイナは破天荒なんだよ。
 私がちょっとケガをしただけで、大騒ぎ。
 ルスは最高位の回復を使うし、レイナはケガをさせたモノに対して激高するし・・・。
 私は二人を諫めるだけなので大した心労も苦労も無いのだが、ジルの胃が心配。
 ちょっとの事で凄い力を発揮するから、下手したら自分が死ぬって思っているんだと思う。
 そんな事ないと思うんだけどね~。

「つまり、ロワさんは二人の幼馴染?な感じなのですか?」

「ロワで良いですよ。そうですね・・・人の言う幼馴染と言ったものに大体は当てはまるとは思います。ルーチェフルールさんは精霊についてどこまで知っていますか?」

「そうですね・・・初級魔法を使う時に手を貸してくれているのが下位の精霊で下位精霊は視認が難しいと言う事と、中級魔法に手を貸してくれる上位の精霊は視認が出来て意思疎通が可能。それから・・・最高位の精霊七体は世界の基盤となり下位・上位の精霊の纏め役である。と言ったところでしょうか」

 そう。ルスとレイナはこの最高位精霊に値する。
 因みに私の目の前に座っているロワも。

「はい、そうですね。正確には白・黒・紫の三体の精霊は最高位精霊よりも上の存在になります。他の精霊達を監視し世界のバランスを取っています」

 なんか授業を受けている気がする。
 ただルスとレイナは最高位精霊だよ~ってしか言わなかったし、ジルの話でも最高位精霊が七体としか教えて貰ってなかった。
 光と闇の精霊が一体ずつなのは、太陽が一つの様に、闇が等しくある様に、一つとしか認識出来ない大きな存在なので、一体ずつになるそうだ。
 で紫は?ってなるでしょ。
 ジルの話だと、『精霊の纏め役』としか聞いてなかった。

「実際の紫の精霊は纏め役以外にも意味がある?」

 ロワ笑顔を向けるだけだった。
 話す気はないらしい。
 この感じは何言っても教えてくれないバージョンだ。

「それでですね、お願いがあるのですが聞いて貰えますか?」

 唐突だな、オイ。しかもあんまりいい予感がしない・・・。

「私とも契約をしてください。と言いますか契約をしましたのでこれから御厄介になりますね」


 紫精霊・ロワも大概良い性格をしています。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する

ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!

Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた! ※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

処理中です...