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13.5話 偽Fランク (別視点)
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◇ハヤミリア・フェイバンド 王国の第一王女 21歳
わたくしは【六区の迷宮】という聞いたこともないダンジョンを賜りました。
更にはギフトでは『三味線』を授かりました。
ダンジョンについてはこの都市に来る前に勉強してきたつもりです。
そして、プレオープンやオープン直後に数多くの迷宮が消えることも知りました。
主な原因は『偽ランク』と呼ばれる者たちの影響です。
偽ランクとは本来ならば上のランクの実力がありながら、あえて『ダンジョンカード』を更新せず、そのランクにとどまる者達です。
そして、もっとも多いと言われているのが『偽Fランク』です。
毎年、プレオープンで多くの『ダンジョンコアの欠片』が出回るのはこのためだと言われています。
プレオープンで何度もダンジョンコアを破壊されたダンジョンマスターはオープン後にすぐに姿を消すという話です。おそらくは魔物をほとんど倒され、DPを稼げずに冒険者に倒されてしまっているのだと思います。
わたくしはなんとしてもその状況を回避しなくてはなりません。
そのために必要なのは、適度な防衛と、難攻不落のボス部屋です。
わたくしの祖国は『神に認められた国』という名分の元に守られています。
そんな国の要たるダンジョンが”一階層から強い魔物が守っている探査できないFランクダンジョン”などと言われてしまえばどうなるか。
帝国は嬉々として神聖なダンジョンでなんと恥知らずな、と言ってくるでしょう。
つまりわたくしは、探査が可能で、難攻不落、更にはダンジョンのランクも上げていかなくてはなりません。
当然ながら初期の5000DPでは全く足りません。
最初にするべきは『難攻不落』の要素です。
ボスを何にするか、それにはまず、わたくしのダンジョンがどういったものかを知る必要があります。
召喚可能な半額の魔物がこちらです。
◇
Fランク
【5DP】ドードー
【40DP】ウルフ
Eランク
【60DP】スカイバット
【80DP】ナイトドッグ
Dランク
【500DP】スカウトウルフ
【750DP】ロックゴーレム
【800DP】ハミングバード
Cランク
【1600DP】ロックドレイク
【2000DP】シルフ
【2400DP】ヘルハウンド
Bランク
【3000DP】ローレライ
【4000DP】バーゲスト
Aランク
【6000DP】ロックドラゴン(召喚不可)
【7500DP】スコル
【7500DP】ハティ
【8000DP】フェンリル
【8000DP】ケルベロス
★Aランク
【12000DP】イスラフィール
Sランク
【12000DP】セイレーン
【15000DP】マーナガルム
【18000DP】リュコス
【24000DP】フェニックス
★S
【70000DP】トルネンブラ(召喚不可)
◇
この中から判断しなくてはなりません。
このリストから推察するに【六区の迷宮】は、岩と一部の犬や鳥などの魔物が多い印象です。
そして大抵の魔物に共通するのは音または音楽です。
Sランクのリュコスやトルネンブラと言うのは過去の文献でもわからないので、何とも言えませんが。他はその傾向であっていると思います。
つまりは岩・犬・鳥に音楽系を併せ持ったダンジョンという事です。
ダンジョンの階層に設置できる環境も確かめた所、荒廃した街や劇場などが安く設置できるようです。
その環境も見ると、不吉なダンジョンという印象でしょうか。召喚できる魔物もその傾向が強いように感じます。
そしてわたくしは初期の5000DPに加えて、王国から軍資金を持たせていただいております。
もはや武力での防衛は不可能と判断したため、防衛費の一部がわたくしに渡された訳です。
しめて一千万ゼニー。
これを全てDPに還元します。
国民の血税、無駄には出来ません。このダンジョンでの敗北は祖国の崩壊につながるのですから。
ですがそれでも10000DPほどにしかなりません。
この15000DPでどうにかするしかないのですが、流石に固有魔物を狙うのは難しいでしょう。そんなことをすればダンジョンの階層をいじるのが難しくなります。
ここはAランクの魔物を狙うべきでしょう。
Aランクはドラゴンを除けば狼か犬の魔物です。伝承で伝え聞くめったにお目にかかれない魔物。
ですがここで選ぶのは防衛の要です。
早さの有名なスコル・ハティ・フェンリルよりも番犬としての逸話のあるケルベロスがいいかと思いました。できれば守りと言えばドラゴンが一番良かったのですが、召喚不可なので仕方ありません。
わたくしは『ケルベロス』を召喚することに決めました。
わたくしは【六区の迷宮】という聞いたこともないダンジョンを賜りました。
更にはギフトでは『三味線』を授かりました。
ダンジョンについてはこの都市に来る前に勉強してきたつもりです。
そして、プレオープンやオープン直後に数多くの迷宮が消えることも知りました。
主な原因は『偽ランク』と呼ばれる者たちの影響です。
偽ランクとは本来ならば上のランクの実力がありながら、あえて『ダンジョンカード』を更新せず、そのランクにとどまる者達です。
そして、もっとも多いと言われているのが『偽Fランク』です。
毎年、プレオープンで多くの『ダンジョンコアの欠片』が出回るのはこのためだと言われています。
プレオープンで何度もダンジョンコアを破壊されたダンジョンマスターはオープン後にすぐに姿を消すという話です。おそらくは魔物をほとんど倒され、DPを稼げずに冒険者に倒されてしまっているのだと思います。
わたくしはなんとしてもその状況を回避しなくてはなりません。
そのために必要なのは、適度な防衛と、難攻不落のボス部屋です。
わたくしの祖国は『神に認められた国』という名分の元に守られています。
そんな国の要たるダンジョンが”一階層から強い魔物が守っている探査できないFランクダンジョン”などと言われてしまえばどうなるか。
帝国は嬉々として神聖なダンジョンでなんと恥知らずな、と言ってくるでしょう。
つまりわたくしは、探査が可能で、難攻不落、更にはダンジョンのランクも上げていかなくてはなりません。
当然ながら初期の5000DPでは全く足りません。
最初にするべきは『難攻不落』の要素です。
ボスを何にするか、それにはまず、わたくしのダンジョンがどういったものかを知る必要があります。
召喚可能な半額の魔物がこちらです。
◇
Fランク
【5DP】ドードー
【40DP】ウルフ
Eランク
【60DP】スカイバット
【80DP】ナイトドッグ
Dランク
【500DP】スカウトウルフ
【750DP】ロックゴーレム
【800DP】ハミングバード
Cランク
【1600DP】ロックドレイク
【2000DP】シルフ
【2400DP】ヘルハウンド
Bランク
【3000DP】ローレライ
【4000DP】バーゲスト
Aランク
【6000DP】ロックドラゴン(召喚不可)
【7500DP】スコル
【7500DP】ハティ
【8000DP】フェンリル
【8000DP】ケルベロス
★Aランク
【12000DP】イスラフィール
Sランク
【12000DP】セイレーン
【15000DP】マーナガルム
【18000DP】リュコス
【24000DP】フェニックス
★S
【70000DP】トルネンブラ(召喚不可)
◇
この中から判断しなくてはなりません。
このリストから推察するに【六区の迷宮】は、岩と一部の犬や鳥などの魔物が多い印象です。
そして大抵の魔物に共通するのは音または音楽です。
Sランクのリュコスやトルネンブラと言うのは過去の文献でもわからないので、何とも言えませんが。他はその傾向であっていると思います。
つまりは岩・犬・鳥に音楽系を併せ持ったダンジョンという事です。
ダンジョンの階層に設置できる環境も確かめた所、荒廃した街や劇場などが安く設置できるようです。
その環境も見ると、不吉なダンジョンという印象でしょうか。召喚できる魔物もその傾向が強いように感じます。
そしてわたくしは初期の5000DPに加えて、王国から軍資金を持たせていただいております。
もはや武力での防衛は不可能と判断したため、防衛費の一部がわたくしに渡された訳です。
しめて一千万ゼニー。
これを全てDPに還元します。
国民の血税、無駄には出来ません。このダンジョンでの敗北は祖国の崩壊につながるのですから。
ですがそれでも10000DPほどにしかなりません。
この15000DPでどうにかするしかないのですが、流石に固有魔物を狙うのは難しいでしょう。そんなことをすればダンジョンの階層をいじるのが難しくなります。
ここはAランクの魔物を狙うべきでしょう。
Aランクはドラゴンを除けば狼か犬の魔物です。伝承で伝え聞くめったにお目にかかれない魔物。
ですがここで選ぶのは防衛の要です。
早さの有名なスコル・ハティ・フェンリルよりも番犬としての逸話のあるケルベロスがいいかと思いました。できれば守りと言えばドラゴンが一番良かったのですが、召喚不可なので仕方ありません。
わたくしは『ケルベロス』を召喚することに決めました。
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