1 / 21
001:くしゃみの腹圧で漏らす話【小スカ CPなし】
しおりを挟む登場人物
高坂 隆也
普段はクールで仕事の出来る男。
アレルギーがとても酷い。
悠仁
隆也の同僚。隆也とは対照的な性格のようだが案外馬が合うようである。
――――――――――
「っくしゅ!は…は……っしょい!はぁ…」
「いやいや、何なんだよそのクシャミはw」
同僚の悠仁から笑われるも、反論する前に出るのはクシャミだけだった。
朝起きてからヤバいなと思っていたが仕事が始まってから余計に酷くなったそれは隆也を疲れさせていた。
「はぁ……うっ…くしっ!くしゅっ!はっ…はっ…は………はぁ…」
「いや出さんのかーいw」
「づかれた…喉乾いた……ぶっくし!」
鼻は詰まり、止まることなく出続ける鼻水をかみすぎて鼻の下はヒリヒリとし、喉も痛み、鼻のみならず眼球の裏側まで神経が過敏になってムズムズと何とも言えない刺激を感じる。
何度も鼻をすするせいで空気を飲み込んで腹が張って苦しい。
アレルギーがない者にはこの苦しさは理解できないであろう。
「高坂くん、急ぎの資料を頼まれてくれるか」
「は…っぶっし…い、分かりました…」
「風邪か?」
「い…っぷし!いえ、アレ…っくしょい…ルギ…でず…」
部長は隆也の様子に心配そうなそぶりは見せたものの特に何も言わずに仕事を任せるとその場から去ってしまった。
「何かいつもクールな高坂の連続くしゃみ面白いなw」
「……っくしゅ」
何か言い返す元気もなく隆也は任された急ぎの仕事に取りかかった。
しかしひどいアレルギーのせいで頭痛と目の裏の神経を直接触られているようなムズムズ感でなかなか仕事に集中できない。
流石に先程まで面白がっていた悠仁も心配して様子をうかがっている。
「おい、資料間に合うのか?15時の取引先で使うやつだろそれ」
「あ゙あ…何と……とか…は…っクシッ……」
言葉を発するのも億劫でそう答えた隆也だったが、実は一つ問題があった。
喉の渇きと痛みで何度も飲んだ水分のせいでずいぶん前より小便がしたくてたまらなかったのだ。
だが悠仁にも心配されたように資料を作る時間はギリギリだ。
分かってはいるがあまりにも体調が悪く、それに加えてくしゃみをする度に漏れそうになる小便で余計に集中力も判断力も失っていた。
普段の隆也であればそのようなミスはあり得ないことだった。
「おい、何か手伝えるなら手伝うぞ」
悠仁からの提案に手だけを気だるげに振ってその手で額を押さえる。
答える余裕がないのだ。
だがもう資料は出来上がる。
何とか仕上げて隆也は部長の席に足早に向かった。
立ち上がると腹に溜まった空気が腹部を圧迫し小便が漏れそうになったので、隆也は慌てて部長に資料を差し出しながら声をかけた。
──これを渡したらトイレだ…もう限界だ…。
「部長、出来…っくしゅ…」
「おおすまんな調子が悪いときに」
「いえ…それで…は……は………ッックショ…!!」
その時だった。
強いくしゃみが襲ってきた。
腹に力が入り、隆也がマズいと思ってしゃがみかけたときにはスラックスのファスナー辺りから小便がピュッと飛び出すように漏れ出るのが自身の目にも見て取れた。
しかしそのまましゃがみ込んで堪える以外にない。
「は、っくしゅ!ブシュッ!エクシュッ!」
続けざまに出るくしゃみに合わせて小便がジョッ、ジョッ、ジョッと強くスラックスを押すように出てくる。
──まずい。小便が……
「あー…高坂くん?」
目の前で見ていた部長は隆也の身に起こったことを目撃したのか言葉を濁らせながら言った。
「今日は…帰りなさい。…じゃあ、私は取引先に行ってくるから」
そそくさとその場から逃げ出してしまった部長から今更の帰宅命令が出され、悠仁に支えられズボンを隠しながらオフィスを後にするのだった。
―――――――――
あとがき
アレルギーってキツイですよね。
クールなしごでき男がくしゃみ連発してるの想像したらめっちゃ可愛いです(笑)
作品いいなって思ったらリアクションもらえるとモチベ上がります✨️
でも見てもらえるだけでも嬉しいです。
1
あなたにおすすめの小説
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる