【小スカ・大スカ】ショートショート集

なまご

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008:ご飯を食べながらおもらしする話【小スカ CPなし】

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僕は昔からかなり人見知りで気も小さかった。
その性格に反して身長ばかりが伸びてしまったものだから変に目立って何だかんだとあっという間にいじめの的になってその学校を転校してしまった。

そして少し遠いが、両親が生徒のモラルの高い学校を探してくれて今日はその初めての登校日になる。

「つっ…土屋、楓…です……」

絞り出すようにようやく声にした自己紹介は緊張のあまり名前しか言えなかったが、先生もクラスメイトも笑顔で受け入れてくれた。
僕の緊張している様子を見て、休憩時間もみんな気を遣って色々と話しかけて教えてくれた。
だから僕はどうしても言い出せなかったのだ。
トイレに行きたい、の一言が……。

緊張していて朝から催していたおしっこは昼休憩の時間には確実に限界に近づいていた。
みんなは当然のように僕をグループに混ぜて食事をしてくれたが、その時にはもう膀胱が破裂するのではないかと思うくらい痛くて、何とか食事を終わらせてトイレに行くことしか考えられなかった。

「土屋くんは前の学校でも弁当だったの?」
「あ、そ、そう…」
「背高いよね…どのくらいあるの?」
「ひゃく…はちじゅうくらい」

僕を話題の中心に置いてくれることが嬉しかったが、どうしても会話に集中が出来ない。
きちんと話して友達になりたいのに…。

どうしよ…おしっこしたい…
バレないように小さく太腿をすり合わせる。
まるで表面張力で堪えているようだと思った。
少しの刺激でも溢れてしまいそうだ。

お弁当の中には僕が好きなおかずがぎっしり入っていた。母さんが応援してくれているのが伝わってくる。
だけど僕はそれを味わうことなく急いで口に放り込んでいった。
この場でおしっこを漏らすわけにはいかない。
もしそうなったらまた……。

いやなことを思い出して体がブルブルと寒気を催した。
それと同時に尿意が急に高まる。

「っ…ぅ……」
「大丈夫?喉詰まった?」
「のど…あっ、だ、大丈夫…」

尿意が落ち着いて一旦ほっとしたのも束の間だった。
緊張と焦燥と安堵とが一遍にきたせいなのか、括約筋が一瞬緩んでおしっこを尿道に通してしまった。
すぐに力を入れ直すが尿道まで出たおしっこは止める術がない。
下着がじわりと濡れる感覚がした。
それに留まらず力を入れ続けているのにじわっ、じわっと何度もおしっこが下着にしみこんでいく。
このままでは、ここで…。

どうしよう…。

だけど僕にはそれを言い出す勇気はなかった。
お弁当のエビフライを頬張っているのに止まらないおしっこの感覚が短くなっていって、もう訳が分からなくて目に涙が滲んでいく。
僕は平静を装うことをやめることもできず、お弁当を咀嚼しながらその場でおもらしをし続けてしまった。
お尻の下に熱さが広がっていって、足を伝っていくのを感じる。

「…土屋くん?体調悪い?」
「どうしたの?」

泣きながらお弁当を食べている僕に気づいたクラスメイトが声をかけてくれて、すぐに僕のおもらしはばれてしまったのだった。





――――――――――――――

デカくて気弱なキャラが好きになったのは少年ジャンプで連載してた作品にそういうキャラが出てきたのがきっかけだと思います。
つまり、小学生にして性癖歪められたってわけ。

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