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第6話 着火マンはS級魔法使いに色々アイデアを貰う
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「それでは実演に入りましょう」
私が構えると観客席のウジェニーさんやちびっ子たちがぐぐっと前のめりになるのが解った。
「【着火】」
ズドムと大きな音を立てて太くて青い火柱が立ち上がった。
「青い、そして思ったより長い」
ウジェニーさんが観客席からずるずると這いずってきた。
なんだか怖い。
【着火】が出た地面に顔をこすりつけるようにして観察していた。
「熱くなっていない、炎は純然に上方向に向かって伸びる、発射間隔はどんなかんじですか」
「クールタイムはほぼ無いですね、詠唱時間のみで速射可能です」
目の前をウジェニーさんが地面を這いずっているので、とてもやりにくいが彼女の向こうに【着火】を連射してみた。
「【着火】」
ズドン。
「【着火】」
ズドン。
「すごいですねえ、魔力の消費はどれくらいですか?」
「【着火】と同じですよ」
「ぐわがっががががっ」
ウジェニーさんが不明瞭な言葉を発してがっくりと床に丸まった。
「八階級の威力の魔法がっ、【着火】と同じコストでーっ!! しかもクールタイム無しーっ!! 照準は目視で遠距離でも発動できるーっ!! こんなのズルだようーっ!!」
「目視で遠距離ってなんだい、ウジェねえちゃん」
フロル、その略し方は可哀想だからやめてさしあげなさい。
「ファイヤーボールって、手元で火炎球を起動させて投げつける魔法でしょ、ズル【着火】は遠くの敵の近くで発動出来るのよ」
「え?」
「基本的に敵の足下で発動させますね、地面は抵抗しないので」
「あーっあーっ、レジストも無効なんだーっ!! ひっどーい、ずっるーい、これ私もほしいーっ!!」
ファイヤーボールの魔法は敵に当たった瞬間に破裂して作用する、そのため、敵の魔法抵抗力で発動が抵抗される事があるんだ。
具体的に言うと威力が弱くなる感じだね。
先のハンターベアの場合、ボール系の魔法だと毛皮に当たった瞬間、熊を覆っている魔力の層によって破裂が阻害されて、威力が減退される事となる。
これが抵抗の仕組みなんだけど、私の【着火】は地面に掛けると威力だけが敵を襲うわけさ、立ち上がった炎は物理的な物になっているからね。
ちなみに【着火】自体は投げる必要が無い。
焚き火を付けるときに床に置いた薪に火が付けられるように、思った場所に【着火】を発生させる事が出来る。
つまり見えている場所だったらどこにでも【着火】を撃てるんだ。
こうして考えるとたしかにズルい魔法だな。
「もーもー、私が苦労して毎日毎日魔力を溜めて八階層二回分の魔力を必死に確保して冒険してるのにーっ、マレンツ博士は平気な顔で強力魔法を連打してるうっ!! もーもー」
ウジェニーさんは石畳の上でジタバタしながら泣きながら暴れていた。
気の毒と思うけど私に言われてもなあ。
と、思ったら急にしゃんと立ち上がった。
「【着火】は起点の下方向には熱が行かないのよね、だったら水平に撃てないかな?」
「え? 水平打ち?」
手の平を基点にして、ええと前に突き出して……。
「【着火】」
ズドン。
【着火】の青い炎は水平に伸びた。
なんというか、竜のブレスとか、そんな感じの攻撃というか、まっすぐ伸びるものだなあ。
「すっごい、十ドルグの学者ビームだっ!!」
「びいむ?」
「こういう線状の攻撃はビームって言うんだって聞いたよっ」
いや、誰からですか?
しかし、確かに十ドルグ(訳注:だいたい十メートル)はある炎が出た。
熱は全部前方に行って、手はちっとも熱くない。
「普段はこっちで使って、魔物が油断した所を足下からズドン、で行けそう、行けそうというか、古竜も倒せそう、くやしいくやしいっ」
というか、魔法の戦闘の専門家って凄いなあ。
戦闘中の運用をいつも考えているんだね。
さすがはS級なだけはある。
「すげえぜ博士、【着火】一つで結構応用がきくなあ」
「あとは実戦で戦いの呼吸を飲み込んだら、マレンツ博士は迷宮都市最強になれそうなれそう、もう私冒険者をやめたい」
「やめてどうするんですか」
「マレンツ博士のお嫁さんになるっ」
「いやあ」
ちびっ子女子二人がぷぷぷと笑った。
「私の渾身のプロポーズが断られたっ!! こんなの初めて」
「ウジェねえちゃんは誰にもプロポーズとかしたこと無いだろうに」
「な、無いけど-」
なんというか、ウジェニーさんはぶっ飛んでいるなあ。
連日生死の境に挑んでいるから心も壊れがちになるのかもしれないな。
レイラさんがあきれ顔で石台の上にあがってきた。
「はいはい、ウジェニーさんいい加減にしてくださいね。マレンツ博士、実証実験ありがとうございました。迷宮内でも戦えそうですね」
「S級のお墨付き」
「特例ですぐにD級のライセンスを発行しましょうか?」
「それはありがたいっ」
ありがたいのだが……。
私は後ろを見た、銀のグリフォン団のちびっ子達の顔が曇っているね。
「ですが、まだダンジョンに行くのは早いかなと思いますね」
「な、何言ってんだよ、ハカセ、S級のウジェ姉ちゃんが太鼓判を押してくれてるんだぞ、早く迷宮に入ればいいだろ」
「私は銀のグリフォン団の一員だよ。みんなでD級になってダンジョンに行こうよ。まだ、エリシアにファイヤーボールのコーチもしてないしね」
「ハカセ~~、お前は、お前はあ~~~」
フロルは顔をゆがめた。
一生懸命涙がこぼれないように耐えているね。
「お前は筋が通ってるなあっ!! さすがは【着火】マンだぜっ!! 俺たちの仲間だっ!!」
「ああ、子供に優しいマレンツ博士は素敵……」
ウジェニーさんがうっとりとした声を出した。
レイラさんは苦笑している。
「そうですね、迷宮の歩き方を銀のグリフォン団と一緒に覚えるのも良いかもしれません」
そう言うとレイラさんはフロルに向き直った。
「フロル団長」
「お、おうっ!!」
「今回のハンターベアの討伐の功績によって、銀のグリフォン団のメンバーは正規冒険者としてE級のライセンスに昇格します」
「ほ、本当かっ、レイラねえちゃんっ!!」
「エリシアさんのファイヤーボールが安定したらD級昇格試験を行います。がんばってね」
「うおおおおっ!! やったぜっ!!」
「「「やったやったーっ!!」」」
突然の嬉しい知らせに、銀のグリフォン団のメンバーは文字通り、ピョンピョン跳び上がって喜んだ。
「良かったなあ、みんなっ」
「全部、ハカセのお陰だ、ありがとうっ!! そいで、そいで、これからもよろしくっ!!」
「「「よろしくよろしくって」」」
「こちらこそ、よろしくね、団長、みんな」
「おうっ、まかせとけっ!!」
「うれしいっ」
「ハカセー、好きっ」
「ハカセは一生の仲間だっ」
「子供に大人気のマレンツ博士も素敵、捗るっ」
「ウジェ姉ちゃんは仲間じゃねえから」
「うえーん、子供が虐める~~」
こうして私は迷宮攻略への第一歩として、小さい仲間達ができたのだった。
さあ、楽しくなりそうだね。
私が構えると観客席のウジェニーさんやちびっ子たちがぐぐっと前のめりになるのが解った。
「【着火】」
ズドムと大きな音を立てて太くて青い火柱が立ち上がった。
「青い、そして思ったより長い」
ウジェニーさんが観客席からずるずると這いずってきた。
なんだか怖い。
【着火】が出た地面に顔をこすりつけるようにして観察していた。
「熱くなっていない、炎は純然に上方向に向かって伸びる、発射間隔はどんなかんじですか」
「クールタイムはほぼ無いですね、詠唱時間のみで速射可能です」
目の前をウジェニーさんが地面を這いずっているので、とてもやりにくいが彼女の向こうに【着火】を連射してみた。
「【着火】」
ズドン。
「【着火】」
ズドン。
「すごいですねえ、魔力の消費はどれくらいですか?」
「【着火】と同じですよ」
「ぐわがっががががっ」
ウジェニーさんが不明瞭な言葉を発してがっくりと床に丸まった。
「八階級の威力の魔法がっ、【着火】と同じコストでーっ!! しかもクールタイム無しーっ!! 照準は目視で遠距離でも発動できるーっ!! こんなのズルだようーっ!!」
「目視で遠距離ってなんだい、ウジェねえちゃん」
フロル、その略し方は可哀想だからやめてさしあげなさい。
「ファイヤーボールって、手元で火炎球を起動させて投げつける魔法でしょ、ズル【着火】は遠くの敵の近くで発動出来るのよ」
「え?」
「基本的に敵の足下で発動させますね、地面は抵抗しないので」
「あーっあーっ、レジストも無効なんだーっ!! ひっどーい、ずっるーい、これ私もほしいーっ!!」
ファイヤーボールの魔法は敵に当たった瞬間に破裂して作用する、そのため、敵の魔法抵抗力で発動が抵抗される事があるんだ。
具体的に言うと威力が弱くなる感じだね。
先のハンターベアの場合、ボール系の魔法だと毛皮に当たった瞬間、熊を覆っている魔力の層によって破裂が阻害されて、威力が減退される事となる。
これが抵抗の仕組みなんだけど、私の【着火】は地面に掛けると威力だけが敵を襲うわけさ、立ち上がった炎は物理的な物になっているからね。
ちなみに【着火】自体は投げる必要が無い。
焚き火を付けるときに床に置いた薪に火が付けられるように、思った場所に【着火】を発生させる事が出来る。
つまり見えている場所だったらどこにでも【着火】を撃てるんだ。
こうして考えるとたしかにズルい魔法だな。
「もーもー、私が苦労して毎日毎日魔力を溜めて八階層二回分の魔力を必死に確保して冒険してるのにーっ、マレンツ博士は平気な顔で強力魔法を連打してるうっ!! もーもー」
ウジェニーさんは石畳の上でジタバタしながら泣きながら暴れていた。
気の毒と思うけど私に言われてもなあ。
と、思ったら急にしゃんと立ち上がった。
「【着火】は起点の下方向には熱が行かないのよね、だったら水平に撃てないかな?」
「え? 水平打ち?」
手の平を基点にして、ええと前に突き出して……。
「【着火】」
ズドン。
【着火】の青い炎は水平に伸びた。
なんというか、竜のブレスとか、そんな感じの攻撃というか、まっすぐ伸びるものだなあ。
「すっごい、十ドルグの学者ビームだっ!!」
「びいむ?」
「こういう線状の攻撃はビームって言うんだって聞いたよっ」
いや、誰からですか?
しかし、確かに十ドルグ(訳注:だいたい十メートル)はある炎が出た。
熱は全部前方に行って、手はちっとも熱くない。
「普段はこっちで使って、魔物が油断した所を足下からズドン、で行けそう、行けそうというか、古竜も倒せそう、くやしいくやしいっ」
というか、魔法の戦闘の専門家って凄いなあ。
戦闘中の運用をいつも考えているんだね。
さすがはS級なだけはある。
「すげえぜ博士、【着火】一つで結構応用がきくなあ」
「あとは実戦で戦いの呼吸を飲み込んだら、マレンツ博士は迷宮都市最強になれそうなれそう、もう私冒険者をやめたい」
「やめてどうするんですか」
「マレンツ博士のお嫁さんになるっ」
「いやあ」
ちびっ子女子二人がぷぷぷと笑った。
「私の渾身のプロポーズが断られたっ!! こんなの初めて」
「ウジェねえちゃんは誰にもプロポーズとかしたこと無いだろうに」
「な、無いけど-」
なんというか、ウジェニーさんはぶっ飛んでいるなあ。
連日生死の境に挑んでいるから心も壊れがちになるのかもしれないな。
レイラさんがあきれ顔で石台の上にあがってきた。
「はいはい、ウジェニーさんいい加減にしてくださいね。マレンツ博士、実証実験ありがとうございました。迷宮内でも戦えそうですね」
「S級のお墨付き」
「特例ですぐにD級のライセンスを発行しましょうか?」
「それはありがたいっ」
ありがたいのだが……。
私は後ろを見た、銀のグリフォン団のちびっ子達の顔が曇っているね。
「ですが、まだダンジョンに行くのは早いかなと思いますね」
「な、何言ってんだよ、ハカセ、S級のウジェ姉ちゃんが太鼓判を押してくれてるんだぞ、早く迷宮に入ればいいだろ」
「私は銀のグリフォン団の一員だよ。みんなでD級になってダンジョンに行こうよ。まだ、エリシアにファイヤーボールのコーチもしてないしね」
「ハカセ~~、お前は、お前はあ~~~」
フロルは顔をゆがめた。
一生懸命涙がこぼれないように耐えているね。
「お前は筋が通ってるなあっ!! さすがは【着火】マンだぜっ!! 俺たちの仲間だっ!!」
「ああ、子供に優しいマレンツ博士は素敵……」
ウジェニーさんがうっとりとした声を出した。
レイラさんは苦笑している。
「そうですね、迷宮の歩き方を銀のグリフォン団と一緒に覚えるのも良いかもしれません」
そう言うとレイラさんはフロルに向き直った。
「フロル団長」
「お、おうっ!!」
「今回のハンターベアの討伐の功績によって、銀のグリフォン団のメンバーは正規冒険者としてE級のライセンスに昇格します」
「ほ、本当かっ、レイラねえちゃんっ!!」
「エリシアさんのファイヤーボールが安定したらD級昇格試験を行います。がんばってね」
「うおおおおっ!! やったぜっ!!」
「「「やったやったーっ!!」」」
突然の嬉しい知らせに、銀のグリフォン団のメンバーは文字通り、ピョンピョン跳び上がって喜んだ。
「良かったなあ、みんなっ」
「全部、ハカセのお陰だ、ありがとうっ!! そいで、そいで、これからもよろしくっ!!」
「「「よろしくよろしくって」」」
「こちらこそ、よろしくね、団長、みんな」
「おうっ、まかせとけっ!!」
「うれしいっ」
「ハカセー、好きっ」
「ハカセは一生の仲間だっ」
「子供に大人気のマレンツ博士も素敵、捗るっ」
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