キモオタ レベル0★世界最弱のオタク高校生の僕だけレベルアップ!美女に囲まれハーレム青春物語

さかいおさむ

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「スキル開眼というやつだな。木本君見せてくれよ」
「ひ、光魔法ですか……」
 僕が魔法を使えるようになるなんて……

 全ての人が持つレベルとスキル。
 僕のスキルはレベル0で魔力が低すぎて、人間の鑑定士では発見できなかった。
 精霊のガイドだから見つけれたスキルだろう。


「えっと……どうすれば?」
 初めての魔法に戸惑う僕。

「うーん……私も魔法使いではないからな……でも魔法使いは手をかざして念じれば魔法が出るようだぞ?」
「なるほど、やってみます!」
 暗闇の山に手を向ける。

「あの……大丈夫ですかね!? とんでもない魔力で山が吹き飛んだりしたら……」
「キモオタ君……レベル10でその心配はないですよ……」
 ガイドが呆れたように言う。


「じゃあ……いきます!」
 僕は手に力を集めて(ようなイメージで)念じる。

「光魔法!!」
 手のひらが暖かくなるのを感じる。
 すると、辺りが明るくなる。……少しだけ。

「お、おお、なるほど……便利だな……」
「いいですね……懐中電灯がいらなくなりますね……」
「なんだ……こんなもんか」
 レベル10の光魔法は懐中電灯の代わりになるくらいの魔力のようだ……

「まあ、炎魔法のスキルを持ってるレベルの低い人もライターくらいの火しか起こせないしこんなもんだろ……?」

「こ、これからですよ! 頑張りましょうキモオタ君!」
「そうだね……」
「たしか光魔法はレベルが上がると光の弾丸を打てたり、剣に光魔法を纏わせることができますよ」
「魔法剣! それはいいな。勇者っぽい!」
「たしか光魔法を極めると死者蘇生が出来るようになるとか!?」
「それはすごい!」
「まあでも、レベルMAXなんて不可能ですよ。この世界のモンスターをいくら倒してもそこまではレベルアップ出来ませんね」
「なるほど……甘くないな……」

「期待してるぞ。明日も早い。食事が終わったらすぐ寝るぞ! だが……」
「ん? なんですか?」
 アスカさんが怪訝な面持ちで僕を見る。

「木本君……すこし臭いぞ!?」
「えぇぇ!?」
「あー……たしかに……私も思ってました……」
 ガイドも言う。

「いや、普段はそこまででもないんだぞ……?」
「そこまででも!?」
「今日は一日戦って汗をかいたんだろうから……とくに……」
「とくに!?」
 なんだ? 僕はいつも臭いのか!?

「木本君、水浴びでもしてきたらどうだ?」
「わかりましたよ……でもアスカさんだって、僕より戦ってたんですよ?」
「なんだと!? 私が臭いというのか!?」
「い、いえ……そういうわけじゃ……」
 怒り出すアスカさん。人には言うくせに……

「失礼だな! 嗅いでみるか!!?」
 アスカさんが立ち上がる。

「え!?そ、そんな……い、いいんですか?」
「!! 何を言っているんだ! 気持ち悪いな!」
 急に顔を赤くするアスカさん。

「キモオタ君……それはキモすぎますって……」
「……理不尽だな……」
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