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秘密の打ち明けと真夜中の訪問者
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「本当にありがとう。なんと礼を言ったらいいのか」
「いえいえ、ちゃんと治ったようでよかったです」
オリバーの足を治した僕らは、オリビアさんの部屋に戻って来た。
弟の足が治り、オリビアさんは大喜びだ。
よかった。僕の力でこんなに人を喜ばせることができるなんて……
それから僕はオリビアさんにダンジョンでの出来事を全て話した。
この人になら話してもいいと思えたからだ。
パーティーに裏切られたこと、石化したおかげでレベルが上がったこと、そして何より僕がレベル100のこと。
「……そんなことがあったのか。信じられないな……」
呆然とするオリビアさん。
「そうですよね……自分でもまだ信じられません」
「ペルーサがレベル100の魔法使い……?」
「はい……」
「元々のスキル【バランス】で、全種類の魔法が最強レベル……?」
「はい……まだ使い方の分からない魔法ばかりですが……」
「……まあ、オリバーのあのケガを治せるんだから間違いないだろうな」
オリビアさんは当然驚いているが、信じてくれたようだ。
レベル100というと魔力だけならこの世界でトップクラスの魔法使いということだ。
「でもよかったよ。もし悪いやつが同じことになり、悪人がレベル100になったらと思うとゾッとする。君のような優しい人間でよかった」
「いやぁ……でも、あまり人には言いづらくて……」
「確かにそうだな……すまなかったな。王宮になんて無理やり連れてきてしまって……また私は余計なことをしてしまったようだ。
レベル100の魔法使いというと一国を滅ぼせるほどの力だろう。噂が広まれば君の力を狙うものもでてくるはずだ」
「た、たしかに……」
強くなったら強くなったで窮屈なものだな、僕は頭を抱えた。
「でも大丈夫だ! 君の魔法を知っているのは私とオリバーだけだ。オリバーには私から強く口止めしてある。絶対に漏れることはない! ペルーサのことは狙う者は現れないよ」
「はい。2人のことは心配していませんよ。……でも、僕の力を狙う奴なんていますかね?
こんなズルみたいなやり方で強くなってもダメですね……元が弱いんで役に立ちませんよ」
僕は力なく笑う。
その時、オリビアさんが僕を抱きしめた。
「馬鹿言うな! 役に立たないなんてことあるわけないだろ! 君のおかげでどれだけ私たち姉弟が救われたと思っているんだ!?」
震えながら強く抱きしめるオリビアさん。泣いているようだ。
「……ありがとうござます。すみません、泣かせてしまってばっかりで」
「……馬鹿モノ!」
オリビアさんは痛いほど僕を強く抱きしめてくれた。
「君のことは必ず私が守ってやる」
気づけば僕も泣いていた。
◇
落ち着いた頃、僕が暮らす部屋にオリビアさんが案内してくれた。
城の離れにあるというお客さん専用の部屋だという。
とりあえず数日間、僕がこの城で過ごすための部屋だ。
「こ、ここが僕の部屋ですか!?」
「そうだ! ペルーサは英雄だからな。これくらいの部屋が当然だ」
僕は部屋を見渡す。信じられなくらい豪華な広い部屋だ。
「すごいな、僕の実家の何倍も広い……」
田舎の貧乏な家で育った僕には立派すぎる部屋だった。
「良い部屋だな! おっ、風呂も広いぞペルーサ!」
20人ほどが入れるであろう大浴場だ。
「こっちにはトレーニング室か? おっ、訓練場もあるぞ! 刀振り回したい放題だな!」
オリビアさんは僕より興奮しながら室内を冒険する。
「すごい部屋ですね……1人で住むなんてもったいないな」
「確かにそうだな……よし! 今日から私もこの部屋に引っ越すかな?」
「!!! なに言ってるんですか!」
(ホントにこの人は……さっきまではメソメソ泣いていたのに……)
◇
「そうだ。忘れていた。」
オリビアさんがポケットから何かを取り出す。
「国王がバタバタして渡し損ねていた、ゴーレム討伐の報奨金だ」
「ああ、そういえば……忘れてました」
報奨金の入った紙袋は、はち切れんばかりにパンパンに膨らんでいる。
「こんなにもらっていいんですかね……?」
「ゴーレムを倒したんだぞ! 当然じゃないか!これは正当な報酬だ。」
僕はずっしりと重い紙袋を受け取った。
◇
「しかしこれからどうするんだ? 国王は君を気に入っているしなかなか帰れそうにないぞ?
あの銀髪の魔法使いディランは君を疑っている。しかしまあ、ディランの奴、良い勘してたな」
無邪気に笑うオリビアさん。
「ははは……笑えないですよ」
「国王も悪気はないんだろうが、優秀な魔法使いを見るとしつこくてな……まあ姫のこともあるんだろうが」
「姫のこと?」
この国の姫、つまり国王の娘のことだろうか?
「君はきっとその力を使ってガンガンダンジョンを制覇したり、宝を探したい訳ではないんだろ?」
「そうですね。できれば田舎の村に帰って、のんびりと暮らしたいって考えてたんですけどね……」
まだ僕も迷っている……
「そうか、君ほどの力を使わないのはもったいない気もするが、それが望みなら協力するよ」
「ありがとうござます。でも……」
「ん? なんだ?」
「いえ。なんでもないです」
僕は言いかけてやめた。
オリビアさんとオリバーの喜ぶ姿を見て思ったことがある。僕の力でこの国の困ってる人の力になれないだろうか?
そんなことを少し考えていたが恥ずかしくなりやめた。
「まあ何か困ったら言ってくれ。とりあえず私の方からディランとのダンジョンへ行くのはやめて欲しいと伝えてみるよ」
「すみません。何から何まで頼ってしまって……」
「何を言ってる。君へのお礼はしてもいくらしても足りないくらいだよ」
◇
「今日はもう遅い、私はそろそろ部屋に戻る。明日は城内を案内するよ。またオリバーにも会ってやってほしいしな」
オリバーの足が急に治ったことで医者たちは大騒ぎになったが、オリビアさんら奇跡が起こっただけだと医者を言いくるめてくれた。
「じゃあ、また」
夜も遅い。オリビアさんは自分の部屋に戻る。
「はい。おやすみなさい」
「ん?」
オリビアさんが不思議そうな顔で僕を見て、部屋を出る。
僕はなにか変なこと言ったかな?
◇
シャワーを浴び、ベッドに入る。
今日1日長かったな…… 色んなことがあった。
ゴーレムを倒し、王宮に着き、国王に会い、ディランに怪しまれ、オリバーを治した。
濃密な日だったな。
……まあ、1番の思い出はオリビアさんとの風呂だが。
自分がレベル100のことも初めて人に話せた。オリビアさんだから話せたのだ。
「とりあえず、国王には上手いこといって帰るか」
疲れ切っていたのかすぐに睡魔が襲ってきた。
「ずっと石化しながら寝てたからな、こんなフカフカのベッドは久しぶりだな……」
僕が寝そうになった、その時
『ドンドンドンドンッ』
「な、なんだ!?!?」
部屋の扉が何者かに叩かれている。
「こんな時間に誰だ……? ディランか?」
僕を怪しんでいるディランが夜中に監視にくる可能性は大いにある。
『ギイィィ』
ドアが開かれる……
「だ、誰だ!?」
僕は扉をにらみつける。来るなら来い! レベル100の方法で吹き飛ばしてる。僕は手のひらを構える。
しかし……
「いやー遅くなってすまない。荷物をまとめのに手間取ってな」
「え? オリビアさん……?」
扉が開くと、そこには部屋に戻ったはずのオリビアさんが。
「今日からよろしく頼むな」
どういうことだ? 家具やら武器やらを大量に持ってきたパジャマ姿のオリビアさん。
「ん? どうした? 今日から引っ越すって言わなかったか?」
「えぇえ!? あれは冗談じゃ!?」
「冗談なんか言うわけないだろ? こんな広い部屋に1人暮らしじゃもったいないだろ? 荷物入れるの手伝ってくれ」
(こんな夜中に……ホントにおかしな人だ)
真夜中の訪問者はディランではなく、鎧よりも際どいパジャマを着たオリビアさんだった。
2人でせっせと荷物を運ぶ。
え? もしかして今日から2人暮らしが始まるんですか……?
「ペルーサ!」
「はい?」
「汗をかいてしまったな! 風呂を沸かしておいてくれ!」
また今日の思い出が書き換えられそうだ……
「いえいえ、ちゃんと治ったようでよかったです」
オリバーの足を治した僕らは、オリビアさんの部屋に戻って来た。
弟の足が治り、オリビアさんは大喜びだ。
よかった。僕の力でこんなに人を喜ばせることができるなんて……
それから僕はオリビアさんにダンジョンでの出来事を全て話した。
この人になら話してもいいと思えたからだ。
パーティーに裏切られたこと、石化したおかげでレベルが上がったこと、そして何より僕がレベル100のこと。
「……そんなことがあったのか。信じられないな……」
呆然とするオリビアさん。
「そうですよね……自分でもまだ信じられません」
「ペルーサがレベル100の魔法使い……?」
「はい……」
「元々のスキル【バランス】で、全種類の魔法が最強レベル……?」
「はい……まだ使い方の分からない魔法ばかりですが……」
「……まあ、オリバーのあのケガを治せるんだから間違いないだろうな」
オリビアさんは当然驚いているが、信じてくれたようだ。
レベル100というと魔力だけならこの世界でトップクラスの魔法使いということだ。
「でもよかったよ。もし悪いやつが同じことになり、悪人がレベル100になったらと思うとゾッとする。君のような優しい人間でよかった」
「いやぁ……でも、あまり人には言いづらくて……」
「確かにそうだな……すまなかったな。王宮になんて無理やり連れてきてしまって……また私は余計なことをしてしまったようだ。
レベル100の魔法使いというと一国を滅ぼせるほどの力だろう。噂が広まれば君の力を狙うものもでてくるはずだ」
「た、たしかに……」
強くなったら強くなったで窮屈なものだな、僕は頭を抱えた。
「でも大丈夫だ! 君の魔法を知っているのは私とオリバーだけだ。オリバーには私から強く口止めしてある。絶対に漏れることはない! ペルーサのことは狙う者は現れないよ」
「はい。2人のことは心配していませんよ。……でも、僕の力を狙う奴なんていますかね?
こんなズルみたいなやり方で強くなってもダメですね……元が弱いんで役に立ちませんよ」
僕は力なく笑う。
その時、オリビアさんが僕を抱きしめた。
「馬鹿言うな! 役に立たないなんてことあるわけないだろ! 君のおかげでどれだけ私たち姉弟が救われたと思っているんだ!?」
震えながら強く抱きしめるオリビアさん。泣いているようだ。
「……ありがとうござます。すみません、泣かせてしまってばっかりで」
「……馬鹿モノ!」
オリビアさんは痛いほど僕を強く抱きしめてくれた。
「君のことは必ず私が守ってやる」
気づけば僕も泣いていた。
◇
落ち着いた頃、僕が暮らす部屋にオリビアさんが案内してくれた。
城の離れにあるというお客さん専用の部屋だという。
とりあえず数日間、僕がこの城で過ごすための部屋だ。
「こ、ここが僕の部屋ですか!?」
「そうだ! ペルーサは英雄だからな。これくらいの部屋が当然だ」
僕は部屋を見渡す。信じられなくらい豪華な広い部屋だ。
「すごいな、僕の実家の何倍も広い……」
田舎の貧乏な家で育った僕には立派すぎる部屋だった。
「良い部屋だな! おっ、風呂も広いぞペルーサ!」
20人ほどが入れるであろう大浴場だ。
「こっちにはトレーニング室か? おっ、訓練場もあるぞ! 刀振り回したい放題だな!」
オリビアさんは僕より興奮しながら室内を冒険する。
「すごい部屋ですね……1人で住むなんてもったいないな」
「確かにそうだな……よし! 今日から私もこの部屋に引っ越すかな?」
「!!! なに言ってるんですか!」
(ホントにこの人は……さっきまではメソメソ泣いていたのに……)
◇
「そうだ。忘れていた。」
オリビアさんがポケットから何かを取り出す。
「国王がバタバタして渡し損ねていた、ゴーレム討伐の報奨金だ」
「ああ、そういえば……忘れてました」
報奨金の入った紙袋は、はち切れんばかりにパンパンに膨らんでいる。
「こんなにもらっていいんですかね……?」
「ゴーレムを倒したんだぞ! 当然じゃないか!これは正当な報酬だ。」
僕はずっしりと重い紙袋を受け取った。
◇
「しかしこれからどうするんだ? 国王は君を気に入っているしなかなか帰れそうにないぞ?
あの銀髪の魔法使いディランは君を疑っている。しかしまあ、ディランの奴、良い勘してたな」
無邪気に笑うオリビアさん。
「ははは……笑えないですよ」
「国王も悪気はないんだろうが、優秀な魔法使いを見るとしつこくてな……まあ姫のこともあるんだろうが」
「姫のこと?」
この国の姫、つまり国王の娘のことだろうか?
「君はきっとその力を使ってガンガンダンジョンを制覇したり、宝を探したい訳ではないんだろ?」
「そうですね。できれば田舎の村に帰って、のんびりと暮らしたいって考えてたんですけどね……」
まだ僕も迷っている……
「そうか、君ほどの力を使わないのはもったいない気もするが、それが望みなら協力するよ」
「ありがとうござます。でも……」
「ん? なんだ?」
「いえ。なんでもないです」
僕は言いかけてやめた。
オリビアさんとオリバーの喜ぶ姿を見て思ったことがある。僕の力でこの国の困ってる人の力になれないだろうか?
そんなことを少し考えていたが恥ずかしくなりやめた。
「まあ何か困ったら言ってくれ。とりあえず私の方からディランとのダンジョンへ行くのはやめて欲しいと伝えてみるよ」
「すみません。何から何まで頼ってしまって……」
「何を言ってる。君へのお礼はしてもいくらしても足りないくらいだよ」
◇
「今日はもう遅い、私はそろそろ部屋に戻る。明日は城内を案内するよ。またオリバーにも会ってやってほしいしな」
オリバーの足が急に治ったことで医者たちは大騒ぎになったが、オリビアさんら奇跡が起こっただけだと医者を言いくるめてくれた。
「じゃあ、また」
夜も遅い。オリビアさんは自分の部屋に戻る。
「はい。おやすみなさい」
「ん?」
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「な、なんだ!?!?」
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ドアが開かれる……
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僕は扉をにらみつける。来るなら来い! レベル100の方法で吹き飛ばしてる。僕は手のひらを構える。
しかし……
「いやー遅くなってすまない。荷物をまとめのに手間取ってな」
「え? オリビアさん……?」
扉が開くと、そこには部屋に戻ったはずのオリビアさんが。
「今日からよろしく頼むな」
どういうことだ? 家具やら武器やらを大量に持ってきたパジャマ姿のオリビアさん。
「ん? どうした? 今日から引っ越すって言わなかったか?」
「えぇえ!? あれは冗談じゃ!?」
「冗談なんか言うわけないだろ? こんな広い部屋に1人暮らしじゃもったいないだろ? 荷物入れるの手伝ってくれ」
(こんな夜中に……ホントにおかしな人だ)
真夜中の訪問者はディランではなく、鎧よりも際どいパジャマを着たオリビアさんだった。
2人でせっせと荷物を運ぶ。
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