ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!

さかいおさむ

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「ゴホン、みなさん! こんにちは、今日は珍しくお昼から『アキラちゃんねる』始まりますよ!」



 今までは仕事終わりの夜だけの配信だったが、今日からは無職、いつでも配信できるのだ。



 ◆コメント欄◆



【名無し お、昼から配信か】





【名無し アキラは映らなくていい! 花子さんを出せ!!】





【名無し 昼配信……? 仕事辞めたか?】





【名無し 花子さーーーん!】





(あいからず花子さん人気は凄まじいな……)



 アキラは花子をチラッと見る、コメント欄を見ながらニヤニヤしている彼女。

 もう配信者やれよ! アキラはそう思った。





 レベル6のダンジョンに入るアキラ達。



 今回もアキラのヘルメットに着けた視点カメラと、背後から花子の撮るカメラでの配信だ。





 アキラは鉄の剣でモンスターを斬っていく。



 コメント欄は迫力あふれる配信に盛り上がるが……



 ◆コメント欄◆



【名無し カメラは2個になって臨場感あるんだけどね……なんか物足りない】





【名無し 確かに、他の配信者はドローンカメラを使って撮ったりしてるからな】





【名無し あー、ドローンカメラいいね! 『アキラちゃんねる』でも頼むよ!】





 2個のカメラも好評だが、最近に人気配信者はドローンカメラも使い、さらに臨場感のある配信をしている。



『なるほど……ドローンカメラね……』

 コメント欄を読み、ドローンカメラの導入を考える花子。



 今までの『アキラちゃんねる』は花子の手持ちカメラのみだった。それにアキラのヘルメットに着けた視点カメラも増えた。



 前までの弱小チャンネルならそのカメラで十分だったのだろう。

 しかし、今の『アキラちゃんねる』は人気も出てきた中堅チャンネルだ。

 視聴者の要望も上がってくるのは当然だった。



『アキラさーん、ドローンカメラ取り入れましょうか?』



「ドローンか……たしかに迫力ある映像撮れるんだよなぁ」

 モンスターを倒しながらアキラは答える。



『私もいつかは使いたいとは思ってたんですけど……

 アキラさんって、戦いながらドローンの操縦できますか!?』



「できるわけないだろッ!」



『そうですよね……私が撮ってもいいんですけど……ドローンの操縦なんてできる気がしません』



(花子さん、運動音痴だからな……ドローン操縦なんかも苦手そうだ……)





 そうこうしているうちにボスステージに辿り着くアキラ。





 いつも通りスポンサーのポーションも飲みつつ、ボスを撃破する。



 この時、アキラはまだ知らなかった。

 今日のダンジョンガチャはとんでもないレアアイテムを引けることを!
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