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プロローグ
6. いざ、ヘルマー領へ
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「おまたせしました! ジャカルタイモのバター蒸し、名付けて『ジャカバター』! ──ですけど、今日はバターがないのでただの蒸しイモですね。お塩とかソイソースをかけて召し上がってください!」
私が麻袋から小瓶を二つ取り出した。一つには白い粉末が、もう一つには茶色い液体が入っている。
お気に入りの調味料、塩とソイソースだ。特にこのソイソースは『東邦帝国』に伝わる万能な調味料で、現地では『しょうゆ』なんていう名前で呼ばれている。塩と同じくしょっぱい味がするが、独特の香りがありなかなか癖になる味だ。
「ほぉ……地元だとジャカルタイモは揚げるか煮込むしかしなかったが……まさか蒸すとはな」
老人は感心した表情で、葉に包まれたイモを手に取った。
「あ、熱いから気をつけてくださいねっ」
私は老人に注意を促すと、自分もイモを手に取って葉を剥く。すると白い湯気が勢いよく上がり、それと同時にイモのいい香りが私の鼻腔を刺激した。土っぽさはなく、その代わり深みがあって食欲をそそる。
朝から何も食べてなかったのもあって、私の口の中にはたちまち唾液が溢れてきた。
(このおイモ、ほんとにいいおイモだ……普通はこんな匂いしないもん)
「いただきまーす!」
そう口にするや否や、イモにソイソースをかける。そしてそのまま皮ごとかぶりついた。本当に待ちきれなかったのだ。案の定、皮も柔らかくてそのままかぶりついても全然食べられる。むしろ味と食感のアクセントになっているような気がする。芽が生えて食べ頃を過ぎたイモなのにこの食感はちょっとずるい。
口の中で咀嚼するとホクホクと崩れる。それの食感がソイソースの風味と混ざりあって最高のハーモニーを奏で始めた。
「んーっ、おいひー!」
私が多幸感に包まれながら歓声を上げると、隣で老人も似たような表情でイモにかぶりついていた。
「ほぉ、これは大したもんじゃ。地元でもこれほどのものはなかなか食えんな。──お嬢ちゃんの腕前は確かなようだで」
「えへへ、ありがとうございます! でもそれ以上にこのおイモがとても美味しいからだと思います。最高の料理は私たち料理人の腕前と美味しい食材があって初めて作られるものですから」
「……そうか、お嬢ちゃんええこと言うな。でも食べる者にはなかなかそれが分かってるものがおらんで。ワシらがどれだけ苦労して美味しい食材を育てているのか……」
そう言って表情を曇らせる老人。私も空気を読んで黙るしかなかったが、気持ちはよくわかる。私だって料理人の端くれなのだから、料理人がどのような工程を経てお客さんの口に運ばれているのかなんとなく分かるのだ。
食材を作る人がいて、それを売る人がいて、それを調理する人がいて……様々な人達が関わって料理はできている。
老人は地面に腰を下ろし、イモをかじりながらなおも続けた。
「このイモもニンジンも、ワシが一生懸命育てた野菜じゃ。まずいわけがないで。でも王都で買ってくれるのはごく少数の人たちだけじゃ。料理店やホテルでは取り扱ってもらえん。──どうしてかわかるかえ?」
私は黙って首を振った。
「ブランドものではないから──だと。グルメブームだかなんだか知らないが、人はそんな看板にこだわるんかね。なんにせよ、生きにくい世の中になってしもうたもんだえ」
「おじいちゃん……」
「すまん。辛気臭い話をしてしもうたな。──イモ、美味かったで」
老人はそれだけ言うと、その場に敷物を敷いて寝始めた。
(ブランドか……)
私が勤めていた『黒猫亭』でも、食材を仕入れるのは決まった商人からで、それも客が好むブランドものの肉や野菜など。その名前をメニューに掲載するだけで売れるし、そのブランドじゃなきゃ食べないという贅沢な貴族もいる。そんな中でノーブランドの食材たちはいくら美味しくても安価で取引されがちだった。老人のような生産者がどんな思いで過ごしてきたか……それは先ほど老人がこぼしたとおりなのだろう。惨めな思いも沢山したはずだ。料理店に勤めていた者として耳が痛い。
(私も同じかもしれない。戦闘能力によって『Fランク』なんていうランク付けをされているがために、契約料は安価で、いくら他の部分が優れていたとしてもなかなか雇われない。私は──このおイモなのかもしれないな)
私は荷車の荷台に腰掛けながらイモを食し、夜空を眺めて思いを馳せる。すると、その夜空を白く細い一条の光の筋がスーッと走っていった。
「あっ……!」
本当にあっという間だった。
流れ星は私たちの進行方向──ヘルマー領の方向へ流れて消えていった。願い事をする暇もなかった。
(もし願いごとができたとしたら……私は何を願うのだろう?)
一流の冒険者になれますように? ヘルマー伯のもとで活躍できますように? それとも──魔法学校を追放された私を後目にSSランク冒険者として活躍するかつての仲間を思い知らせることができますように? だろうか。
今まではそう願っただろう。しかし老人の話を聞いた今は少し違った。
(ううん。私は──このおイモみたいな、美味しいけど見向きもされないようなものを美味しく料理する料理人兼冒険者になるんだ)
老人のイモも、私も、ヘルマー領もきっと同じ。一見ダメに見えても調理の仕方次第できっと美味しい料理になるはず。そのいい所を見つけるのがきっと料理人たる私の役目なのだろう。ド田舎のヘルマー領を盛り上げることができたら、きっと冒険者としても名を挙げられるに違いない。
そう強く決意しながら、知らず知らずのうちに私は荷台の上で丸くなって眠っていた。
☆ ☆
老人と私の旅は数日にわたった。貧相な馬に引かれ、ちょくちょく休憩を挟みながらの旅だ。
毎日私は老人にジャカルタイモやニンジンを使った手料理を振る舞い、老人はそれを美味しそうに食べてくれた。
幸いなことにその数日のあいだ、モンスターにも野盗にも遭遇しなかった。やはり街道沿いは比較的安全なのかもしれない。
あたりの木々が背の高い針葉樹から、横に広い広葉樹に変わり始め、そんな山を数回越えたあたりで老人は馬車を止めた。見ると街道は二手に分かれており、一方は鬱蒼とした森の中へ、もう一方は森を避けるように伸びている。老人に促されて私は馬車を降りた。
「この森を抜けたらヘルマー領のハイゼンベルクだで。ワシは逆の道を行くからここでお別れじゃ」
「……この森を抜けるんですか」
「んだよ。数時間もあれば抜けられるで。──昔はセイファート王国からゲーレ共和国に行くために森を抜ける道が主に使われてたんじゃが、迂回する道ができたせいでヘルマー領に行く行商人はほとんどおらんくなったな」
「……」
(なんか、ヘルマー領が貧乏になった理由がわかった気がするよ……)
当然、人の往来がなくなれば産業も廃れて領地は貧しくなる。私のヘルマー領を盛り上げるという目標に早速暗雲が立ち込め始めた。そして、私はもう一つ気づいたことがあった。
「というか、おじいちゃんの出身ってもしかして……」
「ああ、ワシはゲーレ共和国からセイファート王国に野菜を売り込んでいるしがない翁じゃ。共和国から王国の内情を探るように指示された密偵──という面もあるがな」
老人が打ち明けた内容は私の予想どおりであり、そして自らそれを打ち明けたことに私は驚いた。
「ゲーレ……ってことはヘルマー領に仕えることになった私のことをよく思わないんじゃ」
すると、老人はまたしても顔をくしゃくしゃにしながら続ける。
「んだで、最初はヘルマー伯爵がまた変な冒険者を雇ったのかと思ったで。厄介な相手なら始末してしまおうかと思ったんじゃけど、夜中にナイフを抜いて近づいてもお嬢ちゃん全然気づかんしな。脅威ではないと判断したで。……それにお嬢ちゃんの料理の腕前とその心意気にはワシも感心した」
「……」
(というか私、殺されそうになってたんだ……)
全く気づかなかった。この老人に私は心を許しきっていたのだ。だが、結果的にそれが私の命を救ったとも言える。今になって、私の背中を悪寒が駆け抜けていった。
「もしかして、お嬢ちゃんみたいなのがヘルマー領におるんじゃったら、ゲーレとも仲良くできるかもしれんで。ワシも機会があったらハイゼンベルクに遊びに行くで、その時はまた美味いもんでも作ってくれや。ここまで乗せてきた手間賃はそれでええで」
「あ、あ、はい……」
私がやっとの思いでそう答えた時には、老人は再び馬車に揺られて森を迂回する道をゆっくりと進んでいってしまっていた。
(はぁ……よーし、気を取り直して!)
パンパンと自分のほっぺたを叩いて気合を入れ直すと、私は森へと続く道へ踏み出したのだった。
私が麻袋から小瓶を二つ取り出した。一つには白い粉末が、もう一つには茶色い液体が入っている。
お気に入りの調味料、塩とソイソースだ。特にこのソイソースは『東邦帝国』に伝わる万能な調味料で、現地では『しょうゆ』なんていう名前で呼ばれている。塩と同じくしょっぱい味がするが、独特の香りがありなかなか癖になる味だ。
「ほぉ……地元だとジャカルタイモは揚げるか煮込むしかしなかったが……まさか蒸すとはな」
老人は感心した表情で、葉に包まれたイモを手に取った。
「あ、熱いから気をつけてくださいねっ」
私は老人に注意を促すと、自分もイモを手に取って葉を剥く。すると白い湯気が勢いよく上がり、それと同時にイモのいい香りが私の鼻腔を刺激した。土っぽさはなく、その代わり深みがあって食欲をそそる。
朝から何も食べてなかったのもあって、私の口の中にはたちまち唾液が溢れてきた。
(このおイモ、ほんとにいいおイモだ……普通はこんな匂いしないもん)
「いただきまーす!」
そう口にするや否や、イモにソイソースをかける。そしてそのまま皮ごとかぶりついた。本当に待ちきれなかったのだ。案の定、皮も柔らかくてそのままかぶりついても全然食べられる。むしろ味と食感のアクセントになっているような気がする。芽が生えて食べ頃を過ぎたイモなのにこの食感はちょっとずるい。
口の中で咀嚼するとホクホクと崩れる。それの食感がソイソースの風味と混ざりあって最高のハーモニーを奏で始めた。
「んーっ、おいひー!」
私が多幸感に包まれながら歓声を上げると、隣で老人も似たような表情でイモにかぶりついていた。
「ほぉ、これは大したもんじゃ。地元でもこれほどのものはなかなか食えんな。──お嬢ちゃんの腕前は確かなようだで」
「えへへ、ありがとうございます! でもそれ以上にこのおイモがとても美味しいからだと思います。最高の料理は私たち料理人の腕前と美味しい食材があって初めて作られるものですから」
「……そうか、お嬢ちゃんええこと言うな。でも食べる者にはなかなかそれが分かってるものがおらんで。ワシらがどれだけ苦労して美味しい食材を育てているのか……」
そう言って表情を曇らせる老人。私も空気を読んで黙るしかなかったが、気持ちはよくわかる。私だって料理人の端くれなのだから、料理人がどのような工程を経てお客さんの口に運ばれているのかなんとなく分かるのだ。
食材を作る人がいて、それを売る人がいて、それを調理する人がいて……様々な人達が関わって料理はできている。
老人は地面に腰を下ろし、イモをかじりながらなおも続けた。
「このイモもニンジンも、ワシが一生懸命育てた野菜じゃ。まずいわけがないで。でも王都で買ってくれるのはごく少数の人たちだけじゃ。料理店やホテルでは取り扱ってもらえん。──どうしてかわかるかえ?」
私は黙って首を振った。
「ブランドものではないから──だと。グルメブームだかなんだか知らないが、人はそんな看板にこだわるんかね。なんにせよ、生きにくい世の中になってしもうたもんだえ」
「おじいちゃん……」
「すまん。辛気臭い話をしてしもうたな。──イモ、美味かったで」
老人はそれだけ言うと、その場に敷物を敷いて寝始めた。
(ブランドか……)
私が勤めていた『黒猫亭』でも、食材を仕入れるのは決まった商人からで、それも客が好むブランドものの肉や野菜など。その名前をメニューに掲載するだけで売れるし、そのブランドじゃなきゃ食べないという贅沢な貴族もいる。そんな中でノーブランドの食材たちはいくら美味しくても安価で取引されがちだった。老人のような生産者がどんな思いで過ごしてきたか……それは先ほど老人がこぼしたとおりなのだろう。惨めな思いも沢山したはずだ。料理店に勤めていた者として耳が痛い。
(私も同じかもしれない。戦闘能力によって『Fランク』なんていうランク付けをされているがために、契約料は安価で、いくら他の部分が優れていたとしてもなかなか雇われない。私は──このおイモなのかもしれないな)
私は荷車の荷台に腰掛けながらイモを食し、夜空を眺めて思いを馳せる。すると、その夜空を白く細い一条の光の筋がスーッと走っていった。
「あっ……!」
本当にあっという間だった。
流れ星は私たちの進行方向──ヘルマー領の方向へ流れて消えていった。願い事をする暇もなかった。
(もし願いごとができたとしたら……私は何を願うのだろう?)
一流の冒険者になれますように? ヘルマー伯のもとで活躍できますように? それとも──魔法学校を追放された私を後目にSSランク冒険者として活躍するかつての仲間を思い知らせることができますように? だろうか。
今まではそう願っただろう。しかし老人の話を聞いた今は少し違った。
(ううん。私は──このおイモみたいな、美味しいけど見向きもされないようなものを美味しく料理する料理人兼冒険者になるんだ)
老人のイモも、私も、ヘルマー領もきっと同じ。一見ダメに見えても調理の仕方次第できっと美味しい料理になるはず。そのいい所を見つけるのがきっと料理人たる私の役目なのだろう。ド田舎のヘルマー領を盛り上げることができたら、きっと冒険者としても名を挙げられるに違いない。
そう強く決意しながら、知らず知らずのうちに私は荷台の上で丸くなって眠っていた。
☆ ☆
老人と私の旅は数日にわたった。貧相な馬に引かれ、ちょくちょく休憩を挟みながらの旅だ。
毎日私は老人にジャカルタイモやニンジンを使った手料理を振る舞い、老人はそれを美味しそうに食べてくれた。
幸いなことにその数日のあいだ、モンスターにも野盗にも遭遇しなかった。やはり街道沿いは比較的安全なのかもしれない。
あたりの木々が背の高い針葉樹から、横に広い広葉樹に変わり始め、そんな山を数回越えたあたりで老人は馬車を止めた。見ると街道は二手に分かれており、一方は鬱蒼とした森の中へ、もう一方は森を避けるように伸びている。老人に促されて私は馬車を降りた。
「この森を抜けたらヘルマー領のハイゼンベルクだで。ワシは逆の道を行くからここでお別れじゃ」
「……この森を抜けるんですか」
「んだよ。数時間もあれば抜けられるで。──昔はセイファート王国からゲーレ共和国に行くために森を抜ける道が主に使われてたんじゃが、迂回する道ができたせいでヘルマー領に行く行商人はほとんどおらんくなったな」
「……」
(なんか、ヘルマー領が貧乏になった理由がわかった気がするよ……)
当然、人の往来がなくなれば産業も廃れて領地は貧しくなる。私のヘルマー領を盛り上げるという目標に早速暗雲が立ち込め始めた。そして、私はもう一つ気づいたことがあった。
「というか、おじいちゃんの出身ってもしかして……」
「ああ、ワシはゲーレ共和国からセイファート王国に野菜を売り込んでいるしがない翁じゃ。共和国から王国の内情を探るように指示された密偵──という面もあるがな」
老人が打ち明けた内容は私の予想どおりであり、そして自らそれを打ち明けたことに私は驚いた。
「ゲーレ……ってことはヘルマー領に仕えることになった私のことをよく思わないんじゃ」
すると、老人はまたしても顔をくしゃくしゃにしながら続ける。
「んだで、最初はヘルマー伯爵がまた変な冒険者を雇ったのかと思ったで。厄介な相手なら始末してしまおうかと思ったんじゃけど、夜中にナイフを抜いて近づいてもお嬢ちゃん全然気づかんしな。脅威ではないと判断したで。……それにお嬢ちゃんの料理の腕前とその心意気にはワシも感心した」
「……」
(というか私、殺されそうになってたんだ……)
全く気づかなかった。この老人に私は心を許しきっていたのだ。だが、結果的にそれが私の命を救ったとも言える。今になって、私の背中を悪寒が駆け抜けていった。
「もしかして、お嬢ちゃんみたいなのがヘルマー領におるんじゃったら、ゲーレとも仲良くできるかもしれんで。ワシも機会があったらハイゼンベルクに遊びに行くで、その時はまた美味いもんでも作ってくれや。ここまで乗せてきた手間賃はそれでええで」
「あ、あ、はい……」
私がやっとの思いでそう答えた時には、老人は再び馬車に揺られて森を迂回する道をゆっくりと進んでいってしまっていた。
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