只の双子

天界

2人の設定

あれから何分か経ち、やっと思い付いた。



「自称神出来たよ。」
「あっ、出来ましたか。」



「.......おい、お前ら...何してんだ？」


こいつら、人が真剣に考えてる後ろで何を楽しそうに話してんだよ！


「紅茶とショートケーキもありますよ、麗華さんもどうですか？」

「紅茶は貰うけど、その生クリームたっぷりのショートケーキは要らない。」
「生クリーム苦手ですか？」
 

「うん、苦手.....ってそうじゃなくて！出来たよ。」
「そうですか、じゃあ、【ステータス】で良いので言ってみてください、貴女方の基本ステータスと考えた物が出ますから。」




【ステータス】


ヒュン


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
名前:？  (麗華)
年齢:13歳       種族:人間

生命力:5300/5300    魔力:無限/無限
体力:4700/4700    

スキル:言語翻訳＆理解
            :創造魔法
 
称号:

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



「名前は考えといて。」
「いいんですか？」
「何でも言いよ、変な名前じゃない限り。」

結構チートな事書いたと思うけど、無視なんだな。

「創造魔法にしたんですね。」
「一番便利で思い付きやすいのこれじゃない？」
「良いですね、安直で！」


これは、馬鹿にされたのか？




「じゃあ、次美穂さんのステータスやりましょう！」
「はい、はい」


なんでお前が1番楽しそうなんだよ.......。と言いそうになったが、何とかその言葉を飲み込んだ。

【ステータス】


ヒュン


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
名前:？(美穂)
年齢:13歳       種族:人間

生命力:5300/5300    魔力:無限/無限
体力:4700/4700

スキル:言語翻訳＆理解
            :戦闘スキル＆魔法スキル全

称号: 

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

こっちも容姿決まってるし。


「何で、13歳？」
「14歳から18歳まで学園に通ってもらおうと思いまして。」

学園長くない？4年通わないといけないんじゃ？
と私が考えていると


「嫌、通わない。」

と美穂は頭を横に振った。



「勉強が嫌なら大丈夫ですよ、基本小学校までの内容しかやりませんから、軽く歴史と地理だけ勉強してもらえれば。」


「私も美穂も成績良いから多分そこじゃないと思う、だらだらしたいだけでしょ？」
「そう」


「大丈夫ですよ、あの学園は成績上位を優遇しますから、授業に出なくても敷地内にさえ居れば。」
「大丈夫なの？その学校」

それで本当に学園として成り立っているのか気になる。



「あとは、家とかも決めてもらいましょう！」
「家を決めるって何？」
「住む場所が無いと困りますよね？」

随分至れり尽くせりだな。

「本当は僕が大体決めるんですけど、面倒くさくて。」

大丈夫かな？この神。

「じゃあ、他の神に手伝って貰えぼいいんじゃない？この世界は自称神しかいないの？」

「いえ、他にも神はいますよ、父や母、弟達と妹達合わせて、19名です、ちなみに僕は長男で序列3位ですよ。」


神の構成は家族なんだな、地球の神も家族とか居たな確か。
て言うか、こいつが長男って事に驚いた、こんなポンコツそうなのに大丈夫なのかな。



「そもそも、序列って何？」