只の双子

千金楽。

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天界

自称神の家族と加護①

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「僕の家族構成とか面白くないですよ？」
「良いから聞かせて。」

「分かりました、序列表持って来ます。」

そんな物が有るんだ。
家系図的な物かな？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
  序列表

  1位:創造神・父
  2位:世界神・母
  3位:生命神・自

  5位聖獣神・弟

  6位妖精神・双子の兄
         精霊神・双子の弟
  7位天神・双子の姉
         悪神・双子の妹

  8位人神・弟
         獣人神・弟
         魔人神・弟
         エルフ神・妹
        ドワーフ神・弟

  9位動物神・妹
10位魔動神・妹
11位植物神・妹

12位加護神・弟
13位守護神・妹
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

その表には簡潔に纏められていた。

やっぱり多いなぁ、最後の方なんて覚えてない。
まぁ、こっちの世界にどんな種族が居るかフワッとだけど分かったな。

「なんか多くない？」
「うん、多い。」

美穂が珍しく困惑してる。

「そうですか？僕は、普通だと思うんですけどね、それに神の数なら日本の方が多いですよね？」

あぁ、確かに日本の神は多いいな

「日本はちょっと、神の数が多過ぎると思うんですよね、(米の1粒にも神がいる)って言葉の意味は良いと思うんですけど、本当にそうだと、神の数が気持ち悪い事になりますよね、本当に居るかも知れないですけど。」

別に気持ち悪くはないだろ…いや、まぁ…うん

「それ言っていいの？」
「違う世界ですし、日本の神は優しいので全然大丈夫ですよ！」

そんなもんなんだな。
日本の神って優しいんだな。
と思っていると、何処からか、大きな破壊音が聞こえてきた。

ドタドタ.......ガンッ...ガシャーン.......。

「....ねぇ...何この音？」
「はぁ、弟達ですね。」

「えっ？」

ガチャ

聖獣神「兄さん！」
妖精神「兄貴」
精霊神「お兄ちゃん居た～！」
天神「お兄様！」
悪神「兄様居たの！」

「「「「「えっ」」」」」

「あぁ.....紹介しますね、まず左から、次男の聖獣神・セイン、三男の妖精神・ヨアン、4男の精霊神・セアン」

あっ、自称神の目が死んでる、可哀想にきっと大変なんだろうな。
と思いながら、自称神に哀れな物を見る様な目を向ける。

次男のセインさんは、銀髪に青の瞳で身長が高いな。
三男のヨアンさんは、緑の髪に緑の瞳で反抗期の中学生みたい。
四男のセアンさんは、ヨアンさんと同じ緑の髪に緑の瞳で10歳くらいだ。

3人とも美形だな、何この遺伝子、なんかムカつく。

「次に三女の天神・テルシェ、四女の悪神・アルシェ」

三女のテルシェさんは、金髪に赤目で高校生くらい、口調がお嬢様って感じだな。
四女のアルシェさんは、黒髪に赤目で見た目セアンさんと同じくらいかな。

うん、こっちもこっちで、2人とも美形だな。
前世は結構顔は良い方だと思ってたけど、この人達見たら自信なくすわ、なんか辛い。

あれ?
何か足りないような・・・まぁ、いいや。

「ねぇ、お兄様何故ここに「テルシェそれ以上は駄目だよ」…はい」

「こちらは、僕のお客さんですよ。」

「お兄様その様な言い方だけれど、また何か変な事をなさっているのでしょ？」
「分かるなんて流石だねぇ。」
「流石だねぇ、ではありませんはわ！何があったのか説明して下さい。」

数分後

「なんということでしょう！お兄様が申し訳ございません。」

「いえいえ、頭を上げてください。」
「まぁ、何とお優しい、こんな方を死なせてしまうだなんて、異世界に行く事に話が纏まっていらっしゃるなら、私達が加護等を与えましょう｡」

あれ？

さっき加護神ってのが居たような気がするんだけど、加護ってその神から貰う物じゃないの？

「良いんですか？」
「えぇ、貴方達も良いわよね。」
「僕達も良いよ。」

加護を貰えるのはラッキーだけどこの人達の優しいの基準が低いな、他の神も親切だし、ちょっと心配だな。

「僕からは、加護として聖獣をプレゼントしようかな、今プレゼント出来るのは、虎の聖獣と狼の聖獣が居るからどちらが良いか話し合ってね。」
「私虎」
「私は狼でお願いします。」

「分かった名前も決めて上げてね。」

「美穂任せた。」
「了解」

こう言うのは、美穂に任せるのが1番だな、決して私にセンスがない訳では無いが、こういうのを考えるのがとても面倒だし苦手だ。

「決まった。」

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