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転生しまして
え、死んだ?転生?!
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はるか昔、7人の神たちが世界を創り、創世神としてそれぞれ神器を持ち、降臨した。
そして7人に由来し、7つの種族を生み出した。
獣族、妖精族、龍族、ドワーフ族、吸血族、魔族、そして....人族。
それがこの世界の始まり。
まあ、それは置いといて。
神たちは降臨する時、それぞれ神器を持ってるって言ったよね?
それぞれ、
剣•盾•槍•鎧•杖•弓•本の7つ。
獣族には、剣。
妖精族には盾。
龍族には槍。
ドワーフ族には鎧。
吸血族には杖。
魔族には弓。
人族には本と伝えられている。
それぞれ破格な力を持っているから伝説級なんだ。
なんでいきなりこんなこと言ったかというと実は、
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
というナゾ事態になっているからなんです。
~~~~~~~~~~~~~
柏田紫苑 14歳
在学•第四中学
成績は特に良くもなく、だからといって悪くもない、いわゆる普通。
髪は黒髪で後ろで束ねている。
特技はなく、強いて言えば少し手先が器用かもしれなくもない感じ。
趣味は読書。
「.....以上があなたで間違いないですか?」
目の前に座っているブロンドサラサラ髪の美人お姉さんが問うてきた。
ってか随分な言われかただなぁ、おい。
かもしれなくもないってなんだし。
間違ってないけどさ?
「そうですが」
っていうかここどこ?さっきまで私、自分の部屋にいた気が....?
こんな真っ白なお部屋アイドントノーなんだけど?
しかも地味に病院の部屋みたいなんだよね。
ほら、映画とかで検査結果が伝えられる部屋。
ホントなんなの?
ってさっきから疑問ばっかりだな。
わからないことは聞く!そう習った!小学生のときに!
というわけで聞こう。
「あの「あぁ、聞かなくても大丈夫です。質問の内容は心得ています。」」
被せられた。
スゴイ気だるそうに。
あ~、よっぽど何回も聞かれたんだな。
「ここは何処か、ですね。えー、ここは不思議な部屋という場所です。」
............はい?
聞き間違いかな.......?
「あの、もしかして聞きまちが「いえ、不思議な部屋です。」」
「いやでも流石に「不思議な部屋です。」」
「いやでも、「不思議な部屋です。」」
「い「不思議な部屋です。」」
「..........」「..........」
ゴリ押しされた........!
「で、では不思議なお部屋━「不思議な部屋です。」」
「わかりましたっ!じゃあ、不思議な部屋になんで私がいるんですか?入ってきた覚えは無いんですが。」
「あ~、死んだ事ご自覚されていないんですね。まぁ、よくある事ですし気にしないでください。」
なんか今サラッと凄い事言われた気がするんだけど?
死んだ?誰が?私?
「アハハッ、まっさか~。そんなわけ無いじゃないですか、冗談キツイなー。」
「 .......この私が冗談を言うとお思いですか?」
イエ、オモイマセン。
さっきあったばかりだけど、この人は冗談言わないタイプだ、絶対。
だって会ってからずぅううっと無表情を貫いてるもん。
それでも冗談だと思いたい。
冗談じゃないと困る。
だってさだってさ、イキナリ目の前に座ってる人があなたは死にましたなんていうんだよ?
真顔で。
普通は、コイツ頭湧いてない?とか言ってるよ?
しかも冗談じゃないと来た。
これはもう、アレですね。
「私ぃいい!悪夢から覚めろぉおお!覚めるんだァァア!」
絶対悪い明晰夢だ。
だってあり得ないもん。
とりあえず叫び続ければそのうち覚めるはず。
「おぉおおおい!!!早くぅぅううう!!めーざーめーろぉー!!!!!!!」
「あのですねぇ、ここは夢でもなんでも「アンタは黙ってて!こっちは必死なの!おおおい!!」
「だからですね、「おおおーーーい、おおおーーーい!!!!」
「だぁかぁらぁ......」
あれ?なんか青筋立ってね?
ヤバっ怒らせちゃった?
アレ?なんで右手を上げるの?
なんで平手打ちの構えをとってんの?
「ア、アノ~。ア、アハハ?.......テッ、テヘペロ!」
バッシーン!
視界が右下にぶれた。
と言っても、真っ白い場所だからので、さっきの人が左上に行ったからそんなこと言ってるんだけどね。
あぁ、なんで夢にまでこんなことに会うんだろ?
そして私の視界が暗転した。
そして7人に由来し、7つの種族を生み出した。
獣族、妖精族、龍族、ドワーフ族、吸血族、魔族、そして....人族。
それがこの世界の始まり。
まあ、それは置いといて。
神たちは降臨する時、それぞれ神器を持ってるって言ったよね?
それぞれ、
剣•盾•槍•鎧•杖•弓•本の7つ。
獣族には、剣。
妖精族には盾。
龍族には槍。
ドワーフ族には鎧。
吸血族には杖。
魔族には弓。
人族には本と伝えられている。
それぞれ破格な力を持っているから伝説級なんだ。
なんでいきなりこんなこと言ったかというと実は、
『アナタハ 物体:神の本 ニ転生シマシタ。ステータス ヲ 確認 シマスカ?』
というナゾ事態になっているからなんです。
~~~~~~~~~~~~~
柏田紫苑 14歳
在学•第四中学
成績は特に良くもなく、だからといって悪くもない、いわゆる普通。
髪は黒髪で後ろで束ねている。
特技はなく、強いて言えば少し手先が器用かもしれなくもない感じ。
趣味は読書。
「.....以上があなたで間違いないですか?」
目の前に座っているブロンドサラサラ髪の美人お姉さんが問うてきた。
ってか随分な言われかただなぁ、おい。
かもしれなくもないってなんだし。
間違ってないけどさ?
「そうですが」
っていうかここどこ?さっきまで私、自分の部屋にいた気が....?
こんな真っ白なお部屋アイドントノーなんだけど?
しかも地味に病院の部屋みたいなんだよね。
ほら、映画とかで検査結果が伝えられる部屋。
ホントなんなの?
ってさっきから疑問ばっかりだな。
わからないことは聞く!そう習った!小学生のときに!
というわけで聞こう。
「あの「あぁ、聞かなくても大丈夫です。質問の内容は心得ています。」」
被せられた。
スゴイ気だるそうに。
あ~、よっぽど何回も聞かれたんだな。
「ここは何処か、ですね。えー、ここは不思議な部屋という場所です。」
............はい?
聞き間違いかな.......?
「あの、もしかして聞きまちが「いえ、不思議な部屋です。」」
「いやでも流石に「不思議な部屋です。」」
「いやでも、「不思議な部屋です。」」
「い「不思議な部屋です。」」
「..........」「..........」
ゴリ押しされた........!
「で、では不思議なお部屋━「不思議な部屋です。」」
「わかりましたっ!じゃあ、不思議な部屋になんで私がいるんですか?入ってきた覚えは無いんですが。」
「あ~、死んだ事ご自覚されていないんですね。まぁ、よくある事ですし気にしないでください。」
なんか今サラッと凄い事言われた気がするんだけど?
死んだ?誰が?私?
「アハハッ、まっさか~。そんなわけ無いじゃないですか、冗談キツイなー。」
「 .......この私が冗談を言うとお思いですか?」
イエ、オモイマセン。
さっきあったばかりだけど、この人は冗談言わないタイプだ、絶対。
だって会ってからずぅううっと無表情を貫いてるもん。
それでも冗談だと思いたい。
冗談じゃないと困る。
だってさだってさ、イキナリ目の前に座ってる人があなたは死にましたなんていうんだよ?
真顔で。
普通は、コイツ頭湧いてない?とか言ってるよ?
しかも冗談じゃないと来た。
これはもう、アレですね。
「私ぃいい!悪夢から覚めろぉおお!覚めるんだァァア!」
絶対悪い明晰夢だ。
だってあり得ないもん。
とりあえず叫び続ければそのうち覚めるはず。
「おぉおおおい!!!早くぅぅううう!!めーざーめーろぉー!!!!!!!」
「あのですねぇ、ここは夢でもなんでも「アンタは黙ってて!こっちは必死なの!おおおい!!」
「だからですね、「おおおーーーい、おおおーーーい!!!!」
「だぁかぁらぁ......」
あれ?なんか青筋立ってね?
ヤバっ怒らせちゃった?
アレ?なんで右手を上げるの?
なんで平手打ちの構えをとってんの?
「ア、アノ~。ア、アハハ?.......テッ、テヘペロ!」
バッシーン!
視界が右下にぶれた。
と言っても、真っ白い場所だからので、さっきの人が左上に行ったからそんなこと言ってるんだけどね。
あぁ、なんで夢にまでこんなことに会うんだろ?
そして私の視界が暗転した。
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