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恥ずかしがり屋の彼女
僕の彼女は恥ずかしがり屋。
彼女はあまり僕のことを見てくれない。
一緒にいる時、話をしてる時、ご飯を食べている時。
いつも見るのは僕ばかり。
そんなある日僕は彼女に聞いてみた。
「なんでそんなに僕のこと見てくれないの?」
すると彼女はこう言った。
「だって恥ずかしいんだもん」
少し照れながら笑う彼女を見たらとてつもなく愛おしさが込み上げてきた。
でも僕は知っている。
僕が見ていない時、彼女は僕のことをよく見ている。
それを知りながら目を合わせない僕は彼女と同じで恥ずかしがり屋なのかもしれない。
彼女はスマホでやり取りする時よく喋る。
僕は何気なく聞いてみた。
「なんでメッセージだとそんなに喋ってくれるの?」
彼女はこう言った。
「顔が見えないから恥ずかしくないの」
そう笑う彼女はやっぱり少し照れていた。
そして僕はまた愛おしさが込み上げた。
今日もまた、彼女にメッセージを送る。
その画面には1年前から送り続けた既読のつかない僕からのメッセージ。
彼女は見てくれない。
それは僕の顔だけだったはずなのに。
そして僕は遺影になった彼女のことを見つめる。
写真の中の彼女はあの可愛らしい笑顔で僕のことを見ていた。
「そんなに見られたら照れちゃうよ」
そう言って視線をずらした僕はやっぱり恥ずかしがり屋なのかもしれない。
彼女は見てくれない。
僕は彼女に聞いてみた。
「なんで見てくれないの?」
やっぱり彼女は答えてくれなかった。
また、一生見られることのない僕から彼女へのメッセージが1つ増えた。
でも写真の中の彼女は答えてくれた気がした。
「だってもうずっと顔を見ていられるからね」
そう言って微笑んでいるように見えた。
彼女はあまり僕のことを見てくれない。
一緒にいる時、話をしてる時、ご飯を食べている時。
いつも見るのは僕ばかり。
そんなある日僕は彼女に聞いてみた。
「なんでそんなに僕のこと見てくれないの?」
すると彼女はこう言った。
「だって恥ずかしいんだもん」
少し照れながら笑う彼女を見たらとてつもなく愛おしさが込み上げてきた。
でも僕は知っている。
僕が見ていない時、彼女は僕のことをよく見ている。
それを知りながら目を合わせない僕は彼女と同じで恥ずかしがり屋なのかもしれない。
彼女はスマホでやり取りする時よく喋る。
僕は何気なく聞いてみた。
「なんでメッセージだとそんなに喋ってくれるの?」
彼女はこう言った。
「顔が見えないから恥ずかしくないの」
そう笑う彼女はやっぱり少し照れていた。
そして僕はまた愛おしさが込み上げた。
今日もまた、彼女にメッセージを送る。
その画面には1年前から送り続けた既読のつかない僕からのメッセージ。
彼女は見てくれない。
それは僕の顔だけだったはずなのに。
そして僕は遺影になった彼女のことを見つめる。
写真の中の彼女はあの可愛らしい笑顔で僕のことを見ていた。
「そんなに見られたら照れちゃうよ」
そう言って視線をずらした僕はやっぱり恥ずかしがり屋なのかもしれない。
彼女は見てくれない。
僕は彼女に聞いてみた。
「なんで見てくれないの?」
やっぱり彼女は答えてくれなかった。
また、一生見られることのない僕から彼女へのメッセージが1つ増えた。
でも写真の中の彼女は答えてくれた気がした。
「だってもうずっと顔を見ていられるからね」
そう言って微笑んでいるように見えた。
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