僕だけのための歌

リリっ子

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瞳の映る世界

撮影中

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「まこちゃん!こっち!!」

ズッこん!
前方から高身長、イケメン、センター分けが接近。

けざきは、まこの方に駆け足で迫ってきた。
背中にはカメラスタンド、服はいつもよりも古着感が増して髪の毛も少し遊ばせている。
いつもはつけないピアスが、目に入ると

どタイプ!

まこはそう実感したのだった。

まこ「けざきさん、、今回はありがとうございます!」


けざき「いやこちらこそだよ。
まこちゃんと休日会うのなんか、緊張するね」

緊張するね、、、


ずっこーん。
エコーがかかる脳内。
必死に止めようとするもリピートされてしまう。

けざき「じゃ!いこっか!スタジオこの近くだから!」

まこ「はい、、!」

けざきとまこは、スタジオに向かった。


渋谷Aスタジオ 山田ビル

パシャパシャ、
こじんまりしたスタジオには何人かのスタッフがいる。
けざき「おっはよー」
「?、、あーレイ!、、?だれ?その女?」

そう言って金髪ショートの女性は毛嫌いそうに睨んだ。

「おいおいその態度はないだろ?ナツ!
よろしく!レイがいってたモデルの、、」

けざき「ま、こ、ちゃん!ね!」

まこ「あっはい!まこです!よろしくお願いします!」

豊中真司「よろしく!俺は豊中真司!
で、あっちが、、十三ナツ、、だな」

金髪ショートの女性は、マコに背を向けたまま手を上げた。

真司「おいちゃんと挨拶くらいしろよナツ!」

ナツは、マコに駆け寄る。
テラテラしたシャツにダボっとしたズボン。
目の前まで来てマコのことを睨んでは
ナツ「、、、よろしく。」
まこ「、、よろしく、です、、」

足早に去るナツ

けざき「あー見えていい子だから!なーナツ!!

けざきはナツの両肩に手を置いた。

かた、、、両手、、、

ナツ「ちょっと!れい!今画角揃えてたの!てか!来る時私にも言ってよね」

けざき「ごめんごめん!」

真司「いやーれい、女の子も男も隔てなくにはあんな感じだからさ勘違いしちゃうんだよなー」

まこ「、、なるほ、、ど、、」

真司「ナツもあんな感じだし。
マコちゃんも気をつけなよぉー笑」

まこ「はい、、」

けざき「まこちゃーん!着替えよっか!」

けざきは両手にハンガーがついた古着をいっぱいにしている。

まこ「はい、、」

ナツ「れいーこれも!」

けざき「おっ、サンキュ。これ前アイスランドの時のやつじゃん」

ナツ「そそ!手に入れるの時間かかったんだから!」

けざきさん下の名前レイって言うんだ。

偶然なのか必然なのか幼なじみの名前と同じだ。
まこは苦い思い出が頭によぎった。


けざき「まこちゃん?、、、行こっか!」

IKEAの大きい袋に服を全て詰め込んで、けざきはマコの右手をぐいっと掴む。

あっ
まただ、

この感じ。あの時と同じ。

けざき「はい!!じゃあ!全部試着してみよっか!」

そう言ってまこは試着室にドンと入れられた。
大量の服と共に。

まこ「え、、、えっと、、どれがどう組み合わせるんだっけ、、」

けざき「まず、そのサロペットと、古着の赤色のシャツ合わせてみよっか。

まこは言われたように次次にあわせていく。

けざき「んー、、、つぎ!」

まこ「ここれは?どうですか?」

まこはポーズを取る。

けざき「んー、幼いな」

まこ「おい、」

けざき「うそだよ笑似合ってるけど、まこちゃんはねーもっと、、」

けざきはピンクのワンピースを指さした。

けざき「それ、、きてみるか!」

まこ「はい!!え、似合ってないのかぁ、、?ピンクのワンピース、、と、」

けざき「まこちゃん、、」

まこ「え?なんかいいました?」

けざき「いや、、、まこちゃんとさ、、」

しゃー

カーテンが開く音がする

まこ どどうですか?

けざき  、、かわいい、、、

まこ  え、ほんと?笑

まこは照れながら鏡を見つめる。

けざきは、ネックレスを取り出して、まこの背中にまわる。

まこ え?

まこの首元に、ネックレスをつけるけざき。

鏡越しにまことけざきさ、目が合う。

イルカの形のネックレスはマコの首元で光った。

まこ  かわいい、、

けざき まこちゃん、めっちゃ!!、可愛いよ。

まこ けざきさん???

けざきは両手で後ろからまこをだきしめる。

けざき まこちゃん、俺と付き合わない??

まこ  、、、、?!

#____#









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