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『マンホールの蓋の下』
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「ぜ~ったい、だって! ぜ~ったい‼」
と、コイツは、また、ダダを捏ねる。
「無い! 無い! 無い! 無い!」
と、力いっぱいの否定をするオレ。
「アンタは夢が無いのよ! この地球は、無限の夢に満ち溢れた世界なんだよ⁉ どり~むな、わ~るどなんだよ⁉」
と、オレの力説に負けない程の、謎の自信で、自説を貫くコイツ。
「どういう発想なんだよ⁉ もしそうだったら、あの大阪のテーマパークとか、商売あがったりだっての!」
と、当たり前の言葉をコイツに掛けるオレに、
「そんな事ないもん! あのアカデミー賞を取った、神隠しの映画みたいに! 不思議な世界はあるの! ぜ~ったい! ぜ~ったい! 世界各国の『マンホールの蓋の下』には、あの、世界で一番有名なヒゲのおじさんの居る、どり~むな、わ~るどが広がってるんだって…ッ‼」
と、再度、根拠の無い力説を繰り返すコイツ。
「あのな! もし、そうだったら、東京の、ねずみのテーマパークとかも商売あがったりだからな! そんな道端の何処にでもある場所が異世界に繋がってるはずがねぇだろうがよ!」
と、より理論的に、分かりやすく説明したつもりだったんだが…。
「アンタねぇ! あの日本一有名なロボットアニメの作者さんが作った、あの聖戦士さんの出るアニメとか、アンタも私と一緒に見たじゃない! あんなリアルな人間模様を描いた様な話! 絶対に、ホントに、そんな世界があって! そういう世界に異世界転移した経験がホントにあるからじゃないと! ぜ~ったいに描けないもん! だから、あの中世っぽいSFな異世界もホントにあって! 作者さんは異世界転移した後、またこっちの世界に異世界転移して戻って来て! だから、あの話も! 見て来た事を書いたエッセイなんだよ! だから、あのヒゲおじさんの世界にも! 『マンホールの蓋の下』の土管の中から、ああいう、どり~むな、わ~るどにも、行けるから! それを体験した人が、あの大阪の、ヒゲおじさんのテーマパークを作ったの…ッ‼」
と、凄まじい勢いでまくしたてるコイツ…。
「てか…聖戦士の世界がホントにあったら、この世界、既に戦争に巻き込まれてるからな!」
と、説明するオレに、
「だいじょうぶ! じょぶ…ッ! そうなったら、私たちが、この星を救っちゃうから‼」
と、自信満々のコイツ。
そして、
「なんたって…! 私とアンタが居るから…‼ 愛は世界を救うんだよ…ッ‼」
と、ウィンクを一つして、コイツは、したり顔だった。
と、コイツは、また、ダダを捏ねる。
「無い! 無い! 無い! 無い!」
と、力いっぱいの否定をするオレ。
「アンタは夢が無いのよ! この地球は、無限の夢に満ち溢れた世界なんだよ⁉ どり~むな、わ~るどなんだよ⁉」
と、オレの力説に負けない程の、謎の自信で、自説を貫くコイツ。
「どういう発想なんだよ⁉ もしそうだったら、あの大阪のテーマパークとか、商売あがったりだっての!」
と、当たり前の言葉をコイツに掛けるオレに、
「そんな事ないもん! あのアカデミー賞を取った、神隠しの映画みたいに! 不思議な世界はあるの! ぜ~ったい! ぜ~ったい! 世界各国の『マンホールの蓋の下』には、あの、世界で一番有名なヒゲのおじさんの居る、どり~むな、わ~るどが広がってるんだって…ッ‼」
と、再度、根拠の無い力説を繰り返すコイツ。
「あのな! もし、そうだったら、東京の、ねずみのテーマパークとかも商売あがったりだからな! そんな道端の何処にでもある場所が異世界に繋がってるはずがねぇだろうがよ!」
と、より理論的に、分かりやすく説明したつもりだったんだが…。
「アンタねぇ! あの日本一有名なロボットアニメの作者さんが作った、あの聖戦士さんの出るアニメとか、アンタも私と一緒に見たじゃない! あんなリアルな人間模様を描いた様な話! 絶対に、ホントに、そんな世界があって! そういう世界に異世界転移した経験がホントにあるからじゃないと! ぜ~ったいに描けないもん! だから、あの中世っぽいSFな異世界もホントにあって! 作者さんは異世界転移した後、またこっちの世界に異世界転移して戻って来て! だから、あの話も! 見て来た事を書いたエッセイなんだよ! だから、あのヒゲおじさんの世界にも! 『マンホールの蓋の下』の土管の中から、ああいう、どり~むな、わ~るどにも、行けるから! それを体験した人が、あの大阪の、ヒゲおじさんのテーマパークを作ったの…ッ‼」
と、凄まじい勢いでまくしたてるコイツ…。
「てか…聖戦士の世界がホントにあったら、この世界、既に戦争に巻き込まれてるからな!」
と、説明するオレに、
「だいじょうぶ! じょぶ…ッ! そうなったら、私たちが、この星を救っちゃうから‼」
と、自信満々のコイツ。
そして、
「なんたって…! 私とアンタが居るから…‼ 愛は世界を救うんだよ…ッ‼」
と、ウィンクを一つして、コイツは、したり顔だった。
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