レッド・ティーチ

昔懐かし怖いハナシ

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1第目、出会い

6章

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 先生達に着いて行くと、すぐに森を抜けた。
 すると、その先にはたくさんの木造の家が緩やかな斜面にあちこちに立っていた。また、家も多いが、そのぶん風車がギシギシと音を立てて回っていた。羅針は、こんな風景見たことがなかった。これこそ、自然と共存している姿なのかと思った。
 「どうだ。すごいだろう!こんな物、お前の世界には、ないだろう。」
と、ラッシュは自分の物を自慢するように言った。羅針はこういう所が好きじゃない様子だった。
「こんな物、あるけど…。こういう物、見たことがない。」
 羅針は、目を開いてあたりを見渡した。一つ一つ、大きく回っていて、力強さを感じる。
 突然、たくさんの火がついた矢が空一面に飛んでいた。その方向は、人が住んでいる木造の家だ。風車にも影響が出るだろう。羅針は、何もできなかった。並の人じゃどうしようもない。
 思わず、隣に立っている先生達の顔つきを見ると険しくなっていることに気がついた。
 すると、ローカルが一瞬で消えた。ラッシュは風のようにすっと消えた。羅針は少し戸惑ったが、空を見ると、火の矢の先にローカル飛んでいた。その後、手のひらから火を出して、剣を生み出していた。しかも、2本の剣を両手に持っていた。
そして、素早く2本の剣を横に大きく振った。暑苦しい風が吹いたと思ったら、全ての矢の動きが極端に遅くなった。それだけではなく、一本一本の矢が切断されていた。切断面には火が燃えていた。まさに、一瞬のことであった。ローカルは無言だったが、怒りの気持ちが表に表れていた。ローカルの能力は、火の使い手らしい。
 ラッシュは、背後に丸い空気の玉を10個ぐらい作り出し、速いスピードで草むらの方へ投げた。草むらだけでなく、木が何本もメリメリと音を立てて倒れた。結構威力はあるらしい。ラッシュは、空気を操るらしい。
「出てこいや!」
ラッシュも、確かに怒りの雰囲気があった。
 すると、草むらから黒いマントを身に着けた黒服の男の人がすっと出てきた。
「さあ、そいつらを出してほしい。」
こいつらが子供を利用するというブラックジスか、と羅針は思った。さすが、ファンタジー好きであり、この分野の飲み込みは早い。
「コイツラは、家族、仲間同然だ。お前らの予定は私達は知らない。」
ラッシュは、反発するように、声を少し荒げて言った。
相手は、落ち着きを払っている。
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