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第三章 王太子妃誘拐事件の裏側
静かな侵入作戦
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朝早くにダニエル達に会い、今日が今まで準備してきたことの決行日で、その後、帰国すると告げた。
イクリスが自国で結婚することになったという筋書きで、半数ほどを先に帰国させて、ほとぼりが冷めた頃に残りを帰国させる予定だ。
「事件発生と同時に居なくなると疑われるので、アイラが変装して私の身代わりを務めます。私はこのまま帰国します。よろしくお願いします」
「うまく運ぶといいですね」
「ありがとう。あなた達は、事件が収束して落ち着くまで、このままの生活を続けてください。何かあっても、全く何も知らないと言えばいい。実際そうですから」
ケイトは、そういえばそうね、何も知らないんだわ、と言いながら頷いた。
「花嫁を連れて帰国するので、華やかな花嫁用の馬車を1台用意していただけませんか。それと、ウエディングドレスと女性用の手荷物一式。それを街外れの宿屋に届けてください」
「サイズは?」
ケイトが聞いてくる。さすが女性だ。
「ケイト嬢くらいの背丈で、もう少し華奢な感じです。可愛らしい雰囲気の人です」
「承知しました。お任せ下さい。食料品や旅行の支度を積んだ荷車も付けておきます」
他のメンバーは、各々の仕事をまとめに行っている。
ケインは最後の布教活動に行き、暴動の芽を蒔くと言っていた。一度街頭で布教する様子を見たが、人を引き込む力がすごい。役者をしたら超一流になれるだろう。
セレスの教えは、女性を差別、排斥する。その教団を擁護している国の問題もあげつらい、国の姿勢を問題視する。
使い捨てる予定で、この教団を選んだのだろうが、この手の攻撃をするにはうってつけだった。
おまけに、教団に騎士の増員を送るのが難しくなる。
連絡要員が馬を乗り継いで、ブルーネルの駐屯地に向かっている。昨日、監禁場所が判明してすぐに出たので、昼頃には到着し、受け入れ準備を整えてくれるはずだ。彼は、そのままロブラールに報告に走る。
ミラは今までにコツコツと、国境に続く幹線道路の数カ所に、爆薬を仕掛けておいたそうだ。問題があればこれを使うようにと、起爆方法を教わった。使わないで済むと助かるのだが。
今日はセレスへの侵入口の最終確認をすると言う。
カイル達は、救出時の連携について打ち合わせ中だ。その後、街中の雰囲気を確認しに行く。
アイラは静かだが、ギラギラしている。これは、秘書には見えないと納得した。普通の世界で生活している人ではない。そしてイリスも、そうなのだ。
準備に奔走している内に夕方になった。
ケイトが、夕食を運んで来てくれた。
「ありがとう。お世話になりました。お二人でお幸せに」
「こちらこそ、ありがとう御座いました」
イリスは、ふと、聞いてみたくなった。ダニエルの手を取って逃げたことに、迷いはなかったのだろうか。約束された全てを捨てて。
「迷わなかったので、即、追いかけました。だから父も後手に回って私を捕まえられなかった」
「それは、すごい。拒否されるとは考えなかったんですか?」
「覚悟していましたよ。
愛情は信じられても、彼の中で家族や家門に対する責任は同じくらいの重さだった。どちらを取るか、賭けに出たのです。
ガードが固くて、彼に接触できたのは結婚式の時でした。ひどいことをした責めは一生負います。でも、あの時以外なら、彼は家を選んだかもしれなかった」
「いい覚悟ですね。
たしかに彼には、賭けるだけの値打ちがある。お二人に、私たちは感謝しています」
ついでに、ダニエルの母の行動を彼女に伝えておいた。地味だけれど、決して引かない強さを感じ、それに敬意を表して、少し後押ししたかった。
「父は、侯爵夫人にぴしゃりと言われて、目が覚めたと言っていました。丸太で殴られたくらいの衝撃だったけれど、今は感謝しているそうです」
ケイトは金髪をふわっと揺らして、きれいな笑顔を見せた。
1時ジャストに集合場所に皆が集まった。邸宅近くの人目に付かない路地だ。
ミラが塀際の小ぶりの小屋をどかすと、一部分がフェイクの壁になっていた。それを外すと、向こう側には植木が置かれていた。そこから敷地内に侵入する。
この時間帯は巡回の合間で、庭に騎士が出ていない。邸内には、大体三十人ほどのセレス教団員と五十人ほどの騎士がいるはずだ。
カイルが先頭で斥候役を務めた。一団は途中から二手に分かれる。
ケインの隊は邸内に侵入する前に、建屋内に揮発性の睡眠剤を放り込むことになっている。十分ほど待ってからの侵入だ。
彼らを見送った後、イリスは邸近くの路地で馬を宥めていた。襲撃には加わらない約束だ。アイラと二人待機し、状況によって動き方を決めることになっている。
静かだった。
二十分程経っても静かなので、いよいよ様子を見に行こうかと思った時、マーガレットを背負ったカイルが見えた。
少し後から侍女二人を連れて、別働隊も戻って来る。
こんなに静かに速やかに、救出できるとは思わなかった。
「イクリス様、
主に一階ですが、全員眠っていたので、戦闘は無しで済みました。それにしても、いつもよりずっと人数が少ないのが不思議です」
「気持ちが悪いね。早くここから立ち去ろう」
マーガレットに挨拶し、安全な場所までとにかく急ぐので、何も言わずに従ってくれと言い聞かせた。眠っていたところを起こされ、まだ眠たげにぼんやりしている彼女を、ミラに任せようとしたら姿が見えなかった。
見回すと屋敷の方から戻って来る姿が見えた。
「何をしていたの」
「毒蜘蛛二世帯の引越しを手伝ってきました。あそこで繁殖してもらって、被害が出るのは数か月くらい先の事でしょう」
まあ、いいかと聞き流し、マーガレットを任せた。馬車の中で、さっそく簡単な変装を施し、いつもとは別人に仕立て上げた。
宿に向かうのはミラとケインとマーガレット、セレス偵察チームの三名だ。地味な馬車に乗り込み宿に向かう。明日には、そのまま花嫁馬車で、ロブラールに向かって出発する予定だ。ミラが侍女で、ケインは御者、他は護衛の騎士だ。
夜中に到着することは言ってあるので、こじんまりした別棟を借り切り、鍵をもらっている。
侍女二人は馬車で旅装に着替え、フード付きのマントを着て、馬に乗った。武器も好みのものを各々選んで携帯した。ミラが色々と持たせようとしているので、重量を考えるよう注意した。なぜか二人共背に荷物を担いでいる。
こちらのメンバーはブルーネルに向かう。
トラブルが起らなかったので、事態が発覚する前に全力で逃げるだけでいい。戦力をイリス側に回す必要もないため、バイエル偵察班の四名は予定通り商会に戻ってもらう。
アイラと彼らは、目立たないよう、ばらばらに帰宅することを命じた。
そこでアイラが途中まで送りたいと言い、半日ほど同行することになった。無事に帰国できる確信を持てるところまでは一緒に行くと譲らなかった。
イクリスが自国で結婚することになったという筋書きで、半数ほどを先に帰国させて、ほとぼりが冷めた頃に残りを帰国させる予定だ。
「事件発生と同時に居なくなると疑われるので、アイラが変装して私の身代わりを務めます。私はこのまま帰国します。よろしくお願いします」
「うまく運ぶといいですね」
「ありがとう。あなた達は、事件が収束して落ち着くまで、このままの生活を続けてください。何かあっても、全く何も知らないと言えばいい。実際そうですから」
ケイトは、そういえばそうね、何も知らないんだわ、と言いながら頷いた。
「花嫁を連れて帰国するので、華やかな花嫁用の馬車を1台用意していただけませんか。それと、ウエディングドレスと女性用の手荷物一式。それを街外れの宿屋に届けてください」
「サイズは?」
ケイトが聞いてくる。さすが女性だ。
「ケイト嬢くらいの背丈で、もう少し華奢な感じです。可愛らしい雰囲気の人です」
「承知しました。お任せ下さい。食料品や旅行の支度を積んだ荷車も付けておきます」
他のメンバーは、各々の仕事をまとめに行っている。
ケインは最後の布教活動に行き、暴動の芽を蒔くと言っていた。一度街頭で布教する様子を見たが、人を引き込む力がすごい。役者をしたら超一流になれるだろう。
セレスの教えは、女性を差別、排斥する。その教団を擁護している国の問題もあげつらい、国の姿勢を問題視する。
使い捨てる予定で、この教団を選んだのだろうが、この手の攻撃をするにはうってつけだった。
おまけに、教団に騎士の増員を送るのが難しくなる。
連絡要員が馬を乗り継いで、ブルーネルの駐屯地に向かっている。昨日、監禁場所が判明してすぐに出たので、昼頃には到着し、受け入れ準備を整えてくれるはずだ。彼は、そのままロブラールに報告に走る。
ミラは今までにコツコツと、国境に続く幹線道路の数カ所に、爆薬を仕掛けておいたそうだ。問題があればこれを使うようにと、起爆方法を教わった。使わないで済むと助かるのだが。
今日はセレスへの侵入口の最終確認をすると言う。
カイル達は、救出時の連携について打ち合わせ中だ。その後、街中の雰囲気を確認しに行く。
アイラは静かだが、ギラギラしている。これは、秘書には見えないと納得した。普通の世界で生活している人ではない。そしてイリスも、そうなのだ。
準備に奔走している内に夕方になった。
ケイトが、夕食を運んで来てくれた。
「ありがとう。お世話になりました。お二人でお幸せに」
「こちらこそ、ありがとう御座いました」
イリスは、ふと、聞いてみたくなった。ダニエルの手を取って逃げたことに、迷いはなかったのだろうか。約束された全てを捨てて。
「迷わなかったので、即、追いかけました。だから父も後手に回って私を捕まえられなかった」
「それは、すごい。拒否されるとは考えなかったんですか?」
「覚悟していましたよ。
愛情は信じられても、彼の中で家族や家門に対する責任は同じくらいの重さだった。どちらを取るか、賭けに出たのです。
ガードが固くて、彼に接触できたのは結婚式の時でした。ひどいことをした責めは一生負います。でも、あの時以外なら、彼は家を選んだかもしれなかった」
「いい覚悟ですね。
たしかに彼には、賭けるだけの値打ちがある。お二人に、私たちは感謝しています」
ついでに、ダニエルの母の行動を彼女に伝えておいた。地味だけれど、決して引かない強さを感じ、それに敬意を表して、少し後押ししたかった。
「父は、侯爵夫人にぴしゃりと言われて、目が覚めたと言っていました。丸太で殴られたくらいの衝撃だったけれど、今は感謝しているそうです」
ケイトは金髪をふわっと揺らして、きれいな笑顔を見せた。
1時ジャストに集合場所に皆が集まった。邸宅近くの人目に付かない路地だ。
ミラが塀際の小ぶりの小屋をどかすと、一部分がフェイクの壁になっていた。それを外すと、向こう側には植木が置かれていた。そこから敷地内に侵入する。
この時間帯は巡回の合間で、庭に騎士が出ていない。邸内には、大体三十人ほどのセレス教団員と五十人ほどの騎士がいるはずだ。
カイルが先頭で斥候役を務めた。一団は途中から二手に分かれる。
ケインの隊は邸内に侵入する前に、建屋内に揮発性の睡眠剤を放り込むことになっている。十分ほど待ってからの侵入だ。
彼らを見送った後、イリスは邸近くの路地で馬を宥めていた。襲撃には加わらない約束だ。アイラと二人待機し、状況によって動き方を決めることになっている。
静かだった。
二十分程経っても静かなので、いよいよ様子を見に行こうかと思った時、マーガレットを背負ったカイルが見えた。
少し後から侍女二人を連れて、別働隊も戻って来る。
こんなに静かに速やかに、救出できるとは思わなかった。
「イクリス様、
主に一階ですが、全員眠っていたので、戦闘は無しで済みました。それにしても、いつもよりずっと人数が少ないのが不思議です」
「気持ちが悪いね。早くここから立ち去ろう」
マーガレットに挨拶し、安全な場所までとにかく急ぐので、何も言わずに従ってくれと言い聞かせた。眠っていたところを起こされ、まだ眠たげにぼんやりしている彼女を、ミラに任せようとしたら姿が見えなかった。
見回すと屋敷の方から戻って来る姿が見えた。
「何をしていたの」
「毒蜘蛛二世帯の引越しを手伝ってきました。あそこで繁殖してもらって、被害が出るのは数か月くらい先の事でしょう」
まあ、いいかと聞き流し、マーガレットを任せた。馬車の中で、さっそく簡単な変装を施し、いつもとは別人に仕立て上げた。
宿に向かうのはミラとケインとマーガレット、セレス偵察チームの三名だ。地味な馬車に乗り込み宿に向かう。明日には、そのまま花嫁馬車で、ロブラールに向かって出発する予定だ。ミラが侍女で、ケインは御者、他は護衛の騎士だ。
夜中に到着することは言ってあるので、こじんまりした別棟を借り切り、鍵をもらっている。
侍女二人は馬車で旅装に着替え、フード付きのマントを着て、馬に乗った。武器も好みのものを各々選んで携帯した。ミラが色々と持たせようとしているので、重量を考えるよう注意した。なぜか二人共背に荷物を担いでいる。
こちらのメンバーはブルーネルに向かう。
トラブルが起らなかったので、事態が発覚する前に全力で逃げるだけでいい。戦力をイリス側に回す必要もないため、バイエル偵察班の四名は予定通り商会に戻ってもらう。
アイラと彼らは、目立たないよう、ばらばらに帰宅することを命じた。
そこでアイラが途中まで送りたいと言い、半日ほど同行することになった。無事に帰国できる確信を持てるところまでは一緒に行くと譲らなかった。
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