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第五章 二年前の事件を振り返る勇気
マイルズの接近
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「イリス様はお聞きになっていませんでしたか? それは新しい側近を探すためでもあったのですよ。
一番の側近になる予定だったシモン様が亡くなり、二番手だった子息も、家のやらかしが原因で去ったため、側近候補者がいなくなってしまったのです」
「ああ、そういうことだったの。でも、私にはそういう説明はなかったわよ」
「シモン様の事を持ち出したくなかったのでしょうね。
とにかく、学生の内に、気を許せる親しい相手を見つけないと、先々大変です」
王になれば、公私共に、のしかかってくる問題が山積みだ。公の方は、相談相手が周囲を取り巻いているが、逆にそれが悩みの種になる。
私的な悩みや、愚痴を吐き出せる相手がいなければ、参ってしまう。
「シモン様がいれば完璧だったでしょう。王家にとっても手痛い損失でしたね」
イリスはそういう視点で見たことが無かったので、この話は目からうろこだった。
「エドには良い側近候補が現れたのかしら」
「レンティスからの情報では、気の合う子息が二名居て、教育中だそうです」
「よかった。私がいないほうが、トラブルなく物事が進むような気がしてきたわ。帰国することにしたけど、大丈夫なのかしら」
アイラはくるっと目を回して、おどけたように言った。
「先日、王太子殿下を国まで連行した時、ついでにイリス様の日常についてお話しました。色々と聞かれましたしね。
その時に、もふもふ出来る男性が好みのようですと言ったら、髪の毛を伸ばそうかなと言っていました。相変わらずイリス様大好きですよ。今更、帰国しないなんて言えば迎えに来そうだ」
「彼の髪の毛、伸びても、もふもふ出来ないじゃないの。サラサラだもの」
「ああ、残念なイリス様。もう少し成長しましょうね。そのためにシャノワールでさんざん、いい恋愛を見て来たでしょう」
「そういえば、そうね。依頼人の皆様、一様に真摯で素敵な方ばかりで、手助け出来てうれしかったわ」
「王妃様の計らいです。感謝しましょう」
お茶でも飲んで休憩しましょうと、侍女にお茶とお菓子の用意を頼んだ。お菓子は三種類くらい見繕って欲しいと伝えてもらった。
帰国してから、料理長の張り切りようが過激で、イリスが周囲からひんしゅくを買っている。
王一家と食事をしたとき、どう見てもイリスの皿だけが豪華すぎた。あからさま過ぎて、皆の視線が集中してしまった。
王が、というか伯父様が気を遣って、むくれる他の家族を取りなした。
「長い間、隣国で苦労したのだ。今回は特別待遇だよ」
そして、デザートに至る頃には、伯父様も黙った。
小ぶりな分、余計に凝りようが際立つ豪華な三段ケーキ。アイスクリームには、色とりどりの砂糖菓子や砂糖漬けの花などが飾られた飴のドームと三種類のソース。こんもり盛られたプチフールの山。
後で、お礼と共に注意をしに行った。同じテーブルを囲む人には同じものを出す、と約束させて一安心したのだった。
しかし、品数と物は同じでも、味が……となった。それはどうしようもない。皆と一緒に食事を取ると、毎回睨まれるのだった。
届けられた絶品スイーツを食べながら、アイラが言った。
「結局、料理長もブルーシャドウのメンバーと同じですね。イリス様のために働くのが心地いいのですよ」
「何でかしら」
「さあ」
紅茶の赤い色を見ていると、同じように紅茶を覗き込んでいた日の事を思い出した。
◇・◇・◇
エドワードが入学して半年ほどが経った。
週に二回のお昼のデートは、無くなっていた。授業に合わせた教室の移動が必要になり、同じ時間に昼食が取れなくなったせいだった。
会える時間が減ってしまい、イリスの焦燥感は募って行った。イリスは無自覚ながら、エドワードの護衛として動いていた。護衛であれば、常時傍にいるのが当たり前だ。すぐ近くに居ながら、ほぼ姿が見られないのは辛かった。
その頃、エドワードの腹違いの兄マイルズが、近付いてくるようになった。
マイルズは、結婚前に付き合っていた男爵令嬢が産んだ、王の庶子だった。妊娠が分かった後、側室として王宮に迎えられた。産まれた子供が男子だったので、王妃に男子が生まれなければ、その子が次期国王になる。
貴族たちは態度を保留し、側室と王妃の両方共と少し距離を置いて、様子を窺っていた。
その二年後にエドワードが生まれ、王位の継承権は彼のものと定まった。
側室の後ろ盾となる実家は没落していたため、長男は王子としての待遇ではあっても、二番目として控えめに一歩下がって暮らしていた。
ブルーネル家は両親が王夫妻と若い頃から親しかったため、ずっと交流があり、子供同士も親しくしていたが、マイルズとの交流は無かった。
エドワードは兄としてマイルズを慕っていたし、一緒に遊びたがった。
しかし、ブルーネル家は、彼との接触が無いよう配慮し、自分の子供達とは交流させないようにしていた。だから、王宮に遊びに行ってもマイルズと一緒に遊ぶことはなかったし、ブルーネルにマイルズが来ることも、一度もなかった。
エドワードはマイルズと兄弟として仲良くしているらしいが、親から交際を止められているイリスは、彼の人となりを、知ることもないままでいたのだった。
しかも、シモンが殺された事件は、マイルズを次期王にと推す勢力が起こしたことだった。その中には、彼の母親である側室も含まれていた。
イリスと同じ十四歳のマイルズは、実際にはこの件に全く関係していなかったが、事件が明るみに出れば、何らかの罪を問われることになる。そして重い罰を受けることになるだろう。
そのため、シモンの死は単なる馬車の事故として周知されたのだった。マイルズを恨む筋合いではないが、彼のためにシモンの死の真相が伏せられた事に、割り切れない気持ちを持っていた。
そのしばらく後に、彼の母親が病死した。
ある日の昼休み、庭で一人昼食を取っている所にマイルズが現れた。
マイルズは、イリスと同学年だった。母親譲りのピンクの髪と、茶色の目の優し気な顔立ちで、父親の王に似てるところはあまり無いようだった。
「イリス嬢。ご機嫌いかがですか。最近あまり、エドワードと一緒のところを見掛けませんが、寂しいのではないですか」
そう言って声を掛けてきた。
「実はエドワードから、しばらく一緒に昼食を取れない自分の代わりに、イリス嬢とご一緒してくれと頼まれたのです。弟の一方的な言葉なので、イリス嬢のご都合を聞かなくてはと思ってきました」
王子の身分なのに、とても丁寧な話し方をする彼に、イリスは驚いた。
公式な夜会で、王子として立派に振る舞っている姿を見たことは有れど、まともに話したことが無いのだ。
学園では人気者で、たくさんの友人達に囲まれているのを遠目に見ることはある。女性達にも人気があるようだ、という程度にしか知らなかった。
「ごきげんよう。マイルズ殿下。お気遣いありがとうございます。でも、大丈夫なので、そうエドワード殿下にもお伝えください。
お兄様に、そんなお願い事をするなんて、マイルズ殿下に甘えすぎですわ」
こちらに座ってもよろしいですか? と目の前の席を指す。
どうぞ、と言ってお座りいただいた。相手は王子だ。立ったままで居ろなどと言える相手では無い。手元にあったポットから未使用だったティーカップにお茶を注ぎ、マイルズに勧めた。
「弟は、あなたが気掛かりなのですよ。寂しがっているだろうと、心配しています」
そうして彼は、エドワードの王宮での日常の話や、学園での事を話してくれた。
情報に飢えていたイリスは、すぐに話に引き込まれて行った。
一番の側近になる予定だったシモン様が亡くなり、二番手だった子息も、家のやらかしが原因で去ったため、側近候補者がいなくなってしまったのです」
「ああ、そういうことだったの。でも、私にはそういう説明はなかったわよ」
「シモン様の事を持ち出したくなかったのでしょうね。
とにかく、学生の内に、気を許せる親しい相手を見つけないと、先々大変です」
王になれば、公私共に、のしかかってくる問題が山積みだ。公の方は、相談相手が周囲を取り巻いているが、逆にそれが悩みの種になる。
私的な悩みや、愚痴を吐き出せる相手がいなければ、参ってしまう。
「シモン様がいれば完璧だったでしょう。王家にとっても手痛い損失でしたね」
イリスはそういう視点で見たことが無かったので、この話は目からうろこだった。
「エドには良い側近候補が現れたのかしら」
「レンティスからの情報では、気の合う子息が二名居て、教育中だそうです」
「よかった。私がいないほうが、トラブルなく物事が進むような気がしてきたわ。帰国することにしたけど、大丈夫なのかしら」
アイラはくるっと目を回して、おどけたように言った。
「先日、王太子殿下を国まで連行した時、ついでにイリス様の日常についてお話しました。色々と聞かれましたしね。
その時に、もふもふ出来る男性が好みのようですと言ったら、髪の毛を伸ばそうかなと言っていました。相変わらずイリス様大好きですよ。今更、帰国しないなんて言えば迎えに来そうだ」
「彼の髪の毛、伸びても、もふもふ出来ないじゃないの。サラサラだもの」
「ああ、残念なイリス様。もう少し成長しましょうね。そのためにシャノワールでさんざん、いい恋愛を見て来たでしょう」
「そういえば、そうね。依頼人の皆様、一様に真摯で素敵な方ばかりで、手助け出来てうれしかったわ」
「王妃様の計らいです。感謝しましょう」
お茶でも飲んで休憩しましょうと、侍女にお茶とお菓子の用意を頼んだ。お菓子は三種類くらい見繕って欲しいと伝えてもらった。
帰国してから、料理長の張り切りようが過激で、イリスが周囲からひんしゅくを買っている。
王一家と食事をしたとき、どう見てもイリスの皿だけが豪華すぎた。あからさま過ぎて、皆の視線が集中してしまった。
王が、というか伯父様が気を遣って、むくれる他の家族を取りなした。
「長い間、隣国で苦労したのだ。今回は特別待遇だよ」
そして、デザートに至る頃には、伯父様も黙った。
小ぶりな分、余計に凝りようが際立つ豪華な三段ケーキ。アイスクリームには、色とりどりの砂糖菓子や砂糖漬けの花などが飾られた飴のドームと三種類のソース。こんもり盛られたプチフールの山。
後で、お礼と共に注意をしに行った。同じテーブルを囲む人には同じものを出す、と約束させて一安心したのだった。
しかし、品数と物は同じでも、味が……となった。それはどうしようもない。皆と一緒に食事を取ると、毎回睨まれるのだった。
届けられた絶品スイーツを食べながら、アイラが言った。
「結局、料理長もブルーシャドウのメンバーと同じですね。イリス様のために働くのが心地いいのですよ」
「何でかしら」
「さあ」
紅茶の赤い色を見ていると、同じように紅茶を覗き込んでいた日の事を思い出した。
◇・◇・◇
エドワードが入学して半年ほどが経った。
週に二回のお昼のデートは、無くなっていた。授業に合わせた教室の移動が必要になり、同じ時間に昼食が取れなくなったせいだった。
会える時間が減ってしまい、イリスの焦燥感は募って行った。イリスは無自覚ながら、エドワードの護衛として動いていた。護衛であれば、常時傍にいるのが当たり前だ。すぐ近くに居ながら、ほぼ姿が見られないのは辛かった。
その頃、エドワードの腹違いの兄マイルズが、近付いてくるようになった。
マイルズは、結婚前に付き合っていた男爵令嬢が産んだ、王の庶子だった。妊娠が分かった後、側室として王宮に迎えられた。産まれた子供が男子だったので、王妃に男子が生まれなければ、その子が次期国王になる。
貴族たちは態度を保留し、側室と王妃の両方共と少し距離を置いて、様子を窺っていた。
その二年後にエドワードが生まれ、王位の継承権は彼のものと定まった。
側室の後ろ盾となる実家は没落していたため、長男は王子としての待遇ではあっても、二番目として控えめに一歩下がって暮らしていた。
ブルーネル家は両親が王夫妻と若い頃から親しかったため、ずっと交流があり、子供同士も親しくしていたが、マイルズとの交流は無かった。
エドワードは兄としてマイルズを慕っていたし、一緒に遊びたがった。
しかし、ブルーネル家は、彼との接触が無いよう配慮し、自分の子供達とは交流させないようにしていた。だから、王宮に遊びに行ってもマイルズと一緒に遊ぶことはなかったし、ブルーネルにマイルズが来ることも、一度もなかった。
エドワードはマイルズと兄弟として仲良くしているらしいが、親から交際を止められているイリスは、彼の人となりを、知ることもないままでいたのだった。
しかも、シモンが殺された事件は、マイルズを次期王にと推す勢力が起こしたことだった。その中には、彼の母親である側室も含まれていた。
イリスと同じ十四歳のマイルズは、実際にはこの件に全く関係していなかったが、事件が明るみに出れば、何らかの罪を問われることになる。そして重い罰を受けることになるだろう。
そのため、シモンの死は単なる馬車の事故として周知されたのだった。マイルズを恨む筋合いではないが、彼のためにシモンの死の真相が伏せられた事に、割り切れない気持ちを持っていた。
そのしばらく後に、彼の母親が病死した。
ある日の昼休み、庭で一人昼食を取っている所にマイルズが現れた。
マイルズは、イリスと同学年だった。母親譲りのピンクの髪と、茶色の目の優し気な顔立ちで、父親の王に似てるところはあまり無いようだった。
「イリス嬢。ご機嫌いかがですか。最近あまり、エドワードと一緒のところを見掛けませんが、寂しいのではないですか」
そう言って声を掛けてきた。
「実はエドワードから、しばらく一緒に昼食を取れない自分の代わりに、イリス嬢とご一緒してくれと頼まれたのです。弟の一方的な言葉なので、イリス嬢のご都合を聞かなくてはと思ってきました」
王子の身分なのに、とても丁寧な話し方をする彼に、イリスは驚いた。
公式な夜会で、王子として立派に振る舞っている姿を見たことは有れど、まともに話したことが無いのだ。
学園では人気者で、たくさんの友人達に囲まれているのを遠目に見ることはある。女性達にも人気があるようだ、という程度にしか知らなかった。
「ごきげんよう。マイルズ殿下。お気遣いありがとうございます。でも、大丈夫なので、そうエドワード殿下にもお伝えください。
お兄様に、そんなお願い事をするなんて、マイルズ殿下に甘えすぎですわ」
こちらに座ってもよろしいですか? と目の前の席を指す。
どうぞ、と言ってお座りいただいた。相手は王子だ。立ったままで居ろなどと言える相手では無い。手元にあったポットから未使用だったティーカップにお茶を注ぎ、マイルズに勧めた。
「弟は、あなたが気掛かりなのですよ。寂しがっているだろうと、心配しています」
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