5 / 56
Chapter1
05 トリファン見聞録~町の様子と拠点~
しおりを挟む
なんかもうすっごい。
エクレールの背に乗って上空から見る世界は、どう考えても俺のいた地球ではなかった。あたり一面に広がる森。遠くに見える砂漠地帯。点在している村らしき建物と畑。遠くに見えるのは火山なのか、煙が出ている。トリファンのワールドマップの絵と全く同じだ。
「……あ! あれ何!?」
雲の合間に、大きな塊が浮かんでいる。亀のような形に見えるけど、あれはもしかして。
「はい、あれこそは神々の加護を受けし浮遊都市、オドントケリスです」
「ああ~そっか、あれが……!」
プレイヤーの拠点がある街。あれもゲーム画面と同じデザインだけど、目の当たりにすると迫力が違う。
空飛ぶ巨大な亀の上に広がる街。緩やかな山のようになっていて、中央にそびえる城みたいな建物が存在感を放っている。まだ距離があるしスケール感がつかみにくいけど、街全体は山手線の内側ぐらいの広さはあるんじゃないだろうか。
人の姿が米粒大で確認できるぐらいに近づくと、亀の手足部分が港のようになっているのがわかった。空飛ぶ船がせわしなく離発着して、沢山の人たちが乗り降りしたり、荷物を積んだりしている。
リュカは港ではなく、亀の尻尾の方にある森の中に降りた。
「ありがとう、エクレール」
リュカがたてがみを撫でると、エクレールはいなないてから、出てきた時と同じく光の粒になって空気にとけるように消えた。俺とリュカは光に包まれつつ、ふわっと着地した。
地に足がついてほっとする。でもここ亀の上なんだよな。普通の地面って感じがするし、木とか生えてるけど。枝の上にいるのはリスか? 小鳥の鳴き声みたいなのも聞こえてくる。
ものめずらしくて周囲を眺めていたら、リュカが俺を見ているのに気がついた。俺っていうか、俺の頭をじっと見ている。
「大変失礼なことを申しますが……どうか、フードをかぶっていただけませんでしょうか」
「え? 全然いいけど」
制服のジャケットの下に着ていたパーカーのフードをかぶると、リュカは安心したように微笑んだ。
「ありがとうございます。どうか拠点に到着するまでは、そのままでお願いいたします」
なんでだろ、と思いつつ頷く。目立たないように? でもフードをかぶったところで、ファンタジー世界でこんな制服姿でうろついてたら悪目立ちしそうだけど。
「それでは拠点へご案内いたします。しばらく歩きますが、お疲れではございませんか?」
「うん、大丈夫!」
この状況が夢なのかなんなのか全然わかんないけど、俄然わくわくしてきた。だって異世界じゃん! 街の中なら命の危険はなさそうだし、早く街の様子を見たい! テンション上がるぅう!
俺が明らかにそわついているのを見て、リュカはまぶしいものを見るように目を細めてから歩き出した。
森を抜け、俺の身長ぐらいの高さの石積みの壁に行き当たる。さっき空から見た感じだと、この向こうに街が広がっているはずだ。
さっき聞きそびれたけど、多分俺はあんまり目立たないようにしてた方がいいんだろうな。とりあえず静かにしてようと思ったけれど。
「おおお~!」
すごいゲームみたいな街! いやゲームみたいっていうかまさにゲームの中なのか!?
ついつい叫んでしまった俺の声に、井戸の周りにいた人たちがびっくりした顔をして振り返ったけど、軽く会釈をしてすぐに井戸端会議を再会した。俺の姿に驚いたり、ひそひそ俺のことを話している様子はない。単純に「おや、騒いでる子供がいるな」ぐらいの反応だった。うるさくしてさーせんした。
先導してくれるリュカの後について、緩やかな坂を上っていく。街並みを見ているだけで楽しい。中世ヨーロッパ風っていうの? レンガの家とか石畳とか、そこらへんをうろついているもこもこした羊的な家畜とか、すごくファンタジーの世界って感じがする。
おっ、ここはなんだろう。小さめの体育館ぐらいのサイズの建物が並んでいる。
「この辺りには、主に衣類の縫製を行う工房が集まっています。巡礼者の為のローブもここで作られております」
物珍しくて足を止めたら、リュカが説明してくれた。
大きく開け放たれた扉をちょっと覗いてみると、ミシンらしきもので作業している人たちがいた。生成りの生地でできた、柔らかそうなローブが着々と作られている。
「そうなんだ~。いいなあのローブ」
街の中心部に近づくにつれて賑やかになっていく。荷物を台車で引いている人。大きな壷を頭に載せて運んでいる人。軒先に出された縁台みたいなのに座ってお茶を飲んでいる人。みんなここで生活している普通の人たち――なんだろうけど。みんな当たり前みたいに角が生えている。あの人は鹿っぽい。あ、あの人はバッファローっぽいな。いいね~ファンタジック~。
少し急な坂を上った辺りで、開けた広場に出た。巡礼のローブを着た人が多いな。ベンチに座ってくつろいだり、広場の中央にある噴水に向かって祈ったりしている。
……っていうか、なんだアレ。
「あはは、なにアレ、おもしろい」
噴水の上にある石像みたいなやつを見て、俺はつい笑い出してしまった。
なんつーか、美術の教科書に出てたミケランジェロの彫刻みたいに立派なんだけど、でっかいスマホらしきものに複数の人間がすがり付いてる姿が笑える。タイトルをつけるなら「スマホ依存の禁断症状」って感じ。
「コラッ、なんだお前さんは! 罰当たりな!」
「ふえっ」
指を差して笑ってたら、近くにいた老人に怒られてしまった。
「申し訳ございません、こちらの方は初めてオドントケリスを訪問なさったのです。説明の及ばなかった私の咎です、どうかお許しください」
リュカがすかさず俺に代わって頭を下げた。俺もあわてて頭を下げる。
「……そうか、怒鳴ってすまなかったが、不信心は感心できないよ」
老人はそう言って、仕方ないなあという風にため息をついて立ち去っていった。
トラブルにならなくて良かったけれど、リュカに迷惑をかけてしまった。
「笑っちゃってごめん……」
「私こそ申し訳ございません。本来ならばチョココロニー様を叱りつけたあの者を処罰すべきなのですが、神が降臨なさるとは私ども凡愚の身には思いもつかぬことですので……どうかご容赦いただきたく存じます」
「あっ、うん!? 全然怒ってない、代わりに謝ってくれてありがとー!」
また深々と頭を下げられてあわてる。処罰て。てゆうか「ぼんぐのみ」ってなに? よくわからないけど、俺が不用意なことをするとリュカが頭を下げる羽目になるということはわかった。もうマジで大人しくしてよ……。
噴水のあった広場から結構歩いた。実感としては水道橋から秋葉原まで歩いたぐらいの距離。坂が続いてたし、さすがにちょっと疲れたなと思ってたら、教会っぽい建物が立ち並ぶ区画にたどり着いた。
いかにもかっこいいゴージャスな教会だったり、神社っぽかったり塔みたいな形をしてたり。色々な宗教ごちゃまぜって感じだ。
「こちらが神の家、チョココロニー様を崇める教会でございます」
リュカが手で示したのは、ゴージャスな教会のおとなり。シンプルで質素な建物だった。そういえば課金するとホーム画面を色々カスタマイズできるみたいだったけど、俺は無課金だから初期のままってことか。
「――あっ」
看板に「チョココロニー教会」って書いてある。う~ん! 名前なあ!!!!
っていうか文字、普通に日本語なんだな……。
リュカに案内されて中に入る。扉が開け放たれた正面の部屋は礼拝堂になっていた。奥に祭壇っぽい台があって、そこにはスマホっぽい像が奉られている。どうしてそうなった。おもしろいけど笑うのは我慢。
右手の扉から出て、中庭のような場所に出る。小道を進んだ先に別棟の建物があった。
「まずは私が、他の者に先触れをいたしますね」
俺にそう言ってから、リュカが扉を開けた。リュカの背中からちょっとだけ顔を覗かせて部屋の中を見ると、そこには他の仲間たちがいた。
エクレールの背に乗って上空から見る世界は、どう考えても俺のいた地球ではなかった。あたり一面に広がる森。遠くに見える砂漠地帯。点在している村らしき建物と畑。遠くに見えるのは火山なのか、煙が出ている。トリファンのワールドマップの絵と全く同じだ。
「……あ! あれ何!?」
雲の合間に、大きな塊が浮かんでいる。亀のような形に見えるけど、あれはもしかして。
「はい、あれこそは神々の加護を受けし浮遊都市、オドントケリスです」
「ああ~そっか、あれが……!」
プレイヤーの拠点がある街。あれもゲーム画面と同じデザインだけど、目の当たりにすると迫力が違う。
空飛ぶ巨大な亀の上に広がる街。緩やかな山のようになっていて、中央にそびえる城みたいな建物が存在感を放っている。まだ距離があるしスケール感がつかみにくいけど、街全体は山手線の内側ぐらいの広さはあるんじゃないだろうか。
人の姿が米粒大で確認できるぐらいに近づくと、亀の手足部分が港のようになっているのがわかった。空飛ぶ船がせわしなく離発着して、沢山の人たちが乗り降りしたり、荷物を積んだりしている。
リュカは港ではなく、亀の尻尾の方にある森の中に降りた。
「ありがとう、エクレール」
リュカがたてがみを撫でると、エクレールはいなないてから、出てきた時と同じく光の粒になって空気にとけるように消えた。俺とリュカは光に包まれつつ、ふわっと着地した。
地に足がついてほっとする。でもここ亀の上なんだよな。普通の地面って感じがするし、木とか生えてるけど。枝の上にいるのはリスか? 小鳥の鳴き声みたいなのも聞こえてくる。
ものめずらしくて周囲を眺めていたら、リュカが俺を見ているのに気がついた。俺っていうか、俺の頭をじっと見ている。
「大変失礼なことを申しますが……どうか、フードをかぶっていただけませんでしょうか」
「え? 全然いいけど」
制服のジャケットの下に着ていたパーカーのフードをかぶると、リュカは安心したように微笑んだ。
「ありがとうございます。どうか拠点に到着するまでは、そのままでお願いいたします」
なんでだろ、と思いつつ頷く。目立たないように? でもフードをかぶったところで、ファンタジー世界でこんな制服姿でうろついてたら悪目立ちしそうだけど。
「それでは拠点へご案内いたします。しばらく歩きますが、お疲れではございませんか?」
「うん、大丈夫!」
この状況が夢なのかなんなのか全然わかんないけど、俄然わくわくしてきた。だって異世界じゃん! 街の中なら命の危険はなさそうだし、早く街の様子を見たい! テンション上がるぅう!
俺が明らかにそわついているのを見て、リュカはまぶしいものを見るように目を細めてから歩き出した。
森を抜け、俺の身長ぐらいの高さの石積みの壁に行き当たる。さっき空から見た感じだと、この向こうに街が広がっているはずだ。
さっき聞きそびれたけど、多分俺はあんまり目立たないようにしてた方がいいんだろうな。とりあえず静かにしてようと思ったけれど。
「おおお~!」
すごいゲームみたいな街! いやゲームみたいっていうかまさにゲームの中なのか!?
ついつい叫んでしまった俺の声に、井戸の周りにいた人たちがびっくりした顔をして振り返ったけど、軽く会釈をしてすぐに井戸端会議を再会した。俺の姿に驚いたり、ひそひそ俺のことを話している様子はない。単純に「おや、騒いでる子供がいるな」ぐらいの反応だった。うるさくしてさーせんした。
先導してくれるリュカの後について、緩やかな坂を上っていく。街並みを見ているだけで楽しい。中世ヨーロッパ風っていうの? レンガの家とか石畳とか、そこらへんをうろついているもこもこした羊的な家畜とか、すごくファンタジーの世界って感じがする。
おっ、ここはなんだろう。小さめの体育館ぐらいのサイズの建物が並んでいる。
「この辺りには、主に衣類の縫製を行う工房が集まっています。巡礼者の為のローブもここで作られております」
物珍しくて足を止めたら、リュカが説明してくれた。
大きく開け放たれた扉をちょっと覗いてみると、ミシンらしきもので作業している人たちがいた。生成りの生地でできた、柔らかそうなローブが着々と作られている。
「そうなんだ~。いいなあのローブ」
街の中心部に近づくにつれて賑やかになっていく。荷物を台車で引いている人。大きな壷を頭に載せて運んでいる人。軒先に出された縁台みたいなのに座ってお茶を飲んでいる人。みんなここで生活している普通の人たち――なんだろうけど。みんな当たり前みたいに角が生えている。あの人は鹿っぽい。あ、あの人はバッファローっぽいな。いいね~ファンタジック~。
少し急な坂を上った辺りで、開けた広場に出た。巡礼のローブを着た人が多いな。ベンチに座ってくつろいだり、広場の中央にある噴水に向かって祈ったりしている。
……っていうか、なんだアレ。
「あはは、なにアレ、おもしろい」
噴水の上にある石像みたいなやつを見て、俺はつい笑い出してしまった。
なんつーか、美術の教科書に出てたミケランジェロの彫刻みたいに立派なんだけど、でっかいスマホらしきものに複数の人間がすがり付いてる姿が笑える。タイトルをつけるなら「スマホ依存の禁断症状」って感じ。
「コラッ、なんだお前さんは! 罰当たりな!」
「ふえっ」
指を差して笑ってたら、近くにいた老人に怒られてしまった。
「申し訳ございません、こちらの方は初めてオドントケリスを訪問なさったのです。説明の及ばなかった私の咎です、どうかお許しください」
リュカがすかさず俺に代わって頭を下げた。俺もあわてて頭を下げる。
「……そうか、怒鳴ってすまなかったが、不信心は感心できないよ」
老人はそう言って、仕方ないなあという風にため息をついて立ち去っていった。
トラブルにならなくて良かったけれど、リュカに迷惑をかけてしまった。
「笑っちゃってごめん……」
「私こそ申し訳ございません。本来ならばチョココロニー様を叱りつけたあの者を処罰すべきなのですが、神が降臨なさるとは私ども凡愚の身には思いもつかぬことですので……どうかご容赦いただきたく存じます」
「あっ、うん!? 全然怒ってない、代わりに謝ってくれてありがとー!」
また深々と頭を下げられてあわてる。処罰て。てゆうか「ぼんぐのみ」ってなに? よくわからないけど、俺が不用意なことをするとリュカが頭を下げる羽目になるということはわかった。もうマジで大人しくしてよ……。
噴水のあった広場から結構歩いた。実感としては水道橋から秋葉原まで歩いたぐらいの距離。坂が続いてたし、さすがにちょっと疲れたなと思ってたら、教会っぽい建物が立ち並ぶ区画にたどり着いた。
いかにもかっこいいゴージャスな教会だったり、神社っぽかったり塔みたいな形をしてたり。色々な宗教ごちゃまぜって感じだ。
「こちらが神の家、チョココロニー様を崇める教会でございます」
リュカが手で示したのは、ゴージャスな教会のおとなり。シンプルで質素な建物だった。そういえば課金するとホーム画面を色々カスタマイズできるみたいだったけど、俺は無課金だから初期のままってことか。
「――あっ」
看板に「チョココロニー教会」って書いてある。う~ん! 名前なあ!!!!
っていうか文字、普通に日本語なんだな……。
リュカに案内されて中に入る。扉が開け放たれた正面の部屋は礼拝堂になっていた。奥に祭壇っぽい台があって、そこにはスマホっぽい像が奉られている。どうしてそうなった。おもしろいけど笑うのは我慢。
右手の扉から出て、中庭のような場所に出る。小道を進んだ先に別棟の建物があった。
「まずは私が、他の者に先触れをいたしますね」
俺にそう言ってから、リュカが扉を開けた。リュカの背中からちょっとだけ顔を覗かせて部屋の中を見ると、そこには他の仲間たちがいた。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる