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Chapter1
09 トリファン見聞録~メシ風呂寝床~
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連れて行ってもらったのは拠点がある区画から少し坂を下っていった先、下町の洋食屋さんって感じのお店だった。
異世界メシ、結果から言うとめちゃくちゃ口に合いましたね。
「すっごいおいしい! これなんていう料理?」
「今召し上がられたのはフリカッセですね。こちらはトルティージャです」
なるほどな~異世界って感じがする名前の料理だ。
シチューっぽい煮込み料理に、具が沢山入ったオムレツっぽいやつ。あと大盛りのサラダに、コンソメに近い感じのスープ。どれも最高!
「ほらニーナ、これも食いな」
ばくばく食いまくる俺に、ハオシェンがさらに料理を取り分けてくれる。皿に乗っているのはパンっぽい食べ物だった。
「うん、ありがとー。これなに?」
「パン」
「あ、やっぱパンなんだ。パンは俺のいた世界にもあったけど……うっめええ!!!!」
外がカリッカリで中がフワッフワのパン! 素朴な味わいなんだけど口の中で小麦の香りがフワァー! っとしてホワワワー! みたいな! っていうか原材料が小麦なのかどうかわからないけどオイシー!
「ようこそ使徒様方。いい食べっぷりだね、これはうちの店からのサービスだよ」
騒ぎながら堪能していたら、店のおじちゃんがパイを出してくれた。
「やった! ありがとうございます、いただきます!」
ああ~サクサクのパイ生地の中に何らかの肉が入っている~! 異世界ミートパイおいしすぎるやろ~!!!!
色々おいしすぎてがっついてしまったけれど、腹がいっぱいになるにつれて周囲を見渡す余裕が出てくる。
店内は沢山の人でにぎわっていた。巡礼のローブをまとった旅人や、その旅人相手に商売をする人、少数だけれどリュカたちみたいなキャラクターっぽい見た目の人たちなどなど。
さまざまな肌や目の色、髪もピンクだったり緑だったり。体型も違えば、腕が四本ある人までいる。それでもみんな共通して角があった。角の種類も様々だ。生えている位置も額だったりこめかみだったり。本当に色々だ。
お客さんたちの様子をもっと観察したいけど、あまり見ないように気をつける。出かける前にリュカに「他人の容姿に注目しすぎるのはマナー違反」ということをそれとなく教えてもらっていた。だから俺も悪目立ちせずに済んでるんだろうな。
一応パーカーのフードをかぶってはいるけれど、シルエットがまるっとしてるし、じっくり見られたら角がないってバレてしまいそうだ。まじで脱げないように気をつけなくては、と思った途端にフードの隙間からスマホがにゅっと顔を出した。
「ちょ! おっま!!!!」
いつの間に! どこにもぐりこんでるんだよこの野郎!
こいつも人目についたら大騒ぎになってしまう。しゅばっと捕まえてずぼっとブレザーのポケットに押し込む。その弾みでずり落ちそうになったフードにリュカがすかさず手を伸ばし、脱げるのを防いでくれた。
「ニーナ! 御髪にパンくずが!」
ナイスフォロー! って思うじゃない? 確かにナイスなんだけどリュカは腕力ゴリラなので、後ろにずり下がったフードを前に戻した勢いで俺の顔面はスープボウルの中にブッ込まれた。
「おっっっぶ!」
「あああ! ニーナ! 申し訳ございません!!!!」
いや~全然問題ない、スープの温度も下がってるし、鼻から飲んでも美味しいし、ちょっと意識が遠くなってリュカの声が遠くに聞こえるけど心配しないでほんとまじで。
「使徒様方、大丈夫ですかい!?」
俺たちの起こした騒ぎのせいで店内がざわつき、店のおじちゃんがタオルを持って俺たちのテーブルに駆けつけた。
「ダイジョウブで~す! これはうちの教団の教義で、美味しいスープには顔面を突っ込めみたいなそういうアレで~す! お騒がせしてゴメンね~!?」
ハオシェンの怪しげな誤魔化しに、店のおじちゃんは「なんか大変そうだけどガンバ」みたいな優しげな微笑を見せて去っていった。
ふぅ……バレなくてよかった……リュカがおろおろしながら俺の顔をタオルで拭きまくってるけど別に怪我したわけじゃないし、もう大丈夫、大丈夫だって、これ以上擦られたら鼻がもげる。
騒ぎが一段落して、食後に出てきたのはコーヒーだった。この世界にもコーヒーってあるんだな~。ミルクと砂糖をたっぷり入れても豆の香りが消えないから多分すごく美味しいやつだと思う。
リュカは俺の顔面をスープに浸してしまったことがショックでしゅんと小さくなってしまっている。俺を助けてくれただけなんだから気にしなくていいのにな。俺の不注意だし、俺のポケットから犬神家のスケキヨみたいに足だけ出してるスマホのせいだし。お前はもうマジでじっとしてろ。
それでなんだっけ。これからどうしたらいいかという話だった。
「えーっと、それで、俺は元の世界に帰らないといけないんだけど……」
「えっ、帰っちゃうの!?」
思いがけないことだったらしく、ハオシェンは俺を見て寂しそうな顔をした。アルシュは無表情だけれど、兎耳がぺたんと寝てしまった。
「ああ……やはり先ほどの私の失態が……」
「ちがうちがう! それは関係ないからもう気にしないで!」
今にも泣きそうなリュカにあわててしまう。
「この世界に不満があるとかみんなのことが嫌いとかそういうわけじゃなくて! 一応家族もいるし、急にこっちの世界に来ちゃったから心配かけたらまずいなっていうだけで!」
心配っていうか連絡ナシで門限を破ってるからボロクソに怒られると思うけども。
「そうなのですね……。私たちは神の為に、ニーナの望みを叶える為に存在しております。なんなりとお命じください」
リュカは右手を胸に当てて、俺に向かってにこりと微笑んだ。でもやっぱり少し寂しそうな笑い方で、なんか申し訳ないような気がする。
「とりあえず、また水道橋に行ってみようかなって思うんだけど」
「『すいどうばし』とは、ニーナが降臨なさったダンジョンですね」
リュカが俺に確認するというよりは、アルシュとハオシェンの為に言い添えた。この世界ではダンジョンっていう扱いになるのか。なぜかはわからんけども今はとりあえずおいといて。
「うん、俺はそこからこの世界に来たわけだし、調べたら帰り方が見つかるかもしれない」
またモンスターに遭遇するのめっちゃ怖いけど。喰われかけたのを思い出してぞっとする。
「……みんなも手伝ってくれる?」
びびりつつみんなにお願いしてみる。
「御心のままに」
「応、任せてくれよ」
「了解した」
三人ともほぼ同時にいい返事をくれた。頼もしい!
「よし、そしたら水道橋に行こう……明日になったら!」
おなかいっぱいになったら爆裂に眠くなったので今日はもう無理。門限破りどころか無断外泊なんぞした日には両親にハチャメチャに怒られるけど仕方ない。三時間ぐらいネチネチと過去の失敗まで掘り下げて嫌味を言われた挙句小遣い抜きになって、何回謝っても一ヶ月ぐらいずっと不機嫌になるんだろうなぁ……めんどくさ……。
食堂から外に出ると、月明かりがまぶしいぐらいだった。なにせ三つあるし。星も尋常じゃないぐらいきれいだ。さすが異世界。
拠点に帰って、リュカに敷地内を案内してもらう。
最初に案内してもらった、礼拝堂とは別棟の建物が居住スペースとして使われていた。中央にリビング的な共用スペースがあって、あとは個別に寝室が割り振られている。トイレもシャワーもちゃんとある。シェアハウスみたいで楽しそうだな。
色々探検したいけど眠気がMAXなので明日にする。シャワーも今日はもういいや……。
俺は空き部屋を使わせてもらうことにした。制服を脱いで、Tシャツとパンツだけになってベッドにもぐりこむ。するとジャケットのポケットから這い出てきたスマホが俺の胸の上に飛び乗った。
……こいつのこと忘れてた。
なんなんだこいつ。なぜ足が生えたのだ。気持ち悪いけど色々調べねばならない……調べないと……いけないけど……。
自分で思っていたよりも疲れていたらしい。スマホに手を伸ばす前に、俺は眠ってしまった。
異世界メシ、結果から言うとめちゃくちゃ口に合いましたね。
「すっごいおいしい! これなんていう料理?」
「今召し上がられたのはフリカッセですね。こちらはトルティージャです」
なるほどな~異世界って感じがする名前の料理だ。
シチューっぽい煮込み料理に、具が沢山入ったオムレツっぽいやつ。あと大盛りのサラダに、コンソメに近い感じのスープ。どれも最高!
「ほらニーナ、これも食いな」
ばくばく食いまくる俺に、ハオシェンがさらに料理を取り分けてくれる。皿に乗っているのはパンっぽい食べ物だった。
「うん、ありがとー。これなに?」
「パン」
「あ、やっぱパンなんだ。パンは俺のいた世界にもあったけど……うっめええ!!!!」
外がカリッカリで中がフワッフワのパン! 素朴な味わいなんだけど口の中で小麦の香りがフワァー! っとしてホワワワー! みたいな! っていうか原材料が小麦なのかどうかわからないけどオイシー!
「ようこそ使徒様方。いい食べっぷりだね、これはうちの店からのサービスだよ」
騒ぎながら堪能していたら、店のおじちゃんがパイを出してくれた。
「やった! ありがとうございます、いただきます!」
ああ~サクサクのパイ生地の中に何らかの肉が入っている~! 異世界ミートパイおいしすぎるやろ~!!!!
色々おいしすぎてがっついてしまったけれど、腹がいっぱいになるにつれて周囲を見渡す余裕が出てくる。
店内は沢山の人でにぎわっていた。巡礼のローブをまとった旅人や、その旅人相手に商売をする人、少数だけれどリュカたちみたいなキャラクターっぽい見た目の人たちなどなど。
さまざまな肌や目の色、髪もピンクだったり緑だったり。体型も違えば、腕が四本ある人までいる。それでもみんな共通して角があった。角の種類も様々だ。生えている位置も額だったりこめかみだったり。本当に色々だ。
お客さんたちの様子をもっと観察したいけど、あまり見ないように気をつける。出かける前にリュカに「他人の容姿に注目しすぎるのはマナー違反」ということをそれとなく教えてもらっていた。だから俺も悪目立ちせずに済んでるんだろうな。
一応パーカーのフードをかぶってはいるけれど、シルエットがまるっとしてるし、じっくり見られたら角がないってバレてしまいそうだ。まじで脱げないように気をつけなくては、と思った途端にフードの隙間からスマホがにゅっと顔を出した。
「ちょ! おっま!!!!」
いつの間に! どこにもぐりこんでるんだよこの野郎!
こいつも人目についたら大騒ぎになってしまう。しゅばっと捕まえてずぼっとブレザーのポケットに押し込む。その弾みでずり落ちそうになったフードにリュカがすかさず手を伸ばし、脱げるのを防いでくれた。
「ニーナ! 御髪にパンくずが!」
ナイスフォロー! って思うじゃない? 確かにナイスなんだけどリュカは腕力ゴリラなので、後ろにずり下がったフードを前に戻した勢いで俺の顔面はスープボウルの中にブッ込まれた。
「おっっっぶ!」
「あああ! ニーナ! 申し訳ございません!!!!」
いや~全然問題ない、スープの温度も下がってるし、鼻から飲んでも美味しいし、ちょっと意識が遠くなってリュカの声が遠くに聞こえるけど心配しないでほんとまじで。
「使徒様方、大丈夫ですかい!?」
俺たちの起こした騒ぎのせいで店内がざわつき、店のおじちゃんがタオルを持って俺たちのテーブルに駆けつけた。
「ダイジョウブで~す! これはうちの教団の教義で、美味しいスープには顔面を突っ込めみたいなそういうアレで~す! お騒がせしてゴメンね~!?」
ハオシェンの怪しげな誤魔化しに、店のおじちゃんは「なんか大変そうだけどガンバ」みたいな優しげな微笑を見せて去っていった。
ふぅ……バレなくてよかった……リュカがおろおろしながら俺の顔をタオルで拭きまくってるけど別に怪我したわけじゃないし、もう大丈夫、大丈夫だって、これ以上擦られたら鼻がもげる。
騒ぎが一段落して、食後に出てきたのはコーヒーだった。この世界にもコーヒーってあるんだな~。ミルクと砂糖をたっぷり入れても豆の香りが消えないから多分すごく美味しいやつだと思う。
リュカは俺の顔面をスープに浸してしまったことがショックでしゅんと小さくなってしまっている。俺を助けてくれただけなんだから気にしなくていいのにな。俺の不注意だし、俺のポケットから犬神家のスケキヨみたいに足だけ出してるスマホのせいだし。お前はもうマジでじっとしてろ。
それでなんだっけ。これからどうしたらいいかという話だった。
「えーっと、それで、俺は元の世界に帰らないといけないんだけど……」
「えっ、帰っちゃうの!?」
思いがけないことだったらしく、ハオシェンは俺を見て寂しそうな顔をした。アルシュは無表情だけれど、兎耳がぺたんと寝てしまった。
「ああ……やはり先ほどの私の失態が……」
「ちがうちがう! それは関係ないからもう気にしないで!」
今にも泣きそうなリュカにあわててしまう。
「この世界に不満があるとかみんなのことが嫌いとかそういうわけじゃなくて! 一応家族もいるし、急にこっちの世界に来ちゃったから心配かけたらまずいなっていうだけで!」
心配っていうか連絡ナシで門限を破ってるからボロクソに怒られると思うけども。
「そうなのですね……。私たちは神の為に、ニーナの望みを叶える為に存在しております。なんなりとお命じください」
リュカは右手を胸に当てて、俺に向かってにこりと微笑んだ。でもやっぱり少し寂しそうな笑い方で、なんか申し訳ないような気がする。
「とりあえず、また水道橋に行ってみようかなって思うんだけど」
「『すいどうばし』とは、ニーナが降臨なさったダンジョンですね」
リュカが俺に確認するというよりは、アルシュとハオシェンの為に言い添えた。この世界ではダンジョンっていう扱いになるのか。なぜかはわからんけども今はとりあえずおいといて。
「うん、俺はそこからこの世界に来たわけだし、調べたら帰り方が見つかるかもしれない」
またモンスターに遭遇するのめっちゃ怖いけど。喰われかけたのを思い出してぞっとする。
「……みんなも手伝ってくれる?」
びびりつつみんなにお願いしてみる。
「御心のままに」
「応、任せてくれよ」
「了解した」
三人ともほぼ同時にいい返事をくれた。頼もしい!
「よし、そしたら水道橋に行こう……明日になったら!」
おなかいっぱいになったら爆裂に眠くなったので今日はもう無理。門限破りどころか無断外泊なんぞした日には両親にハチャメチャに怒られるけど仕方ない。三時間ぐらいネチネチと過去の失敗まで掘り下げて嫌味を言われた挙句小遣い抜きになって、何回謝っても一ヶ月ぐらいずっと不機嫌になるんだろうなぁ……めんどくさ……。
食堂から外に出ると、月明かりがまぶしいぐらいだった。なにせ三つあるし。星も尋常じゃないぐらいきれいだ。さすが異世界。
拠点に帰って、リュカに敷地内を案内してもらう。
最初に案内してもらった、礼拝堂とは別棟の建物が居住スペースとして使われていた。中央にリビング的な共用スペースがあって、あとは個別に寝室が割り振られている。トイレもシャワーもちゃんとある。シェアハウスみたいで楽しそうだな。
色々探検したいけど眠気がMAXなので明日にする。シャワーも今日はもういいや……。
俺は空き部屋を使わせてもらうことにした。制服を脱いで、Tシャツとパンツだけになってベッドにもぐりこむ。するとジャケットのポケットから這い出てきたスマホが俺の胸の上に飛び乗った。
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