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020露天風呂
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予定より少し遅れ宿泊する広場に到着したが、他に誰も居ない。
街道は小川沿いに通っていて水には困らず、ダークウルフとの戦いで汗もかいていたのでエチゴさんに風呂を提案する。
「風呂と言うのは、湯に浸かるという事ですか。」
「そうです。と言っても掘った穴に川の水を入れて温めるだけですが。」
風呂は一般的ではなく、家に設置されているのは貴族くらいだ。
エチゴさんも旅先で入った事が有るくらいだ。
エチゴさんの了解も得て風呂を作り上げると、先ずはエチゴさん達に入浴を勧める。
3人が風呂に入っている間、俺が見張りとして横で待機する。
「は~、風呂と言うのは気持ちの良い物ですね。」
俺は気持ち良さそうに湯に浸かるエチゴさんの体を見ていた。
腕も足も筋肉で太く胸板も厚い筋肉質な体だった。腹は少し出ているが、それが貫禄になり大人としての魅力を感じる。
ダリウスは細身の筋肉質の体だが、アルはどっしりとした重量級の体でレオよりも更に一回り大きい。
「拓さん、どうかされましたか?」
俺が3人の体を見ているのに気付いたエチゴさんが聞いて来る。
「ダリウスさんとアルさんは分かりますが、エチゴさんも筋肉質な体をしていると思いまして。」
「少々、腹が出てしまいましたが、鍛えていますから。
商人とはいえ、街道を行き来するとなると自分の身は自分で守る必要がありますので。
それにしても、湯に浸かると言うのは気持ち良いですね。」
エチゴさんは風呂に浸かって喜んでいた。
護衛のダリウスとアルさ気持ち良さそうに入っているが、武器は直ぐ脇に置いてある。
「それにしても野外で、この様に魔法を使うとは面白いですね。」
「そうですか?」
「いつ魔獣に襲われるかも分らない為、基本的に魔力は温存しておきます。」
「魔力は余裕がある範囲で使用しているので問題有りません。
先程はダークウルフにやられましたが、今も探索魔法を使っているので基本不意打ちは防げます。」
「先程のダークウルフを察知したのは素晴らしいですよ。普通なら初めの攻撃で数人は負傷しています」
俺の探索魔法は光属性の魔力を周囲に放ち、生物のオーラを感じている。
今回はダークウルフに不覚を取ったが、通常であれば確実に発見することが出来る。
「ところで、拓さんは冒険者のランクを上げないのですか。
その実力なら十分にCランク、結果を出せばAランクも狙えますよ。」
「そうですかね。マイペースで頑張ってみます。」
Cランク以上は昇級試験が有る。
十分な収入は得られているので、試験を受けたくないのが本音だ。
「さて、そろそろ食事の準備をしますので、皆さんも入って下さい。
先に使わせて頂いて、ありがとうございました。」
今回の護衛依頼では、エチゴさん側で食事の用意をする話になっている。
普通だと固いパン等の不味いが保存のきく食事となるが、エチゴさんがマジックバックを持っているため野営でも普段と同じ食事を用意してくれている。
一応、OZも十分な食料を持ってきているが、必要ないみたいだ。
風呂を出ようとしたエチゴさんが、俺の腕輪を見ている
「拓さんの腕輪はもしかして魔道具ではないですか。
見た目はそうは見えませんが、かなりの高度な物に感じます。」
驚いて隠す様に腕を体の後ろに回したが
「失礼しました。私も驚いてつい口に出してしましました。
我々が他言する様な真似は致しませんので安心してください。」
それ以上、腕輪について何も言わずに、戻って行った。
『安心せい、多分あの男なら大丈夫じゃろう。
それに、拓の魔力で所有者の縛りをしておる。
魔道具を使うどころか、腕から外す事も出来んじゃろう。』
グリムはそう言うが、見た目を誤魔化したと言うのに簡単にばれてしまうとは。
改めて俺と浩司の魔道具の見た目をカモフラージュすることにした。
野営時の見張りは浩司と拓が先に行い、その後ガラとレオ、ダリウスとアルが引き継ぐ。
俺の体力を考えてローテーションを組んでくれていた。
見張りの間、グリムにカメラについて聞いてみる。
元の世界では写真が趣味だったので、旅の記録を撮りたくなっていた。
当然の様に、浩司が後ろから抱きついている。
『理論は知っておる。魔石に情報を記録する為の魔法陣はこんな感じじゃ。』
頭の中に魔法陣のイメージが送られてくる。
「何、拓ちゃんってこんなモノを魔石に書き込んでたのかよ。」
浩司にもイメージが伝わった様だ。
「いや、これは今までのより段違いで細かい。」
『そうじゃな、普通なら描けるものではない。
しかし、今の拓なら可能だと思っておる。これなら魔石に映像を記録できるぞ。
画像情報は別の魔道具で空中に映像を映し出すんじゃ。』
さすが魔法の世界だ。努力する価値は十分にある。
「拓ちゃん、こんなの描けるのか?」
「細か過ぎるけど、この世界での記録を残したいからね。
出来るところまでやってみようか。グリム、指導をお願いできるかな。」
『もちろんじゃ、儂も出来上がるのが楽しみじゃ。
しかし、浩司よ。お主はもう少し魔力操作の訓練量を増やした方が良さそうじゃな。』
魔力操作の訓練とは、体内で魔力を循環させる訓練だ。
グリムによるとこの魔力操作は魔法を使う上での基本となる。
浩司の場合、魔法の威力が強いため俺よりも制御が難しい。
そして俺は錬成術を使うこと自体が魔力制御の訓練にもなり、精度の高い魔法が使える様になっていた。
俺は今夜の見張り時間から魔法陣を描くことにした。
この世界で仲間との旅の記録を残そうと思う。
街道は小川沿いに通っていて水には困らず、ダークウルフとの戦いで汗もかいていたのでエチゴさんに風呂を提案する。
「風呂と言うのは、湯に浸かるという事ですか。」
「そうです。と言っても掘った穴に川の水を入れて温めるだけですが。」
風呂は一般的ではなく、家に設置されているのは貴族くらいだ。
エチゴさんも旅先で入った事が有るくらいだ。
エチゴさんの了解も得て風呂を作り上げると、先ずはエチゴさん達に入浴を勧める。
3人が風呂に入っている間、俺が見張りとして横で待機する。
「は~、風呂と言うのは気持ちの良い物ですね。」
俺は気持ち良さそうに湯に浸かるエチゴさんの体を見ていた。
腕も足も筋肉で太く胸板も厚い筋肉質な体だった。腹は少し出ているが、それが貫禄になり大人としての魅力を感じる。
ダリウスは細身の筋肉質の体だが、アルはどっしりとした重量級の体でレオよりも更に一回り大きい。
「拓さん、どうかされましたか?」
俺が3人の体を見ているのに気付いたエチゴさんが聞いて来る。
「ダリウスさんとアルさんは分かりますが、エチゴさんも筋肉質な体をしていると思いまして。」
「少々、腹が出てしまいましたが、鍛えていますから。
商人とはいえ、街道を行き来するとなると自分の身は自分で守る必要がありますので。
それにしても、湯に浸かると言うのは気持ち良いですね。」
エチゴさんは風呂に浸かって喜んでいた。
護衛のダリウスとアルさ気持ち良さそうに入っているが、武器は直ぐ脇に置いてある。
「それにしても野外で、この様に魔法を使うとは面白いですね。」
「そうですか?」
「いつ魔獣に襲われるかも分らない為、基本的に魔力は温存しておきます。」
「魔力は余裕がある範囲で使用しているので問題有りません。
先程はダークウルフにやられましたが、今も探索魔法を使っているので基本不意打ちは防げます。」
「先程のダークウルフを察知したのは素晴らしいですよ。普通なら初めの攻撃で数人は負傷しています」
俺の探索魔法は光属性の魔力を周囲に放ち、生物のオーラを感じている。
今回はダークウルフに不覚を取ったが、通常であれば確実に発見することが出来る。
「ところで、拓さんは冒険者のランクを上げないのですか。
その実力なら十分にCランク、結果を出せばAランクも狙えますよ。」
「そうですかね。マイペースで頑張ってみます。」
Cランク以上は昇級試験が有る。
十分な収入は得られているので、試験を受けたくないのが本音だ。
「さて、そろそろ食事の準備をしますので、皆さんも入って下さい。
先に使わせて頂いて、ありがとうございました。」
今回の護衛依頼では、エチゴさん側で食事の用意をする話になっている。
普通だと固いパン等の不味いが保存のきく食事となるが、エチゴさんがマジックバックを持っているため野営でも普段と同じ食事を用意してくれている。
一応、OZも十分な食料を持ってきているが、必要ないみたいだ。
風呂を出ようとしたエチゴさんが、俺の腕輪を見ている
「拓さんの腕輪はもしかして魔道具ではないですか。
見た目はそうは見えませんが、かなりの高度な物に感じます。」
驚いて隠す様に腕を体の後ろに回したが
「失礼しました。私も驚いてつい口に出してしましました。
我々が他言する様な真似は致しませんので安心してください。」
それ以上、腕輪について何も言わずに、戻って行った。
『安心せい、多分あの男なら大丈夫じゃろう。
それに、拓の魔力で所有者の縛りをしておる。
魔道具を使うどころか、腕から外す事も出来んじゃろう。』
グリムはそう言うが、見た目を誤魔化したと言うのに簡単にばれてしまうとは。
改めて俺と浩司の魔道具の見た目をカモフラージュすることにした。
野営時の見張りは浩司と拓が先に行い、その後ガラとレオ、ダリウスとアルが引き継ぐ。
俺の体力を考えてローテーションを組んでくれていた。
見張りの間、グリムにカメラについて聞いてみる。
元の世界では写真が趣味だったので、旅の記録を撮りたくなっていた。
当然の様に、浩司が後ろから抱きついている。
『理論は知っておる。魔石に情報を記録する為の魔法陣はこんな感じじゃ。』
頭の中に魔法陣のイメージが送られてくる。
「何、拓ちゃんってこんなモノを魔石に書き込んでたのかよ。」
浩司にもイメージが伝わった様だ。
「いや、これは今までのより段違いで細かい。」
『そうじゃな、普通なら描けるものではない。
しかし、今の拓なら可能だと思っておる。これなら魔石に映像を記録できるぞ。
画像情報は別の魔道具で空中に映像を映し出すんじゃ。』
さすが魔法の世界だ。努力する価値は十分にある。
「拓ちゃん、こんなの描けるのか?」
「細か過ぎるけど、この世界での記録を残したいからね。
出来るところまでやってみようか。グリム、指導をお願いできるかな。」
『もちろんじゃ、儂も出来上がるのが楽しみじゃ。
しかし、浩司よ。お主はもう少し魔力操作の訓練量を増やした方が良さそうじゃな。』
魔力操作の訓練とは、体内で魔力を循環させる訓練だ。
グリムによるとこの魔力操作は魔法を使う上での基本となる。
浩司の場合、魔法の威力が強いため俺よりも制御が難しい。
そして俺は錬成術を使うこと自体が魔力制御の訓練にもなり、精度の高い魔法が使える様になっていた。
俺は今夜の見張り時間から魔法陣を描くことにした。
この世界で仲間との旅の記録を残そうと思う。
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