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407犯罪
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拓は困った感じで頭を掻くと
「そういうのは止めておきましょう。義務でやっても楽しくないですから。
今回の件は、俺の自己満足だと思ってください。」
「そんなんじゃ・・・」
ワンガが話そうとするのを遮る様に拓が話す。
「俺にも目的が有るんですよ。ワンガさん達がどうこうなっては、その目的が達成してもケチが付くことになります。
ですから、今回の件は貸しって事でどうですか?」
「分かった。何か有れば必ず力に成る。」
「期待しています。では、ちょっと散歩をしませんか?」
残った酒を飲み干すと、ワンガは拓の後を付いて行く。
向かったのはスラム街
「サブ。今日は妙にそわそわしていたから、拓でも来るのかと思ったぞ。」
胡坐を組んだゴルゴの膝の上に頭を乗せて粗い息を整えているサブ。
ゴルゴに激しく攻められ、何度も逝かされてぐったりとしていた。
サブ身体にはザーメンが飛び散り、尻穴からはゴルゴが出したザーメンが垂れていた。
今夜のサブは尻穴を攻めると激しくよがり泣く。
それに触発され体位を変えながらゴルゴも更に激しく攻め続けた。
「ほら、立てるか?体を洗うぞ。」
ゴルゴがサブを立たせようとすると、人の気配がした。
「拓、来ているのか?」
ゴルゴが声を掛けると、拓とワンガが姿を現す。
「何時から見ていたんだ?」
「いや、今覗きに来たら終わっていた所かな。サブに何度も来るなと言われたから、あえて来たんだけど遅かったか。」
ゴルゴは溜息を吐くと、サブの方を見る。
妙に興奮していたのかと思ったが、やはり拓に見られるのを期待していたのか。
「しかし、ワンガまで覗きに来るとは思わなかった。」
「いや、俺は拓殿に連れて来られてな・・・しかし、拓殿はこの魔法をゴルゴ達の覗きに使っているだけなのか?」
拓はワンガの聞きたい事が分からずにいると
「いや、城や貴族の屋敷に忍び込んだりしているのかと思ってな。」
「そんな事をして楽しいのか?ここだけに決まっているじゃないですか。それに、それは犯罪ですよ。」
「「・・・」」
ワンガもゴルゴも呆れていた。
拓の闇魔法の技術は高く、普通の魔導士や剣士では見付ける事は出来ないだろう。
それだけの魔法を、ゴルゴとサブの絡んでいる姿を覗くためだけに使うとは・・・
それ以前に、その覗きの犯罪の中にゴルゴ達の家は含まれていないのだろうか?
「今日はサブが期待していたみたいだが、ノックをして入って来いよ。ほらサブ、体を洗うぞ。」
「パチン」とゴルゴがサブの尻を軽く叩くとサブが身体を起こすが、拓とワンガの前に立つと肉棒が少し硬くなる。
せっかくならと拓が湯で2人の体を覆う。
やはり、良い身体をしている。拓は2人の逞しい身体を見て自分の股間が窮屈に。
サブも拓に見せつける様に自分の身体に手を這わせ始め、散々ゴルゴに絞り出されたにも関わらず再び肉棒が硬くなってくる。
拓は湯を操作して、肉棒や胸、乳首に刺激を与えると肉棒は完全にそそり立った。
拓はこの2人に対しては本気で手を出す気は無いが、この位のふざけは良いだろう。
サブも「うぉっ」と声を上げると、拓のやる事を拒むことはせず潤んだ目でゴルゴを見ていた。
「今日は終わりだ。全く、拓に毒されやがって。とりあえず、今は服を着ろ。」
ゴルゴはサブに軽くキスをすると、拓に湯を捨てさせ服を着てせっかくの逞しい身体を隠してしまった。
サブも少し残念そうな顔をするが、硬くなった肉棒を何とかズボンにしまい込み服を着てしまう。
ゴルゴにお茶を進められたが、拓とワンガは断って帰ることにした。
「拓殿は、あの2人とも関係を持っているのか?」
「少し悪戯をした事は有りますが、関係は無いです。あの2人の間に入る余地は無いですから。」
拓は笑ってゴルゴに答えていた。
「覗きは何時もしているのか?」
「いや、今回はサブが来て欲しそうだったので久しぶりですかね。
そうでないと、ガラとレオにこの事を言われて俺の居場所が無くなってしまいますから。」
「・・・ガラとレオには弱いんだな。」
頭を掻いて笑っている拓を見て、ワンガは苦笑する。
「そういうのは止めておきましょう。義務でやっても楽しくないですから。
今回の件は、俺の自己満足だと思ってください。」
「そんなんじゃ・・・」
ワンガが話そうとするのを遮る様に拓が話す。
「俺にも目的が有るんですよ。ワンガさん達がどうこうなっては、その目的が達成してもケチが付くことになります。
ですから、今回の件は貸しって事でどうですか?」
「分かった。何か有れば必ず力に成る。」
「期待しています。では、ちょっと散歩をしませんか?」
残った酒を飲み干すと、ワンガは拓の後を付いて行く。
向かったのはスラム街
「サブ。今日は妙にそわそわしていたから、拓でも来るのかと思ったぞ。」
胡坐を組んだゴルゴの膝の上に頭を乗せて粗い息を整えているサブ。
ゴルゴに激しく攻められ、何度も逝かされてぐったりとしていた。
サブ身体にはザーメンが飛び散り、尻穴からはゴルゴが出したザーメンが垂れていた。
今夜のサブは尻穴を攻めると激しくよがり泣く。
それに触発され体位を変えながらゴルゴも更に激しく攻め続けた。
「ほら、立てるか?体を洗うぞ。」
ゴルゴがサブを立たせようとすると、人の気配がした。
「拓、来ているのか?」
ゴルゴが声を掛けると、拓とワンガが姿を現す。
「何時から見ていたんだ?」
「いや、今覗きに来たら終わっていた所かな。サブに何度も来るなと言われたから、あえて来たんだけど遅かったか。」
ゴルゴは溜息を吐くと、サブの方を見る。
妙に興奮していたのかと思ったが、やはり拓に見られるのを期待していたのか。
「しかし、ワンガまで覗きに来るとは思わなかった。」
「いや、俺は拓殿に連れて来られてな・・・しかし、拓殿はこの魔法をゴルゴ達の覗きに使っているだけなのか?」
拓はワンガの聞きたい事が分からずにいると
「いや、城や貴族の屋敷に忍び込んだりしているのかと思ってな。」
「そんな事をして楽しいのか?ここだけに決まっているじゃないですか。それに、それは犯罪ですよ。」
「「・・・」」
ワンガもゴルゴも呆れていた。
拓の闇魔法の技術は高く、普通の魔導士や剣士では見付ける事は出来ないだろう。
それだけの魔法を、ゴルゴとサブの絡んでいる姿を覗くためだけに使うとは・・・
それ以前に、その覗きの犯罪の中にゴルゴ達の家は含まれていないのだろうか?
「今日はサブが期待していたみたいだが、ノックをして入って来いよ。ほらサブ、体を洗うぞ。」
「パチン」とゴルゴがサブの尻を軽く叩くとサブが身体を起こすが、拓とワンガの前に立つと肉棒が少し硬くなる。
せっかくならと拓が湯で2人の体を覆う。
やはり、良い身体をしている。拓は2人の逞しい身体を見て自分の股間が窮屈に。
サブも拓に見せつける様に自分の身体に手を這わせ始め、散々ゴルゴに絞り出されたにも関わらず再び肉棒が硬くなってくる。
拓は湯を操作して、肉棒や胸、乳首に刺激を与えると肉棒は完全にそそり立った。
拓はこの2人に対しては本気で手を出す気は無いが、この位のふざけは良いだろう。
サブも「うぉっ」と声を上げると、拓のやる事を拒むことはせず潤んだ目でゴルゴを見ていた。
「今日は終わりだ。全く、拓に毒されやがって。とりあえず、今は服を着ろ。」
ゴルゴはサブに軽くキスをすると、拓に湯を捨てさせ服を着てせっかくの逞しい身体を隠してしまった。
サブも少し残念そうな顔をするが、硬くなった肉棒を何とかズボンにしまい込み服を着てしまう。
ゴルゴにお茶を進められたが、拓とワンガは断って帰ることにした。
「拓殿は、あの2人とも関係を持っているのか?」
「少し悪戯をした事は有りますが、関係は無いです。あの2人の間に入る余地は無いですから。」
拓は笑ってゴルゴに答えていた。
「覗きは何時もしているのか?」
「いや、今回はサブが来て欲しそうだったので久しぶりですかね。
そうでないと、ガラとレオにこの事を言われて俺の居場所が無くなってしまいますから。」
「・・・ガラとレオには弱いんだな。」
頭を掻いて笑っている拓を見て、ワンガは苦笑する。
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