75 / 761
075再会
しおりを挟む
追加の食料を調達する為、エデンに寄るが全員で行動すると目立つ。
そこで、アークには10キロ先にある広場に待機してもらい、OZのメンバーとニックさんの5名だけで寄る事にした。
ニックさんの要望で、水をいれる袋を購入しようと歩いていると
「OZの皆さん」
後ろから声を掛けられた。
この街に知り合いは居ないはずと思いつつ声の方を見ると大きな熊族の男が手を振っていた。
「アルさん、今日は。どうしてエデンに居るんですか。」
1週間程で用事は済んだが、アルさんの体調を考え更に出発を1週間延ばしたらしい。
エチゴさんは部屋で書類整理、ダリウスさんが護衛として付いている。
アルさんが明後日出発の為、食材の買い出しに来たそうだ。
ニックさんが鞄の購入を終えた所で、一緒に食材の購入に出かけた。
広場に並ぶ、露店の列。
朝のピークは過ぎたが、結構な人出だ。
俺達はアルさんの案内で、米や小麦粉、野菜等を購入していく。
必要な食材の購入を終え昼をエチゴさん、ダリウスさんと一緒に頂く事になった。
「ニックさんではないですか。ご無沙汰しております。」
「エチゴさん、この様な所でお会いするとは思いませんでした。」
エチゴさんとニックさんは知り合いで、なんとニックさん、実は貴族だった。
「貴族と言っても男爵の三男坊ですので、何の意味も無いですよ。
魔力は木属性ですので戦闘向きでは無いですし。」
と笑いながら言っている。
改めて見てみると風格が有る様な無い様な、気品が有る様な無い様な・・・
食事が終わると、エチゴさんから帰りの警護の依頼をされた。
ありがたい話しだが、アークのメンバーも居るし、一緒に行動して何か有っては問題だ。
断りをしようとした所、ニックさんがエチゴさんに詳細については話せないと前置きをして
出来ればOZが単独で行動して無かった様にしたいので、行動を共にして欲しいと頭を下げた。
俺が止める様に言うが、エチゴさんはダリウスさんとアルさんが頷くのを見て
「それなら私達の護衛として戻った方が誤魔化せるでしょう。
分かりました。大丈夫ですよ。何も問題ありません。
OZの皆さん、改めて護衛の件をお願い出来ませんか。」
そう言って、俺達に笑いかけて来た。
《詳細が話せないなんて面倒事しかないに決まっているだろ。
こんな状態で話をするニックさんも大概だが、受けるエチゴさん達もおかしいだろ。》
しかし、俺が答える前に
「ありがとうございます。護衛の依頼、引き受けさせてもらいます。」
ガラが受けてしまった。
「拓は1人で抱え込み過ぎだ。ここはエチゴさん達のご厚意に甘えよう。」
そう言われ、頭を撫でられたら何も言えなくなってしまった。
「拓さん、護衛を宜しくお願いします。」
エチゴさんが俺の前に出した手を握った。
「こちらこそ、宜しくお願い致します。」
そうと決まればとニックさんはアークのメンバーと先に旅立つことにし、ここで別れることになった。
荷物になってしまうが、餞別代りに俺が作ったポーションを渡した。
そこで、アークには10キロ先にある広場に待機してもらい、OZのメンバーとニックさんの5名だけで寄る事にした。
ニックさんの要望で、水をいれる袋を購入しようと歩いていると
「OZの皆さん」
後ろから声を掛けられた。
この街に知り合いは居ないはずと思いつつ声の方を見ると大きな熊族の男が手を振っていた。
「アルさん、今日は。どうしてエデンに居るんですか。」
1週間程で用事は済んだが、アルさんの体調を考え更に出発を1週間延ばしたらしい。
エチゴさんは部屋で書類整理、ダリウスさんが護衛として付いている。
アルさんが明後日出発の為、食材の買い出しに来たそうだ。
ニックさんが鞄の購入を終えた所で、一緒に食材の購入に出かけた。
広場に並ぶ、露店の列。
朝のピークは過ぎたが、結構な人出だ。
俺達はアルさんの案内で、米や小麦粉、野菜等を購入していく。
必要な食材の購入を終え昼をエチゴさん、ダリウスさんと一緒に頂く事になった。
「ニックさんではないですか。ご無沙汰しております。」
「エチゴさん、この様な所でお会いするとは思いませんでした。」
エチゴさんとニックさんは知り合いで、なんとニックさん、実は貴族だった。
「貴族と言っても男爵の三男坊ですので、何の意味も無いですよ。
魔力は木属性ですので戦闘向きでは無いですし。」
と笑いながら言っている。
改めて見てみると風格が有る様な無い様な、気品が有る様な無い様な・・・
食事が終わると、エチゴさんから帰りの警護の依頼をされた。
ありがたい話しだが、アークのメンバーも居るし、一緒に行動して何か有っては問題だ。
断りをしようとした所、ニックさんがエチゴさんに詳細については話せないと前置きをして
出来ればOZが単独で行動して無かった様にしたいので、行動を共にして欲しいと頭を下げた。
俺が止める様に言うが、エチゴさんはダリウスさんとアルさんが頷くのを見て
「それなら私達の護衛として戻った方が誤魔化せるでしょう。
分かりました。大丈夫ですよ。何も問題ありません。
OZの皆さん、改めて護衛の件をお願い出来ませんか。」
そう言って、俺達に笑いかけて来た。
《詳細が話せないなんて面倒事しかないに決まっているだろ。
こんな状態で話をするニックさんも大概だが、受けるエチゴさん達もおかしいだろ。》
しかし、俺が答える前に
「ありがとうございます。護衛の依頼、引き受けさせてもらいます。」
ガラが受けてしまった。
「拓は1人で抱え込み過ぎだ。ここはエチゴさん達のご厚意に甘えよう。」
そう言われ、頭を撫でられたら何も言えなくなってしまった。
「拓さん、護衛を宜しくお願いします。」
エチゴさんが俺の前に出した手を握った。
「こちらこそ、宜しくお願い致します。」
そうと決まればとニックさんはアークのメンバーと先に旅立つことにし、ここで別れることになった。
荷物になってしまうが、餞別代りに俺が作ったポーションを渡した。
38
あなたにおすすめの小説
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる