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150誘い
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バラン将軍からの誘い・・・
「無人島の遺跡調査団ですか。」
「私の部隊が取り仕切る事になった。もし良かったら同行してみないか。」
バラン将軍からOZに無人島の遺跡発掘に同行しないかと誘いを受けた。
場所は、南の大森林の向こうに広がる海の無人島。
船乗りが嵐で避難した島で偶然見つけたらしい。
但し、魔獣が生息しているため、遺跡に近寄らなかったそうだ。
古代地図では、その遺跡はガイアと書かれていた場所から地続きで繋がり、そして最も近い場所だ。
もしかすると、天地見聞録に書かれている
ガイアの門が開いた時、世界に沈黙に包まれた。
その暗き門の奥より、大いなる災いが訪れる。
が示す災いの痕跡が見つかるかも知れない。
島へ渡る船を用意するのは無理があり諦めていたが、バラン将軍のおかげで行く事が出来る。
魔獣がいるみたいだが、軍が一緒であれば心強い。
春は時化のため船を出すのは危険らしく、それが納まる6月に出向する。
無人島までは5日間。
発掘の状況次第だが、伸びても10月には戻ってくる予定だ。
しかし、孤児院の教育を始めたばかりで、そこまで長期の不在は問題だ。
せっかくなので、皆には参加してもらっても俺は残った方が良いだろう。
「申し訳ありませんが、回答に少し時間を頂けませんか。」
俺が考えているのを見て、ガラが回答を待ってもらう様に話した。
「分かった。ニック殿がラグテルの町に戻ったら参加できるか伝えてくれるか。
良い返事を待っている。」
ブルネリ公爵やサリナ姫は来れないらしい。
特にブルネリ公爵は水晶の玉の普及で、今は長期間屋敷を開ける訳にはいかないそうだ。
俺達も孤児院の教育も有り、サリナ姫と同じタイミングで帰る予定だったが、俺の体調を考え一週間ずらして帰る事にした。
アークのメンバーはイルミネーション公開の間、こちらで警備を続ける。
カイとレムも残り、アークのメンバーと一緒にラグテルの町に戻ってくる予定だ。
ロウガさん曰く、もう2人はアークの仲間だそうだ。
******(ガラ、レオ)
拓の事でブルネリ公爵に、孤児院への教育について相談しに来た。
拓と浩司は確かに凄い知識を持っている。
彼等なら、子供達の未来の可能性を広げる事が出来るだろう。その意志も有る。
しかし、教育となると継続的に行う必要がある。。
OZ、アークのメンバーも手伝ってはいるが、力不足は否めない。
きっと、今回の遺跡探索の誘いも断る気でいるだろう。
「特に拓は技術者思考が強く、組織的な動きが上手く出来ていません。
このまま教育を続けようとすれば限界が来ます。
それでも、彼等は自分を犠牲にして何とかしてしまうでしょう。
今やっている事は、俺達にとっても大切な夢なんです。
彼等だけに、これ以上負担をかけたくありません。
どうか、知恵を貸して下さい。」
「貸すのは力では無く、知恵か。
確かにガラ殿の言う通りなのだろう。彼等は自分達だけで頑張りすぎる所が有るからな。
もう少し、詳しく話を伺っても良いかな。」
******(エチゴ、アル)
ブルネリ公爵に、町に私共の店の支店を出させて頂けないかお願いに来た。
「この町に支店を出す許可。
確かに、今この町は勢いが有るから店を出したい方は大勢いる。
しかし、エチゴ殿の場合は、別の目的が有る様に思われる。
何の為に、支店を出したいと考えている。」
やはり、このタイミングで支店の話を出すのは訝しがられるか。
納得して頂けると良いのだが。
目的は3つ
・この町との繋がりを強くする事
OZが連絡を取りやすくするため、ニック殿以外の繋がりを用意しておく。
・孤児院の子の働き口を用意する事
子供達の環境は厳しい。
せっかく知識を付けても、使う機会を見つけられない可能性の方が高い。
彼等の知識を生かす場を用意する。
・孤児院の子を評価してもらう事
獣人の差別の無い町なら、子供達を正しく評価してもらえる。
子供達が結果を出せば新しい雇用が生まれる。
それは、次の子供達の将来への可能性を広げる事となる。
「私は、OZのに命を救われました。
恩を返そうとしても、逆に受け取る事ばかりです。
以前、拓さんが”情けは人の為ならず”という話をされた事があります。
人に情けをかけることは、巡り巡って自分に返ってくるという意味らしいです。
ですから、私も私に出来ることで次の人に回そうと思っています。
これならば、私でも役に立てるでしょう。
それに私自身、子供達が築く未来を見てみたいと思っています。
どうか力を貸して頂けないでしょうか。」
「彼等に見えている未来には、私も興味がある。
『情けは人の為ならず』か。良い言葉だ。
私も、色々と恩を受けてばかりだ。
私も私に出来る事で、次の人に回す手伝いをする事にしよう。」
「無人島の遺跡調査団ですか。」
「私の部隊が取り仕切る事になった。もし良かったら同行してみないか。」
バラン将軍からOZに無人島の遺跡発掘に同行しないかと誘いを受けた。
場所は、南の大森林の向こうに広がる海の無人島。
船乗りが嵐で避難した島で偶然見つけたらしい。
但し、魔獣が生息しているため、遺跡に近寄らなかったそうだ。
古代地図では、その遺跡はガイアと書かれていた場所から地続きで繋がり、そして最も近い場所だ。
もしかすると、天地見聞録に書かれている
ガイアの門が開いた時、世界に沈黙に包まれた。
その暗き門の奥より、大いなる災いが訪れる。
が示す災いの痕跡が見つかるかも知れない。
島へ渡る船を用意するのは無理があり諦めていたが、バラン将軍のおかげで行く事が出来る。
魔獣がいるみたいだが、軍が一緒であれば心強い。
春は時化のため船を出すのは危険らしく、それが納まる6月に出向する。
無人島までは5日間。
発掘の状況次第だが、伸びても10月には戻ってくる予定だ。
しかし、孤児院の教育を始めたばかりで、そこまで長期の不在は問題だ。
せっかくなので、皆には参加してもらっても俺は残った方が良いだろう。
「申し訳ありませんが、回答に少し時間を頂けませんか。」
俺が考えているのを見て、ガラが回答を待ってもらう様に話した。
「分かった。ニック殿がラグテルの町に戻ったら参加できるか伝えてくれるか。
良い返事を待っている。」
ブルネリ公爵やサリナ姫は来れないらしい。
特にブルネリ公爵は水晶の玉の普及で、今は長期間屋敷を開ける訳にはいかないそうだ。
俺達も孤児院の教育も有り、サリナ姫と同じタイミングで帰る予定だったが、俺の体調を考え一週間ずらして帰る事にした。
アークのメンバーはイルミネーション公開の間、こちらで警備を続ける。
カイとレムも残り、アークのメンバーと一緒にラグテルの町に戻ってくる予定だ。
ロウガさん曰く、もう2人はアークの仲間だそうだ。
******(ガラ、レオ)
拓の事でブルネリ公爵に、孤児院への教育について相談しに来た。
拓と浩司は確かに凄い知識を持っている。
彼等なら、子供達の未来の可能性を広げる事が出来るだろう。その意志も有る。
しかし、教育となると継続的に行う必要がある。。
OZ、アークのメンバーも手伝ってはいるが、力不足は否めない。
きっと、今回の遺跡探索の誘いも断る気でいるだろう。
「特に拓は技術者思考が強く、組織的な動きが上手く出来ていません。
このまま教育を続けようとすれば限界が来ます。
それでも、彼等は自分を犠牲にして何とかしてしまうでしょう。
今やっている事は、俺達にとっても大切な夢なんです。
彼等だけに、これ以上負担をかけたくありません。
どうか、知恵を貸して下さい。」
「貸すのは力では無く、知恵か。
確かにガラ殿の言う通りなのだろう。彼等は自分達だけで頑張りすぎる所が有るからな。
もう少し、詳しく話を伺っても良いかな。」
******(エチゴ、アル)
ブルネリ公爵に、町に私共の店の支店を出させて頂けないかお願いに来た。
「この町に支店を出す許可。
確かに、今この町は勢いが有るから店を出したい方は大勢いる。
しかし、エチゴ殿の場合は、別の目的が有る様に思われる。
何の為に、支店を出したいと考えている。」
やはり、このタイミングで支店の話を出すのは訝しがられるか。
納得して頂けると良いのだが。
目的は3つ
・この町との繋がりを強くする事
OZが連絡を取りやすくするため、ニック殿以外の繋がりを用意しておく。
・孤児院の子の働き口を用意する事
子供達の環境は厳しい。
せっかく知識を付けても、使う機会を見つけられない可能性の方が高い。
彼等の知識を生かす場を用意する。
・孤児院の子を評価してもらう事
獣人の差別の無い町なら、子供達を正しく評価してもらえる。
子供達が結果を出せば新しい雇用が生まれる。
それは、次の子供達の将来への可能性を広げる事となる。
「私は、OZのに命を救われました。
恩を返そうとしても、逆に受け取る事ばかりです。
以前、拓さんが”情けは人の為ならず”という話をされた事があります。
人に情けをかけることは、巡り巡って自分に返ってくるという意味らしいです。
ですから、私も私に出来ることで次の人に回そうと思っています。
これならば、私でも役に立てるでしょう。
それに私自身、子供達が築く未来を見てみたいと思っています。
どうか力を貸して頂けないでしょうか。」
「彼等に見えている未来には、私も興味がある。
『情けは人の為ならず』か。良い言葉だ。
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