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180地下の魔道具
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扉は開いていて、真っ黒な空間が続いている。魔法で作った光は、扉の中には届かなかい。
「やはり、ここに魔力阻害の原因がありそうですね。何が有るのかな。」
「こんな状態で、拓殿は嬉しそうだな。正直、俺はこの中に入るのが怖い。」
バラン将軍が俺を見て呆れる様な感じで見ている。
俺とは別にもう一人、扉の中に入るのを待ちきれない人が居た。
「さぁ、バラン将軍。扉の中に入りましょう。
ここからは、私が先頭になります。
では皆さん、古代の英知と対面することにしましょう。」
ポトリ教授が張り切って扉の中に足を踏み入れると、中央に設置された一辺3mはある巨大な装置から弱い光が発せられていた。
「凄い。やはり、未だ機能が生きているんだ。」
俺は思わず、扉の中に入り、中を見渡した。
天井までの高さは10m近い。柱があるだけの広い空間だった。
中央には巨大な装置が配置されている。
周辺には、幾つかのモニター
中央の装置が生きているのなら、もしかすると周辺の装置も動くかも。
俺は最も入口に近いモニターの起動スイッチと思われる所に触れてみると、動き始めた。
画面には「震災の記録」と表示されている。
ボタン状になっているので画面に触れると画像が映し出す。
多分、この建物だろう。色々な装置が並び、人が作業をしている。
すると突然大きく揺れ、物が倒れ、人が逃げる姿が見えている。
次の映像は、どこかの海岸が津波に襲われている。
次の映像では陸地に割け、そこに海水が流れ込んでいた。
人が大量の魔獣に襲われている映像も有った。
最後は、何かの衝撃波が木々や建物を吹き飛ばしながらこちらに向かってくる所で映像が途切れた。
多分、今の衝撃波で建物の受信設備が壊れたのだろう。
続いて、研究者らしき男が映し出された。
男が何か話しているが、音は流れてこない。途中から画像も崩れ始め消えた。
電源のスイッチを触っても、もう画像が表示される事は無かった。
「今、俺達が見たのは一体何なんだ。あの災害は何だ。あの男は一体何者だ、何処にいる。」
バラン将軍が声を上げるが、それに答える者は誰もいない。
今の映像を見て、誰もが言葉を失っていた。
しばらく経って、皆が落ち着いた所でポトリ教授が他のモニターを触ってみたが、何も反応が無かった。
「拓殿、問題が無かったから良かったものの、何が起きるか分かりません。勝手に触れないように。」
「オリバーさん、すみませんでした。」
装置を触った事をオリバー隊長に謝り、ポトリ教授達が未だ動いている中央の装置について調べ始めたので周りから写真を撮っていく。
一通り写真を撮った後は、装置の検証が始まったのでOZは少し離れた所にあるモニターの所へ移動した。
ここも2重床だったので床板を外して皆でケーブルの方向を確認していると
「拓殿。拓殿は、この遺跡の事を知っているのか。」
バラン将軍が、何時もと違う真剣な表情で俺を見て問いかけてきた。
「それよりも、拓殿と浩司殿は遺跡の時代から来たのではないか。」
「えっ?」
バラン将軍の顔は真剣だった。何故、そんな発想になるんだ。
「遺跡の時代って、2000年以上昔の話ですよ。そんな話が有るわけ無いじゃないですか。」
「では何故、あの装置を知っているかの様に触り、今も床の下に空間が有る事を知っていたんだ。
災害の様子を見て驚いていたが、あの装置自体は普通に受け入れている。
それに、2人の知識や考え方、それに技術力。どれも、この時代の人間とは違う。
あの中央の装置は一体何だ。何故、魔法が阻害される。」
先ほどの映像をみて恐怖心が有るのだろう。バラン将軍が不安になっている。
『拓、この者達にならある程度話しても問題ないじゃろう。
但し、考え方等は別の世界から来たのではなく、儂の影響にしておくんじゃ。
浩司もそれで良いか。』
グリムの言葉に浩司が頷いている。
他の人達には聞えないように、部屋の外に出て話す事にした。
「俺達は、この時代の人間ですよ。中央の装置については何も分かりません。
知識や考え方が違うのは、師匠の影響です。
俺達の師匠なんですが、300年前のグリムという人物の意識でした。
300年前の考え方と、今の考え方が変わってしまったので違和感を感じるのでしょう。
逆に俺から見ると、他の人間の考え方の方が歪んでいる様に見えます。
知識や技術についても、戦争で自ら失っているだけの話です。
そして別の遺跡で、ここに似たような部屋、似たような装置を見た事があります。」
別の世界から来た事は隠して、説明をした。
「やはり、ここに魔力阻害の原因がありそうですね。何が有るのかな。」
「こんな状態で、拓殿は嬉しそうだな。正直、俺はこの中に入るのが怖い。」
バラン将軍が俺を見て呆れる様な感じで見ている。
俺とは別にもう一人、扉の中に入るのを待ちきれない人が居た。
「さぁ、バラン将軍。扉の中に入りましょう。
ここからは、私が先頭になります。
では皆さん、古代の英知と対面することにしましょう。」
ポトリ教授が張り切って扉の中に足を踏み入れると、中央に設置された一辺3mはある巨大な装置から弱い光が発せられていた。
「凄い。やはり、未だ機能が生きているんだ。」
俺は思わず、扉の中に入り、中を見渡した。
天井までの高さは10m近い。柱があるだけの広い空間だった。
中央には巨大な装置が配置されている。
周辺には、幾つかのモニター
中央の装置が生きているのなら、もしかすると周辺の装置も動くかも。
俺は最も入口に近いモニターの起動スイッチと思われる所に触れてみると、動き始めた。
画面には「震災の記録」と表示されている。
ボタン状になっているので画面に触れると画像が映し出す。
多分、この建物だろう。色々な装置が並び、人が作業をしている。
すると突然大きく揺れ、物が倒れ、人が逃げる姿が見えている。
次の映像は、どこかの海岸が津波に襲われている。
次の映像では陸地に割け、そこに海水が流れ込んでいた。
人が大量の魔獣に襲われている映像も有った。
最後は、何かの衝撃波が木々や建物を吹き飛ばしながらこちらに向かってくる所で映像が途切れた。
多分、今の衝撃波で建物の受信設備が壊れたのだろう。
続いて、研究者らしき男が映し出された。
男が何か話しているが、音は流れてこない。途中から画像も崩れ始め消えた。
電源のスイッチを触っても、もう画像が表示される事は無かった。
「今、俺達が見たのは一体何なんだ。あの災害は何だ。あの男は一体何者だ、何処にいる。」
バラン将軍が声を上げるが、それに答える者は誰もいない。
今の映像を見て、誰もが言葉を失っていた。
しばらく経って、皆が落ち着いた所でポトリ教授が他のモニターを触ってみたが、何も反応が無かった。
「拓殿、問題が無かったから良かったものの、何が起きるか分かりません。勝手に触れないように。」
「オリバーさん、すみませんでした。」
装置を触った事をオリバー隊長に謝り、ポトリ教授達が未だ動いている中央の装置について調べ始めたので周りから写真を撮っていく。
一通り写真を撮った後は、装置の検証が始まったのでOZは少し離れた所にあるモニターの所へ移動した。
ここも2重床だったので床板を外して皆でケーブルの方向を確認していると
「拓殿。拓殿は、この遺跡の事を知っているのか。」
バラン将軍が、何時もと違う真剣な表情で俺を見て問いかけてきた。
「それよりも、拓殿と浩司殿は遺跡の時代から来たのではないか。」
「えっ?」
バラン将軍の顔は真剣だった。何故、そんな発想になるんだ。
「遺跡の時代って、2000年以上昔の話ですよ。そんな話が有るわけ無いじゃないですか。」
「では何故、あの装置を知っているかの様に触り、今も床の下に空間が有る事を知っていたんだ。
災害の様子を見て驚いていたが、あの装置自体は普通に受け入れている。
それに、2人の知識や考え方、それに技術力。どれも、この時代の人間とは違う。
あの中央の装置は一体何だ。何故、魔法が阻害される。」
先ほどの映像をみて恐怖心が有るのだろう。バラン将軍が不安になっている。
『拓、この者達にならある程度話しても問題ないじゃろう。
但し、考え方等は別の世界から来たのではなく、儂の影響にしておくんじゃ。
浩司もそれで良いか。』
グリムの言葉に浩司が頷いている。
他の人達には聞えないように、部屋の外に出て話す事にした。
「俺達は、この時代の人間ですよ。中央の装置については何も分かりません。
知識や考え方が違うのは、師匠の影響です。
俺達の師匠なんですが、300年前のグリムという人物の意識でした。
300年前の考え方と、今の考え方が変わってしまったので違和感を感じるのでしょう。
逆に俺から見ると、他の人間の考え方の方が歪んでいる様に見えます。
知識や技術についても、戦争で自ら失っているだけの話です。
そして別の遺跡で、ここに似たような部屋、似たような装置を見た事があります。」
別の世界から来た事は隠して、説明をした。
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