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233OZの欠点
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『レオとガラに魔道具を作ったOZの欠点について質問されているんじゃ。しっかりせい。』
グリムからフォローが入った。
「いや何でもないです。
無人島の遺跡調査で、最後に俺が動けなくなった時に思ったんです。
あれが冬だったらどうなってしまったのかと。」
「俺達も一緒に戦ったが、冬でも何も変わらなかったんじゃないか?
きっと、今みたいにヤマトが仲間になっていたと思うが。」
「ジークさん。問題はそこではありません。今のOZでは、俺が動けなくなると風呂に入れなくなります。」
「「「・・・」」」
「いや、ちょっと待て。拓は何を言っているんだ。OZの欠点と言うのは野外での風呂作りなのか?
そんな事の為に、こんな魔道具を用意したとでも言うのか?」
ジークさんは何を慌てているんだ。
「そうですよ。ジークさんだって、あれが冬だったら暖かい風呂に浸かりたくないですか?
一応、攻撃にも応用が効きますが、そんなのは安全第一で行動すれば良いだけですから。」
OZとアークは普段通りだが、クリームは唖然としていた。
あの時は、川で戦いの後の汚れを落としたが、あれが夏だから許せる話だ。
正直、OZは十分強いと思うので、危険な所に近寄らなければ問題無いだろう。
「拓の斜め上を行く考えは理解しているつもりだったが、どこまでもずば抜けているんだな。
普通なら、これだけの魔道具なら戦いに使うだろ。」
そこからは、攻撃魔法の応用について話が始まってしまった。
攻撃魔法より、もっと有効的な使い方が有るだろう。
風呂上り、河原で涼んでいると浩司がやってきた。
「拓ちゃん、どうした。何か考え事か。」
「何故、この世界の人間は魔法を攻撃にばかり使いたがると思う。」
「魔獣とかが居て余裕が無いんじゃないか。」
「人間同士で戦争したり、獣人の差別をする余裕が有るのにか。せっかくの魔法なのにつまらないよな。」
「でも、元の世界でも軍事技術に力を入れていただろ。この世界だからという訳では無いよ。
それに冒険者は力が無いとやっていけないからな。」
浩司の言う通りなんだが、それでも残念だ。
『イルミネーション、カメラに家造り、どれも素晴らしいと思うぞ。
露店風呂作りも大いに結構。もっと、魔法を楽しめ。』
「大丈夫だ。もし拓ちゃんが道を外しそうになったら、俺が引き戻してやるよ。」
『その時は、儂も力を貸すぞ。』
『もちろん、吾輩も力になるにゃ。』
ヤマトもやって来て、俺の横に座った。
「ヤマトは今まで何処に居たんだよ。大体、俺が楽しむ事が、何で道を外す話になるんだよ。」
浩司は笑いながら俺を抱きしめ、キスをしてきた。
「拓ちゃんは今のままが一番良い。」
浩司の言う意味は良く分からないが、この笑顔を見ると、このままで良いと思える。
少し涼しい川風が心地良い。
「なぁ、拓ちゃん。少し魔法で遊ばないか。」
浩司に手を引かれエアウォークで水面の上を滑り始めた。
すかさず、ヤマトが俺の頭の上に登って来る。
浩司が合わせて水球を浮かび上がらせて俺達の周りを舞わす。月明かりが反射した無数の水球
それならと、無数の小さな光の玉を舞わす。
「やっぱり、拓ちゃんの魔法は良いな。」
浩司は笑うと、水球を合わせ俺達の周りに水の帯を作り空へと伸ばして行く。
俺は、その水の帯の上を光の玉を滑るように動かして行く。
「俺も魔法は楽しい方が良いと思う。戦いにしか使わなかったらつまらないよな。
だったら、俺達は俺達で楽しめばいい。なっ」
最後に、水が弾けて俺達の上に降り注いだ。
「冷て~。そろそろ戻ろうぜ。」
浩司に手を引かれ、テントの方へと戻る事にした。
グリムからフォローが入った。
「いや何でもないです。
無人島の遺跡調査で、最後に俺が動けなくなった時に思ったんです。
あれが冬だったらどうなってしまったのかと。」
「俺達も一緒に戦ったが、冬でも何も変わらなかったんじゃないか?
きっと、今みたいにヤマトが仲間になっていたと思うが。」
「ジークさん。問題はそこではありません。今のOZでは、俺が動けなくなると風呂に入れなくなります。」
「「「・・・」」」
「いや、ちょっと待て。拓は何を言っているんだ。OZの欠点と言うのは野外での風呂作りなのか?
そんな事の為に、こんな魔道具を用意したとでも言うのか?」
ジークさんは何を慌てているんだ。
「そうですよ。ジークさんだって、あれが冬だったら暖かい風呂に浸かりたくないですか?
一応、攻撃にも応用が効きますが、そんなのは安全第一で行動すれば良いだけですから。」
OZとアークは普段通りだが、クリームは唖然としていた。
あの時は、川で戦いの後の汚れを落としたが、あれが夏だから許せる話だ。
正直、OZは十分強いと思うので、危険な所に近寄らなければ問題無いだろう。
「拓の斜め上を行く考えは理解しているつもりだったが、どこまでもずば抜けているんだな。
普通なら、これだけの魔道具なら戦いに使うだろ。」
そこからは、攻撃魔法の応用について話が始まってしまった。
攻撃魔法より、もっと有効的な使い方が有るだろう。
風呂上り、河原で涼んでいると浩司がやってきた。
「拓ちゃん、どうした。何か考え事か。」
「何故、この世界の人間は魔法を攻撃にばかり使いたがると思う。」
「魔獣とかが居て余裕が無いんじゃないか。」
「人間同士で戦争したり、獣人の差別をする余裕が有るのにか。せっかくの魔法なのにつまらないよな。」
「でも、元の世界でも軍事技術に力を入れていただろ。この世界だからという訳では無いよ。
それに冒険者は力が無いとやっていけないからな。」
浩司の言う通りなんだが、それでも残念だ。
『イルミネーション、カメラに家造り、どれも素晴らしいと思うぞ。
露店風呂作りも大いに結構。もっと、魔法を楽しめ。』
「大丈夫だ。もし拓ちゃんが道を外しそうになったら、俺が引き戻してやるよ。」
『その時は、儂も力を貸すぞ。』
『もちろん、吾輩も力になるにゃ。』
ヤマトもやって来て、俺の横に座った。
「ヤマトは今まで何処に居たんだよ。大体、俺が楽しむ事が、何で道を外す話になるんだよ。」
浩司は笑いながら俺を抱きしめ、キスをしてきた。
「拓ちゃんは今のままが一番良い。」
浩司の言う意味は良く分からないが、この笑顔を見ると、このままで良いと思える。
少し涼しい川風が心地良い。
「なぁ、拓ちゃん。少し魔法で遊ばないか。」
浩司に手を引かれエアウォークで水面の上を滑り始めた。
すかさず、ヤマトが俺の頭の上に登って来る。
浩司が合わせて水球を浮かび上がらせて俺達の周りを舞わす。月明かりが反射した無数の水球
それならと、無数の小さな光の玉を舞わす。
「やっぱり、拓ちゃんの魔法は良いな。」
浩司は笑うと、水球を合わせ俺達の周りに水の帯を作り空へと伸ばして行く。
俺は、その水の帯の上を光の玉を滑るように動かして行く。
「俺も魔法は楽しい方が良いと思う。戦いにしか使わなかったらつまらないよな。
だったら、俺達は俺達で楽しめばいい。なっ」
最後に、水が弾けて俺達の上に降り注いだ。
「冷て~。そろそろ戻ろうぜ。」
浩司に手を引かれ、テントの方へと戻る事にした。
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