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334ケルベロス
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チェックポイントを出発し、また川沿いを進んでいく。
昼近くになり、アニスが皆が休める場所を確認するために先行した。
一応、少し先にある程度の広さがある河原が有るのは分かっているが、アニスの行った後を遅れて付いて行く。
すると、突然 強い魔獣が探索魔法に引っかかった。
少しして、アニスが戻って来ると
「ちょっと、ヤバそうなのが居るみたい。直ぐに逃げた方が良い。」
急いで皆を促そうとしたが、遅かったみたいだ。
魔獣が俺達の方へ走り始めた。ここまで離れているのに見つかったのだろうか。
「この先に広い河原が有るから、急いで移動しよう。」
アニスの言葉に従い、皆が走り始めた。魔獣は俺達の動きを見越しているのか河原に向かって走っている。
河原の広い場所に着いて、やってくる魔獣に向かって構えると
「魔獣が来るよ。気を引き締めて。」
アニスの掛け声とともに出てきた3つの頭を持つ巨大な犬の魔獣
「何でこんな所にケルベロスが」
リタが絶望的な声を上げる。こんな所にいる様な魔獣では無い。
それでも、剣を構えて戦う気持ちは折れていない。
『Cランクの魔獣じゃ。雷の魔法を使うぞ。スピードとパワーに気を付けるんじゃ。
拓と浩司が居ればどうにでもなる。』
「落ち着いて、俺達なら何とか出来る。」
俺が皆に声を掛けるが、全員緊張したままだ。
そんな俺達にケルベロスから雷が放たれる。
「シールド。」
俺は雷を防ぐと、再び皆に声を掛ける。
「ハック、リタ、目を閉じるな。何が有っても相手を見るんだ。
冒険者なら最後まで諦めるな。攻撃をしろ。
浩司、アニスは目を狙って魔法で援護。」
浩司は俺が支持を出す前に、攻撃をしてケルベロスの足止めをしていた。
ハックには悪いが、俺から攻撃指示を出させてもらう。皆に体力強化の魔法を掛けると攻撃が始まった。
直ぐに、俺の所に追加で2つの気配が近付いて来たが、魔獣を見て止まってしまった。
「あの気配はケルベロスだったのかよ。」
やって来たのはゴルゴと彼のパーティメンバーの1人
「来るのが遅いです。俺達の監視なら、直ぐに来てください。2人も手伝ってもらえますよね。」
「やはり、気が付いていたか。ここは、お前が俺達に指示を出せ。」
森の中で、俺達のパーティを監視していたのは気付いていたが、まさかゴルゴ達とは。
しかし、これで戦力は十分だ。
「2人はケルベロスの気を反らして、前衛の2人のサポートを。」
2人が加わったお陰で、攻撃をシールドで防ぐのが楽になった。
ハックとリタの攻撃も当たる様になり
「ハックは踏み込みが甘い。腰が引けてるぞ。
リタは攻撃箇所を考えろ。ケルベロスにパターンが読まれている。」
俺が指示を出して行くと、少しづつケルベロスへ深い傷を与えられる様になっていった。
もう、初めの頃の緊張は取れたみたいだ。
「アニスはもっと攻撃の精度を上げろ。狙いは顔じゃ無く目だ。
この魔獣相手に、その攻撃ではサポート不足だ。
前に出過ぎるな。ヒット&アウェイで行くんだ。
前衛が攻撃を行う間を作りだす事を第一に考えろ。」
チームとして良い動きになってきた。
ゴルゴ達がケルベロスの気を逸らしてくれるので安定している。
浩司は、グリムから色々と指示を出されていた。
『何をやっておる。この場で魔力量に頼る気か。目を狙えるのは当然じゃ。中心を狙え。
炎の形をもっと細く作りだしてみろ。精度を上げるんじゃ。
拓も、シールドを必要な分だけ張る様にするんじゃ。攻撃の強さを見極めろ、魔力の無駄を無くすんじゃ。』
浩司だけでなく、俺の方にまで指示が飛んできた。
グリムは完全にケルベロスを練習台としてしか考えていない。
昼近くになり、アニスが皆が休める場所を確認するために先行した。
一応、少し先にある程度の広さがある河原が有るのは分かっているが、アニスの行った後を遅れて付いて行く。
すると、突然 強い魔獣が探索魔法に引っかかった。
少しして、アニスが戻って来ると
「ちょっと、ヤバそうなのが居るみたい。直ぐに逃げた方が良い。」
急いで皆を促そうとしたが、遅かったみたいだ。
魔獣が俺達の方へ走り始めた。ここまで離れているのに見つかったのだろうか。
「この先に広い河原が有るから、急いで移動しよう。」
アニスの言葉に従い、皆が走り始めた。魔獣は俺達の動きを見越しているのか河原に向かって走っている。
河原の広い場所に着いて、やってくる魔獣に向かって構えると
「魔獣が来るよ。気を引き締めて。」
アニスの掛け声とともに出てきた3つの頭を持つ巨大な犬の魔獣
「何でこんな所にケルベロスが」
リタが絶望的な声を上げる。こんな所にいる様な魔獣では無い。
それでも、剣を構えて戦う気持ちは折れていない。
『Cランクの魔獣じゃ。雷の魔法を使うぞ。スピードとパワーに気を付けるんじゃ。
拓と浩司が居ればどうにでもなる。』
「落ち着いて、俺達なら何とか出来る。」
俺が皆に声を掛けるが、全員緊張したままだ。
そんな俺達にケルベロスから雷が放たれる。
「シールド。」
俺は雷を防ぐと、再び皆に声を掛ける。
「ハック、リタ、目を閉じるな。何が有っても相手を見るんだ。
冒険者なら最後まで諦めるな。攻撃をしろ。
浩司、アニスは目を狙って魔法で援護。」
浩司は俺が支持を出す前に、攻撃をしてケルベロスの足止めをしていた。
ハックには悪いが、俺から攻撃指示を出させてもらう。皆に体力強化の魔法を掛けると攻撃が始まった。
直ぐに、俺の所に追加で2つの気配が近付いて来たが、魔獣を見て止まってしまった。
「あの気配はケルベロスだったのかよ。」
やって来たのはゴルゴと彼のパーティメンバーの1人
「来るのが遅いです。俺達の監視なら、直ぐに来てください。2人も手伝ってもらえますよね。」
「やはり、気が付いていたか。ここは、お前が俺達に指示を出せ。」
森の中で、俺達のパーティを監視していたのは気付いていたが、まさかゴルゴ達とは。
しかし、これで戦力は十分だ。
「2人はケルベロスの気を反らして、前衛の2人のサポートを。」
2人が加わったお陰で、攻撃をシールドで防ぐのが楽になった。
ハックとリタの攻撃も当たる様になり
「ハックは踏み込みが甘い。腰が引けてるぞ。
リタは攻撃箇所を考えろ。ケルベロスにパターンが読まれている。」
俺が指示を出して行くと、少しづつケルベロスへ深い傷を与えられる様になっていった。
もう、初めの頃の緊張は取れたみたいだ。
「アニスはもっと攻撃の精度を上げろ。狙いは顔じゃ無く目だ。
この魔獣相手に、その攻撃ではサポート不足だ。
前に出過ぎるな。ヒット&アウェイで行くんだ。
前衛が攻撃を行う間を作りだす事を第一に考えろ。」
チームとして良い動きになってきた。
ゴルゴ達がケルベロスの気を逸らしてくれるので安定している。
浩司は、グリムから色々と指示を出されていた。
『何をやっておる。この場で魔力量に頼る気か。目を狙えるのは当然じゃ。中心を狙え。
炎の形をもっと細く作りだしてみろ。精度を上げるんじゃ。
拓も、シールドを必要な分だけ張る様にするんじゃ。攻撃の強さを見極めろ、魔力の無駄を無くすんじゃ。』
浩司だけでなく、俺の方にまで指示が飛んできた。
グリムは完全にケルベロスを練習台としてしか考えていない。
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