455 / 761
455成果
しおりを挟む
「ここが最後の島か。船旅が終わっちまうのは残念だな。」
最後の島が見えてくると、アルが残念そうにしていた。
「確かに、こんなに素敵な船に乗れる機会はなかなか無いですからね。
ですが、最後の島も気合を入れて下さい。
アルの観察力には期待していますから。」
「任せて下さい。何も見落とさない様に探索します。」
流石はエチゴさんだ。アルの扱いが上手いな。
そうしている内に、最後の島への上陸が始まった。
遺跡を発見したが、壁や天井が崩れ、建物の内部は手の施しようが無い状態になっていた。
唯一の発見は動力源だったと思われる、オリハルコンを使った台座の残骸。
「良ければ、このミスリルはOZの皆さんで引き取りますか。
今回の調査の貢献に対して対価としては低いかも知れませんが。」
そう言えば、ポトリ教授にはこれがミスリルでなくオリハルコンだと話していなかった。
しかし、合金だがミスリルはミスリルなので訂正せずにオリハルコンを頂く事にした。
今回の探索の目的は全て終え、この島には強い魔獣も生息していない為
明日は島で一日休むことになり、今夜は海岸で宴会をする事になった。
皆が宴会の準備を始める中、ポトリ教授がもう少し遺跡を調べておきたいと言うので
兵士2人とヤマトと一緒に遺跡に付き合う事にした。
遺跡に着くと内部再び隅々まで調べ始めた。
「しかし、最後は何も発見できませんでしたね。」
俺が一息ついたポトリ教授に話しかけると
「仕方が無いです。しかし、今回の調査で得られた成果も大きいですよ。
一気に歴史のページをめくる事が出来たと思います。
本当にOZの皆さんのお蔭です。
皆さんが居なければ、この様な発見は出来なかったでしょう。」
こちらとしても助かったが、俺としては物足りない発見だった。
「そう言ってもらって何よりです。
しかし、古代の地図を手に入れるという幸運に恵まれたにもかかわらず、
なかなか前に進みませんね。」
俺の言葉に、ポトリ教授が苦笑いをしていた。
物語なら、勇者の遺跡を場所を表す暗号や指し示す魔道具が見つかっている状況だ。
『拓よ。普通ならここまでの発見を望む事は出来ないぞ。
それに、今まで真剣に遺跡に向き合ってきた彼女の前で言う台詞では無い。
探すべき4本の柱がどの様な物か分かっただけでも十分と考えるべきじゃ。』
『そうにゃ。先ずは喜んでおくべきにゃ。
拓は直ぐに答えを求めすぎるのにゃ。
リッチも、今回の多くの発見に凄い興味を持っているのにゃ。
この調子にゃら、神殿から出てくるのも近いかも知れないにゃ。』
ヤマトに諭されるというのは何だかな。
しかし、リッチが神殿の外に出たいという気持ちになっているのは最大の収穫かも知れない。
そろそろ、本気で闇の魔力を封じ込める方法の研究を行う必要がありそうだ。
最後の島が見えてくると、アルが残念そうにしていた。
「確かに、こんなに素敵な船に乗れる機会はなかなか無いですからね。
ですが、最後の島も気合を入れて下さい。
アルの観察力には期待していますから。」
「任せて下さい。何も見落とさない様に探索します。」
流石はエチゴさんだ。アルの扱いが上手いな。
そうしている内に、最後の島への上陸が始まった。
遺跡を発見したが、壁や天井が崩れ、建物の内部は手の施しようが無い状態になっていた。
唯一の発見は動力源だったと思われる、オリハルコンを使った台座の残骸。
「良ければ、このミスリルはOZの皆さんで引き取りますか。
今回の調査の貢献に対して対価としては低いかも知れませんが。」
そう言えば、ポトリ教授にはこれがミスリルでなくオリハルコンだと話していなかった。
しかし、合金だがミスリルはミスリルなので訂正せずにオリハルコンを頂く事にした。
今回の探索の目的は全て終え、この島には強い魔獣も生息していない為
明日は島で一日休むことになり、今夜は海岸で宴会をする事になった。
皆が宴会の準備を始める中、ポトリ教授がもう少し遺跡を調べておきたいと言うので
兵士2人とヤマトと一緒に遺跡に付き合う事にした。
遺跡に着くと内部再び隅々まで調べ始めた。
「しかし、最後は何も発見できませんでしたね。」
俺が一息ついたポトリ教授に話しかけると
「仕方が無いです。しかし、今回の調査で得られた成果も大きいですよ。
一気に歴史のページをめくる事が出来たと思います。
本当にOZの皆さんのお蔭です。
皆さんが居なければ、この様な発見は出来なかったでしょう。」
こちらとしても助かったが、俺としては物足りない発見だった。
「そう言ってもらって何よりです。
しかし、古代の地図を手に入れるという幸運に恵まれたにもかかわらず、
なかなか前に進みませんね。」
俺の言葉に、ポトリ教授が苦笑いをしていた。
物語なら、勇者の遺跡を場所を表す暗号や指し示す魔道具が見つかっている状況だ。
『拓よ。普通ならここまでの発見を望む事は出来ないぞ。
それに、今まで真剣に遺跡に向き合ってきた彼女の前で言う台詞では無い。
探すべき4本の柱がどの様な物か分かっただけでも十分と考えるべきじゃ。』
『そうにゃ。先ずは喜んでおくべきにゃ。
拓は直ぐに答えを求めすぎるのにゃ。
リッチも、今回の多くの発見に凄い興味を持っているのにゃ。
この調子にゃら、神殿から出てくるのも近いかも知れないにゃ。』
ヤマトに諭されるというのは何だかな。
しかし、リッチが神殿の外に出たいという気持ちになっているのは最大の収穫かも知れない。
そろそろ、本気で闇の魔力を封じ込める方法の研究を行う必要がありそうだ。
13
あなたにおすすめの小説
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる