507 / 761
507魔獣化
しおりを挟む
「ロダン侯爵領のリゾートは楽しかったわ。誘ってくれてありがとう。拓ちゃん、また声を掛けてくれると嬉しいわ。」
サリナ姫・・・一国の姫が、リゾートのバカンスを一般市民に強請らないで欲しい。
まぁ、出発の時、見送りに来てくれた領民の方々に「また来て下さい」と声を掛けられ
ロダン侯爵が春と夏の良い時期にも招待をしてくれると言ってくれるので、また皆で一緒に来たいとは思ってはいる。
早めに時期を決めて皆で来れる様に調整した方が良いだろう。
街道の途中でブルネリ公爵の知り合いの貴族と会ったが、これからロダン侯爵領のリゾートに行くらしい。
ブルネリ公爵の宣伝で冬までの間は貴族の予約で埋まっており、泊まった方々の評価でこの先の経営が決まるだろう。
街道も中ほどを過ぎて、人気が無くなった所で俺の探索魔法に攻撃意志を持つ者が引っかかる
「前方に待ち伏せしているみたいです。襲撃に備えてください。
カイやレム、トーマスの前で酷い状態を見せたくない。これを使ってくれるか。」
俺はアイテムボックスからこっそりと取り出した薬を浩司に渡す。
馬車の前にロックウォールの壁が現れ、周囲から魔法の攻撃が行われたので、全て俺がシールドで防ぐ。
「ウォーターアロー」
浩司が前方の草むらに攻撃を仕掛けると10人の人影が現れた。
「ブルネリ、バラン、そしてアークにクリーム。よくも我々の邪魔をしてくれたな。」
ブルネリ公爵だけでなく、アークにクリームまで恨みを買っているという事は
「王国に毒をばら撒こうとした輩が何を言う。よくも、その顔を我々の前に出す事が出来たな。」
ブルネリ公爵が応えた。
やはり、遺跡で集まっていた獣人排他的な集団で逃げ出した貴族の一味か。
毒をばら撒いて貴族から犯罪者になって、逆恨みとはウンザリする。
しかし、俺達を襲って来る前に相手が立っていられず膝を付き始めた。
「貴様ら、毒を巻いたのか。この卑怯者め。」
彼等を見つけた時点で、浩司に風魔法に乗せて無味無臭の若干遅行性の痺れ薬を巻いてもらったのだが、卑怯者呼ばわりされるとは思わなかった。
子供も居るのに、こんなふざけた事をしておいてふざけた事を言う。
倒れた所で、たっぷり毒を飲ませて国に引き渡して終わりにさせてもらう。
「俺達を舐めるなよ。」
全員が懐から取り出した短剣で自分達自身を刺すと、短剣の柄にはめ込まれた魔石が輝き肌の色がくすみ始めた。
「奴等を直ぐに殺せ。まずいことになりそうだ。」
ヨギ魔導師が叫んだが、遅かった。
肌は灰色に変色し、2回りは大きくなった彼等から魔力の圧力を感じ、毒の効果も消えたみたいだ。
更には、額から角まで生えてきている。
『信じられん、人がハイオーガに変身したのか。
こんなのは儂も初めて見るが、1体がBランク以上の魔獣じゃ。
皮膚は厚く、生半可な剣や魔法の攻撃では倒せんぞ。』
Bランクの魔獣が10体だと。数が多過ぎる。
「お前達を全員殺してやる。」
そう言って、先ほどとは段違いの魔法の攻撃を放って来た。
「OZ、アーク、クリームはそれぞれのパーティ毎に対応。
ヨギ魔道師、ガゼルス将軍は私と一緒に
オリバーと兵士は王族と貴族を守れ。
ヨハン王子、サリナ姫をお願いします。行くぞ。」
バラン将軍の掛け声に全員が答えた。
一体、何が起きたのかは分からないが、倒すしかないだろう。
サリナ姫・・・一国の姫が、リゾートのバカンスを一般市民に強請らないで欲しい。
まぁ、出発の時、見送りに来てくれた領民の方々に「また来て下さい」と声を掛けられ
ロダン侯爵が春と夏の良い時期にも招待をしてくれると言ってくれるので、また皆で一緒に来たいとは思ってはいる。
早めに時期を決めて皆で来れる様に調整した方が良いだろう。
街道の途中でブルネリ公爵の知り合いの貴族と会ったが、これからロダン侯爵領のリゾートに行くらしい。
ブルネリ公爵の宣伝で冬までの間は貴族の予約で埋まっており、泊まった方々の評価でこの先の経営が決まるだろう。
街道も中ほどを過ぎて、人気が無くなった所で俺の探索魔法に攻撃意志を持つ者が引っかかる
「前方に待ち伏せしているみたいです。襲撃に備えてください。
カイやレム、トーマスの前で酷い状態を見せたくない。これを使ってくれるか。」
俺はアイテムボックスからこっそりと取り出した薬を浩司に渡す。
馬車の前にロックウォールの壁が現れ、周囲から魔法の攻撃が行われたので、全て俺がシールドで防ぐ。
「ウォーターアロー」
浩司が前方の草むらに攻撃を仕掛けると10人の人影が現れた。
「ブルネリ、バラン、そしてアークにクリーム。よくも我々の邪魔をしてくれたな。」
ブルネリ公爵だけでなく、アークにクリームまで恨みを買っているという事は
「王国に毒をばら撒こうとした輩が何を言う。よくも、その顔を我々の前に出す事が出来たな。」
ブルネリ公爵が応えた。
やはり、遺跡で集まっていた獣人排他的な集団で逃げ出した貴族の一味か。
毒をばら撒いて貴族から犯罪者になって、逆恨みとはウンザリする。
しかし、俺達を襲って来る前に相手が立っていられず膝を付き始めた。
「貴様ら、毒を巻いたのか。この卑怯者め。」
彼等を見つけた時点で、浩司に風魔法に乗せて無味無臭の若干遅行性の痺れ薬を巻いてもらったのだが、卑怯者呼ばわりされるとは思わなかった。
子供も居るのに、こんなふざけた事をしておいてふざけた事を言う。
倒れた所で、たっぷり毒を飲ませて国に引き渡して終わりにさせてもらう。
「俺達を舐めるなよ。」
全員が懐から取り出した短剣で自分達自身を刺すと、短剣の柄にはめ込まれた魔石が輝き肌の色がくすみ始めた。
「奴等を直ぐに殺せ。まずいことになりそうだ。」
ヨギ魔導師が叫んだが、遅かった。
肌は灰色に変色し、2回りは大きくなった彼等から魔力の圧力を感じ、毒の効果も消えたみたいだ。
更には、額から角まで生えてきている。
『信じられん、人がハイオーガに変身したのか。
こんなのは儂も初めて見るが、1体がBランク以上の魔獣じゃ。
皮膚は厚く、生半可な剣や魔法の攻撃では倒せんぞ。』
Bランクの魔獣が10体だと。数が多過ぎる。
「お前達を全員殺してやる。」
そう言って、先ほどとは段違いの魔法の攻撃を放って来た。
「OZ、アーク、クリームはそれぞれのパーティ毎に対応。
ヨギ魔道師、ガゼルス将軍は私と一緒に
オリバーと兵士は王族と貴族を守れ。
ヨハン王子、サリナ姫をお願いします。行くぞ。」
バラン将軍の掛け声に全員が答えた。
一体、何が起きたのかは分からないが、倒すしかないだろう。
23
あなたにおすすめの小説
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる