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522説明会
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貴族の方々に義手、義足の説明会が行われるのを、俺達は後ろから見ていた。
舞台の上で義手や義足が見える様に、足や腕を露出させている。
トリス錬成術師が構造の説明をし、彼等は言われた通りに義手や義足を動かしてみる。
義足の場合、階段や悪路を想定した場所を歩き、
義手の場合は、スプーンでスープを飲んだり、ある程度の細かい作業を行ったりしてみた。
説明会は成功したと思う。
ただ殆どの貴族が、その場で義手や義足の価格を知りたがっていた。
技術を公開しているので自分達で作ると思っていたが、トリス練成術師に作ってもらいたいらしい。
正直、技術を広めるのが目的だったので、そこまで考えていない。
トリス練成術師も、この状況に困っているみたいだ。
返事は後日させてもらう事にして説明会は終了した。
その後、パーティが始まったが今回は人が多い為、エチゴさん以外のOZのメンバーは食堂でルドルフ料理長が用意してくれたパーティ料理を堪能させてもらった。
少しするとヨギ魔導師が「あれでは食事が楽しめない」と言いながらやって来てパーティの様子を教えてくれる。
「トリス殿と義手義足の4人組は、同じように手足を失った人達に囲まれ、
実際に付けてみたい人には細かい所が気になる様で、色々と質問もされていたぞ。
ロダン侯爵はリゾートや今回再販売する光る木工細工について質問されていたな。
リゾートについては、既に行った貴族から高評価を貰い噂になっている。
自転車とガラスのボートの入手先についての質問も多いが上手く誤魔化していたみたいだ。
エチゴ殿も、再販売しているガラスの食器について色々と質問をされている。
全員、食事をする余裕も無かったから、後で何か差し入れでもしてやると良い。」
その話を聞いたルドルフ料理長が「だったら、今日の料理を詰めて用意しておこう。」と食事の準備をしてくれた。
貴族の中には自分達の錬成術師達も連れてきているそうで
明日からトリス錬成術師と義手、義足の4人組は、錬成術師達への説明に追われるらしい。
パーティが終わりイルミネーションの点灯が行われた。
ガラスの馬車については、事前にクジ引きで決めた順番で貴族の方々に乗ってもらう。
浩司と俺は、なかなか広まらないゆるきゃら、剣君と斧ちゃんの着ぐるみ姿で降車場に立ち
「ガラスの馬車は如何でしたでしょうか。」
感想を伺っていた。
なかなか好評価で殆どの方が「ずっと乗っていたかった。」と回答してくれる。
ただ、俺達のゆるきゃら自体には面白いと思ってもイルミネーション程の興味は持ってもらえないみたいだ。
同じように貴族の反応を見ようとやって来たブルネリ公爵は、ガラスの馬車の製造元を知りたい貴族に囲まれていた。
ロダン侯爵領の立て直しにブルネリ公爵が関わっている事は周知の事実だったので、ガラスのボートの出所もブルネリ公爵だと考えているのだろう。
『ブルネリ公爵は、拓に巻き込まれた一番の被害者かも知れんな。』
その状態を見ていたグリムの言葉に、何も言い返す事も出来なかった。
残りの2日間の昼は、恒例となりつつある子供達に対するサリナ姫のお菓子教室。
ヨギ魔導師が絶対にマドレーヌにしようと材料まで準備し、食堂で行う事になった。
焼いている間、甘い匂いが漂い、焼き上がった時の子供達の嬉しそうな顔。
早速、焼き上がりを頂くと「あっ、熱い」と言いながらも皆、美味しそうに食べていた。
前回、皆が両親にも渡すと言っていたので、今回は量を増やし自分達の分とは別に両親にあげる分も作ってある。
ヨギ魔導師の計らいだが、自分用に量を作りたかっただけの様にも見える。
ヨギ魔導士はアイテムボックスを持っているので、後でマドレーヌを焼いてプレゼントしようと思う。
舞台の上で義手や義足が見える様に、足や腕を露出させている。
トリス錬成術師が構造の説明をし、彼等は言われた通りに義手や義足を動かしてみる。
義足の場合、階段や悪路を想定した場所を歩き、
義手の場合は、スプーンでスープを飲んだり、ある程度の細かい作業を行ったりしてみた。
説明会は成功したと思う。
ただ殆どの貴族が、その場で義手や義足の価格を知りたがっていた。
技術を公開しているので自分達で作ると思っていたが、トリス練成術師に作ってもらいたいらしい。
正直、技術を広めるのが目的だったので、そこまで考えていない。
トリス練成術師も、この状況に困っているみたいだ。
返事は後日させてもらう事にして説明会は終了した。
その後、パーティが始まったが今回は人が多い為、エチゴさん以外のOZのメンバーは食堂でルドルフ料理長が用意してくれたパーティ料理を堪能させてもらった。
少しするとヨギ魔導師が「あれでは食事が楽しめない」と言いながらやって来てパーティの様子を教えてくれる。
「トリス殿と義手義足の4人組は、同じように手足を失った人達に囲まれ、
実際に付けてみたい人には細かい所が気になる様で、色々と質問もされていたぞ。
ロダン侯爵はリゾートや今回再販売する光る木工細工について質問されていたな。
リゾートについては、既に行った貴族から高評価を貰い噂になっている。
自転車とガラスのボートの入手先についての質問も多いが上手く誤魔化していたみたいだ。
エチゴ殿も、再販売しているガラスの食器について色々と質問をされている。
全員、食事をする余裕も無かったから、後で何か差し入れでもしてやると良い。」
その話を聞いたルドルフ料理長が「だったら、今日の料理を詰めて用意しておこう。」と食事の準備をしてくれた。
貴族の中には自分達の錬成術師達も連れてきているそうで
明日からトリス錬成術師と義手、義足の4人組は、錬成術師達への説明に追われるらしい。
パーティが終わりイルミネーションの点灯が行われた。
ガラスの馬車については、事前にクジ引きで決めた順番で貴族の方々に乗ってもらう。
浩司と俺は、なかなか広まらないゆるきゃら、剣君と斧ちゃんの着ぐるみ姿で降車場に立ち
「ガラスの馬車は如何でしたでしょうか。」
感想を伺っていた。
なかなか好評価で殆どの方が「ずっと乗っていたかった。」と回答してくれる。
ただ、俺達のゆるきゃら自体には面白いと思ってもイルミネーション程の興味は持ってもらえないみたいだ。
同じように貴族の反応を見ようとやって来たブルネリ公爵は、ガラスの馬車の製造元を知りたい貴族に囲まれていた。
ロダン侯爵領の立て直しにブルネリ公爵が関わっている事は周知の事実だったので、ガラスのボートの出所もブルネリ公爵だと考えているのだろう。
『ブルネリ公爵は、拓に巻き込まれた一番の被害者かも知れんな。』
その状態を見ていたグリムの言葉に、何も言い返す事も出来なかった。
残りの2日間の昼は、恒例となりつつある子供達に対するサリナ姫のお菓子教室。
ヨギ魔導師が絶対にマドレーヌにしようと材料まで準備し、食堂で行う事になった。
焼いている間、甘い匂いが漂い、焼き上がった時の子供達の嬉しそうな顔。
早速、焼き上がりを頂くと「あっ、熱い」と言いながらも皆、美味しそうに食べていた。
前回、皆が両親にも渡すと言っていたので、今回は量を増やし自分達の分とは別に両親にあげる分も作ってある。
ヨギ魔導師の計らいだが、自分用に量を作りたかっただけの様にも見える。
ヨギ魔導士はアイテムボックスを持っているので、後でマドレーヌを焼いてプレゼントしようと思う。
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