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552笑えないわよ
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******(サリナ姫)
早速、その日の夜にお風呂に入りにガラさんの家・・・倉庫に行ったけど
「これって、一体なんなの。」
中に入ると大理石で出来た広いエントランス。夜なので分かり難いけど天井はガラスみたい。
壁には、ロダン侯爵領の子供達が作った風景が彫られた木の絵が飾ってあり
周囲には、同じくロダン侯爵領で作られた陶磁器や拓ちゃんが作ったと思われるガラス細工が飾られ明りが当てられている。
シンプルで上品な作り・・・本当に個人の家なのかしら。
バラン将軍も少し呆然としていたが、直ぐに家の間取りを聞いて兵士の方々に指示を出していた。
暫くエントランスを見せてもらってからお風呂に入ったけど・・・
ガラスで出来た風景が広がり、あまりにも繊細な作りに思わず見入ってしまう。
設置されている魔道具も初めて見るものばかり、お湯の出てくるシャワー、最近付けたというジェットバスは背中や腰に気持ち良い水圧が掛かる。
「はぁ、これは気持ちいいわ。こんなお風呂をどうやったら考えられるのかしら。
これは、入りに来る価値が有るわね。」
寛ぎながらガラスの景色を見ていると、思わず長湯になってしまった。
脱衣所には温かい風の出るドライヤー、火照った体を冷ます送風機。
普通に置いてあったウチワですら魔力を流せば風を冷たくする魔道具だった。
「予想を超える凄さね。驚きを超えて呆れてしまうわ。」
本当に、拓ちゃんがやりたい放題した結果の家って感じがする。
「それ、私達も同じ事を思った。
魔道具にしても、こんな使い方なんてもったいなくて普通は出来ないわよ。
そもそも、こんな発想自体が無いでしょ。」
「この家に居ると、価値観がずれるから気を付けた方が良いわね。
慣れてしまうと、笑えないわよ。」
ロビンの「笑えない」という感覚は分かる気がする。
この家の便利さは普通では無いと思う。
これに慣れてしまうと、元の生活に満足する事は出来なくなるだろう。
「今日一日で、驚き疲れました。既に私の価値観が崩壊していますね。
トリスと一緒に生活をしていて耐性が付いたと思っていたけど、この家は想像すら出来なかったわ。」
ヨーコさんも、呆れているみたい。
「でも、魔道具や設備は凄すぎるけど、拓ちゃんの事だからもっと常識から外れているかと思った。」
そういう私に、3人は何とも言い難い表情をしている。
私の感覚って皆とずれているのかしら。
なかなか無い機会だから、自分の常識のズレを直していった方が良さそうね。
男性陣とお風呂を交代し、居間に移動するとジェニファーが飲み物を出してくれる。
「お風呂上りには、これよ。拓ちゃんと浩司さんのお勧め。」
受け取ったのは冷たいガラス瓶に入った飲み物。
「これは?」
「フルーツ牛乳。こうやって飲むのよ。」
ジェニファーが腰に手を当て、美味しそうに一気に飲んでいた。
私も真似て同じように飲むと、
「サリナ、その飲み方は止めた方が良いと思うわ。女性でやるのはジェニファーだけよ。」
ロビンに笑いながら注意された。
それにしても、本当に美味しい。こんなのが普通に飲めるなんて羨ましい。
しかし、私達はこうして楽しんでいるが、
「警備をしてくれている兵士の方々にも飲み物を出してもらえないかしら。」
一緒に行動してきた者達が気になって聞いてみると、既に飲み物とクッキーが配られていた。
立ったままでは大変だろうと、各場所に椅子とテーブルまで用意してある。
おまけに、警備の交代に合わせてお風呂を使う許可をもらい、夜食にとカレーライスまで用意するそうだ。
私達と入るのを遠慮したクリスティーヌも後でお風呂を使わせてもらうらしい。
この辺が、OZが関わる仕事だと参加したがる騎士が殺到する理由なのだろう。
早速、その日の夜にお風呂に入りにガラさんの家・・・倉庫に行ったけど
「これって、一体なんなの。」
中に入ると大理石で出来た広いエントランス。夜なので分かり難いけど天井はガラスみたい。
壁には、ロダン侯爵領の子供達が作った風景が彫られた木の絵が飾ってあり
周囲には、同じくロダン侯爵領で作られた陶磁器や拓ちゃんが作ったと思われるガラス細工が飾られ明りが当てられている。
シンプルで上品な作り・・・本当に個人の家なのかしら。
バラン将軍も少し呆然としていたが、直ぐに家の間取りを聞いて兵士の方々に指示を出していた。
暫くエントランスを見せてもらってからお風呂に入ったけど・・・
ガラスで出来た風景が広がり、あまりにも繊細な作りに思わず見入ってしまう。
設置されている魔道具も初めて見るものばかり、お湯の出てくるシャワー、最近付けたというジェットバスは背中や腰に気持ち良い水圧が掛かる。
「はぁ、これは気持ちいいわ。こんなお風呂をどうやったら考えられるのかしら。
これは、入りに来る価値が有るわね。」
寛ぎながらガラスの景色を見ていると、思わず長湯になってしまった。
脱衣所には温かい風の出るドライヤー、火照った体を冷ます送風機。
普通に置いてあったウチワですら魔力を流せば風を冷たくする魔道具だった。
「予想を超える凄さね。驚きを超えて呆れてしまうわ。」
本当に、拓ちゃんがやりたい放題した結果の家って感じがする。
「それ、私達も同じ事を思った。
魔道具にしても、こんな使い方なんてもったいなくて普通は出来ないわよ。
そもそも、こんな発想自体が無いでしょ。」
「この家に居ると、価値観がずれるから気を付けた方が良いわね。
慣れてしまうと、笑えないわよ。」
ロビンの「笑えない」という感覚は分かる気がする。
この家の便利さは普通では無いと思う。
これに慣れてしまうと、元の生活に満足する事は出来なくなるだろう。
「今日一日で、驚き疲れました。既に私の価値観が崩壊していますね。
トリスと一緒に生活をしていて耐性が付いたと思っていたけど、この家は想像すら出来なかったわ。」
ヨーコさんも、呆れているみたい。
「でも、魔道具や設備は凄すぎるけど、拓ちゃんの事だからもっと常識から外れているかと思った。」
そういう私に、3人は何とも言い難い表情をしている。
私の感覚って皆とずれているのかしら。
なかなか無い機会だから、自分の常識のズレを直していった方が良さそうね。
男性陣とお風呂を交代し、居間に移動するとジェニファーが飲み物を出してくれる。
「お風呂上りには、これよ。拓ちゃんと浩司さんのお勧め。」
受け取ったのは冷たいガラス瓶に入った飲み物。
「これは?」
「フルーツ牛乳。こうやって飲むのよ。」
ジェニファーが腰に手を当て、美味しそうに一気に飲んでいた。
私も真似て同じように飲むと、
「サリナ、その飲み方は止めた方が良いと思うわ。女性でやるのはジェニファーだけよ。」
ロビンに笑いながら注意された。
それにしても、本当に美味しい。こんなのが普通に飲めるなんて羨ましい。
しかし、私達はこうして楽しんでいるが、
「警備をしてくれている兵士の方々にも飲み物を出してもらえないかしら。」
一緒に行動してきた者達が気になって聞いてみると、既に飲み物とクッキーが配られていた。
立ったままでは大変だろうと、各場所に椅子とテーブルまで用意してある。
おまけに、警備の交代に合わせてお風呂を使う許可をもらい、夜食にとカレーライスまで用意するそうだ。
私達と入るのを遠慮したクリスティーヌも後でお風呂を使わせてもらうらしい。
この辺が、OZが関わる仕事だと参加したがる騎士が殺到する理由なのだろう。
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