異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~

小狸日

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673城の位置が交わる場所へ

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俺達は、また考古学者とその護衛としてマクニス王国を離れることにした。
今回、バラン将軍は国の治安維持のために残る事になり、代わりにオリバー隊長が加わった。
更にポトリ教授も一緒だ。

今回の襲撃で、第3騎士団にも腕や足を失った兵士が6人居る。
その人達は、ラグテルの町のカレー工場で雇う事になった。
先ずはラグテルの町に向かい、その後 4大王国の城を線で結んで交わった場所を調べる事にした。

トリス練成術師の所には依頼が殺到し、流石に義手、義足の作成を横からお願いする訳にはいかず
ラグテルの町までの移動の間、俺が作り上げておく。
俺の手元に有るコアは通常より強い力のものしかないが、大は小を兼ねるだろう。
出来上がった順に、6人には義手、義足を付けてもらう。
6人とも兵士として鍛えていただけ有り、初めからある程度動かす事が出来た。
調子を伺ってみると

「本来の腕より強いな。慣れるまで力加減が難しそうだ。」
「魔力の制御次第かもしれないが、少し怖いな。」
「自分は人より魔力が多いので、加える魔力量と力の加減が難しい。」
「自分もそうですが、使いこなせれば力仕事も出来るようになれると思う。」

力が強いというのも、難しいみたいだ。

「力のさじ加減か。難しい所だな。」
『他人によっても違う所だからな。しかし、この程度なら何とでもなるじゃろう。』

もし加減が難しいのなら、後でコアを代えさせてもらう。

『にゃんで、炎のパンチや稲妻キックの機能を付けにゃかった。』
「そうだよな、騎士団に所属していたのならいけたんじゃないか。」

ヤマトと浩司は未だ諦めていなかったのか。
流石にそれは作っていない。
ラグテルの町に着くまでに、義手を使いこなす事は出来ないので、
暫くはトリス練成術師の工房で訓練を行った後、カレー工場で働いてもらう事になる。


久しぶりに戻ったラグテルの町は活気に溢れていた。
皆、直ぐにでも遺跡発掘に行きたがっていたが、
冒険者ギルドに依頼した素材を使い毒の精製を行う為、少し留まってもらう事にした。
いざという時のために用意しておいた方が良いだろう。

新たに家に招かれたポトリ教授は、家そのものにも驚いてはいたが

「この机は、遺跡の発掘品じゃないですか。
 これもガラスでコーティングされてテーブルになっているけど、これも発掘品よね。
 魔法陣がここまで綺麗に残っているなんて。」

遺跡で見つけた品を見て興奮し、サリナ姫と一緒に忙しく記録をとっていた。
ヨハン王子は、2人に付き合って雑用係・・・
OZのメンバーは何処の遺跡で発見したのか、どういう状態だったのか質問攻めに有っていた。

1週間ほど部屋に缶詰状態で対応し、
その間にレオ達が作り上げていた大量の料理と、食材をアイテムボックスにしまうと出発の準備は完了した。

今回は、アークのメンバーも同行する。
この先ナターシャ達とぶつかる可能性が有るので、本来ならサリナ姫とヨハン王子には待機しておいて欲しいが
ここまで来て2人が大人しくしている訳も無く、護衛強化をする事になった。
もしもの時、俺達が時間稼ぎをする間にアークにはサリナ姫とヨハン王子を連れて逃げてもらう。
この事は2人には伝えていないが、非常時にはオリバー隊長の指示に従う事を誓ってもらった。
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