681 / 761
681災害
しおりを挟む
「どうやら、獣人の準備は整ったみたいだね。」
「しかし、グリムの考えも上手く行ったな。」
『目には目を、神には神じゃ。必要なのは切っ掛けじゃ。奴等の目は死んではいなかったからな。
だから拓も儂の案に乗ったんじゃろ。』
確かに彼らが諦めていたのなら、ここまでする気は無かった。
お互いに相手の事を考えて身動きが取れなくなっていただけだ。
俺が眠り薬を使い、寝ている間に治療を行っていた。
そして、神は浩司が空気を圧縮し人型を作り、魔力と合わせて強力な気配を作りだし
声はヤマトの風魔法で、何処からともなく囁く様にしてみた。
光の人物はそうした方が神らしくて効果が有ると思った俺の追加演出。
そして、最後は薬で眠らせている。
「説得を彼等がしてくれたんだ。次は俺達が行動を起こす番だな。」
空が暗くなって来た所で、俺達は城に忍び込んだ。
俺達は準備しておいた毒を城中にばら撒いた。
ジレット王国に来る前に作っておいたしびれ薬だけでは足らず
薄めた猛毒を合わせてばら撒く。
「気を付けろ。誰かが城に毒を放ったみたいだ。」
敵が毒の存在に気が付いた時には、兵士や貴族達が体調を崩し始めていた。
アイテムボックスに収納してきた毒を惜しげも無くばら撒く。
城内に毒が蔓延した所で、武器庫に忍び込みアイテムボックスに入るだけの武器を収納する。
途中で、警報が鳴り響いたが既に毒の所為で大した影響は無かった。
城を抜け出した所で、ヤマトに気配を消された浩司は城周辺の屋敷に火を掛けまくる。
兵士達は毒で満足に動けず、水魔法で火を消そうとした人を倒しておくと、火の手は広がり、簡単には消すことが出来ない火事となり広がっていく。
それを確認し、俺は獣人達の住んでいる区画まで移動した。
城の方で火の手が上がったのを見て、獣人達は災害が起きたと思ったのだろう。
皆が少ない荷物を持って家から出て来ていた。
眠たそうにしていた子供達も大人達の厳しい顔つきを見て、黙って従っていた。
俺は、町の壁に手をつくと、土魔法を発動させ壁に穴を開けた。
獣人達には気配を消した俺は見えず、いきなり壁に穴が開いた様に見えただろう。
獣人達は状況が分からず戸惑っていたが、空中に光の女性の姿を描くと
「夢の導く者が道を作ってくれた。町を出るぞ。」
「親は子供から目を離すな。一緒に行動しろ。」
「体力のある奴は、体力の無い奴に手を貸すんだ。」
獣人達の中で中心になっているメンバーが的確に指示を出している。
俺は壁を抜け出した所から森に向けて光の玉を浮かべ、全員に向かう方向を指し示した。
500人以上の獣人。
足の弱い老人や子供が居て、町を抜け出るだけでも想定以上に時間が掛かっている。
最後に指示を出していた獣人達が出てきた所で、
俺は斧ちゃんのきぐるみ姿で姿を表すと、いきなり剣を向けられた。
「安心しろ。俺は導く者から遣わされた者の一人だ。お前が最後か。」
「すまない。貴方がそうなのか。俺達はどうすれば良い。」
「このまま進み、森の手前まで移動しろ。俺達は後から追う。
暫くしたら、この光は消える。
お前達に光の魔道具を渡しておく。手分けして皆を誘導しろ。」
それだけ言うと、アイテムボックスから先端が光る杖を50本程取り出して渡す。
全て、ジレット王国の武器庫から盗んだ物だが気にしない。
2人が殿となり、他のメンバーが杖を持って前の方へ走っていく。
「しかし、グリムの考えも上手く行ったな。」
『目には目を、神には神じゃ。必要なのは切っ掛けじゃ。奴等の目は死んではいなかったからな。
だから拓も儂の案に乗ったんじゃろ。』
確かに彼らが諦めていたのなら、ここまでする気は無かった。
お互いに相手の事を考えて身動きが取れなくなっていただけだ。
俺が眠り薬を使い、寝ている間に治療を行っていた。
そして、神は浩司が空気を圧縮し人型を作り、魔力と合わせて強力な気配を作りだし
声はヤマトの風魔法で、何処からともなく囁く様にしてみた。
光の人物はそうした方が神らしくて効果が有ると思った俺の追加演出。
そして、最後は薬で眠らせている。
「説得を彼等がしてくれたんだ。次は俺達が行動を起こす番だな。」
空が暗くなって来た所で、俺達は城に忍び込んだ。
俺達は準備しておいた毒を城中にばら撒いた。
ジレット王国に来る前に作っておいたしびれ薬だけでは足らず
薄めた猛毒を合わせてばら撒く。
「気を付けろ。誰かが城に毒を放ったみたいだ。」
敵が毒の存在に気が付いた時には、兵士や貴族達が体調を崩し始めていた。
アイテムボックスに収納してきた毒を惜しげも無くばら撒く。
城内に毒が蔓延した所で、武器庫に忍び込みアイテムボックスに入るだけの武器を収納する。
途中で、警報が鳴り響いたが既に毒の所為で大した影響は無かった。
城を抜け出した所で、ヤマトに気配を消された浩司は城周辺の屋敷に火を掛けまくる。
兵士達は毒で満足に動けず、水魔法で火を消そうとした人を倒しておくと、火の手は広がり、簡単には消すことが出来ない火事となり広がっていく。
それを確認し、俺は獣人達の住んでいる区画まで移動した。
城の方で火の手が上がったのを見て、獣人達は災害が起きたと思ったのだろう。
皆が少ない荷物を持って家から出て来ていた。
眠たそうにしていた子供達も大人達の厳しい顔つきを見て、黙って従っていた。
俺は、町の壁に手をつくと、土魔法を発動させ壁に穴を開けた。
獣人達には気配を消した俺は見えず、いきなり壁に穴が開いた様に見えただろう。
獣人達は状況が分からず戸惑っていたが、空中に光の女性の姿を描くと
「夢の導く者が道を作ってくれた。町を出るぞ。」
「親は子供から目を離すな。一緒に行動しろ。」
「体力のある奴は、体力の無い奴に手を貸すんだ。」
獣人達の中で中心になっているメンバーが的確に指示を出している。
俺は壁を抜け出した所から森に向けて光の玉を浮かべ、全員に向かう方向を指し示した。
500人以上の獣人。
足の弱い老人や子供が居て、町を抜け出るだけでも想定以上に時間が掛かっている。
最後に指示を出していた獣人達が出てきた所で、
俺は斧ちゃんのきぐるみ姿で姿を表すと、いきなり剣を向けられた。
「安心しろ。俺は導く者から遣わされた者の一人だ。お前が最後か。」
「すまない。貴方がそうなのか。俺達はどうすれば良い。」
「このまま進み、森の手前まで移動しろ。俺達は後から追う。
暫くしたら、この光は消える。
お前達に光の魔道具を渡しておく。手分けして皆を誘導しろ。」
それだけ言うと、アイテムボックスから先端が光る杖を50本程取り出して渡す。
全て、ジレット王国の武器庫から盗んだ物だが気にしない。
2人が殿となり、他のメンバーが杖を持って前の方へ走っていく。
65
あなたにおすすめの小説
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる