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684罠
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******(ジレット王国兵)
細い道を馬に乗って2列になって進んでくる兵士。
城内での毒騒動が治まり、居なくなった獣人達を追っている。
今回は、ジレット王国兵だけでなく、ギリス教の兵士もいる。
神殿に毒を撒いた賊が獣人を先導していると考えての行動だった。
彼等はしきりに、「天罰」という言葉を使い、
先導している賊を殺し、獣人達は全員生け捕りにし神へ捧げると言う。
神に捧げるという意味が分からないが、
我々は国王より、ギリス教の考えに従うよう命令を受けている。
獣人が500匹に兵400人は過剰戦力だと思うが、完全に叩き潰してやろう。
「隊長、前方に木が倒されています。」
獣人如きが小癪な事を。
我々が隊を止めると、フレイムアローが降り注ぐ。
「森の中を進む。所詮悪あがきだ。」
我々が森の中へ踏み入れた途端、「うわー」「うぇ」
丁度兵士の体の位置に細い紐が張られていて、兵士が馬から落されていく。
「散開。道から距離を取って進め。」
姑息な手を使ってくる。
こちらは馬を使っている。多少遠回りをしても獣人に追いつくのは簡単だ。
「隊長、落とし穴が」
仕掛けられた落とし穴の底には尖った岩が突きだしており落ちた馬や兵は深い傷を負わされた。
「全軍止まれ。ここから先は紐を切りながら進むぞ」
スピードが落ちるが、仕方が無い。
既に、50人以上の兵が怪我を負ってしまった。
しかし、紐を切りながら進んでいたのだが、「うわっ」またしても足元に落とし穴が仕掛けられていた。
一度、道に戻ると、今度は空から岩が降ってきた。
「全員、馬から降り森の中に入れ。」
「何が有った。敵は獣人か。」
「分かりません。突然、切りつけられ敵を確認する事も出来ませんでした。」
治癒魔法を使い怪我を治すが傷は深くこれ以上怪我人が出れば魔力も底をついてしまう。
我々は周囲を警戒しながら、森の中を10人程のグループに分かれて進む事にした。
それでも、至る所から槍が飛んで来て兵士達が傷付く。
10人のグループが、次第に大きくなり今では50人程の集まりになっていた。
すると突然、1つのグループを取り囲むように火の手が上がる。
直ぐに水魔法を使おうとしたが、槍が兵士を襲う。
未だ火の手が回っていない場所があり、1人の兵がそこへ走りだすと
他の兵も釣られて走りだしたのだが、またしても落とし穴が・・・
ポーションも薬も使い果たし、治癒魔法を使える者は魔力が枯渇した。
******
『にゃんで、敵を殺さないのにゃ。』
「人数が多い上に、俺も浩司もかなり疲れているからね。
雨が降った後で火攻めも出来ないなら、精神的に追い込もうと思って。」
敵を囲った火も、俺がアイテムボックスにしまっていた木に浩司が火を付けた。
周囲の木は濡れていて、流石に燃やすのは厳しい状態だ。
「そろそろ、小細工は止めて叩きのめすよ。」
俺はエアウォークで空へと駆け上がり気配を消して50人程の集団の中に飛び込むと
闇魔法で煙幕を張り、手当たり次第に敵兵を切りつけいった。
暗闇の中、同士打ちが始まり、中には魔法を放つ兵士まで居た。
他の集団には、ヤマトが気配を消した浩司のフレイムアローが兵士を襲う。
兵士の中には事前にフレイムアローの気配を察知した者も居たが
周囲の兵に動きを阻まれ、逃げる事は出来なかった。
「一か所に固まるな。数人でグループを作って散開しろ。」
残り2つの集団を襲う前に兵士達がバラけてしまい、倒せたのは半分。
それでも、怪我を負った兵士が足枷になり、進軍を諦めると思っていたのだが
「負傷した兵は捨てて先に進め。今こそ我々の信仰を見せる時だ。」
俺には理解出来ない信者の言葉で、仲間を見捨てて獣人討伐を優先した。
浩司がその狂信者にライトニングを放って倒したが、進行は止まらない。
細い道を馬に乗って2列になって進んでくる兵士。
城内での毒騒動が治まり、居なくなった獣人達を追っている。
今回は、ジレット王国兵だけでなく、ギリス教の兵士もいる。
神殿に毒を撒いた賊が獣人を先導していると考えての行動だった。
彼等はしきりに、「天罰」という言葉を使い、
先導している賊を殺し、獣人達は全員生け捕りにし神へ捧げると言う。
神に捧げるという意味が分からないが、
我々は国王より、ギリス教の考えに従うよう命令を受けている。
獣人が500匹に兵400人は過剰戦力だと思うが、完全に叩き潰してやろう。
「隊長、前方に木が倒されています。」
獣人如きが小癪な事を。
我々が隊を止めると、フレイムアローが降り注ぐ。
「森の中を進む。所詮悪あがきだ。」
我々が森の中へ踏み入れた途端、「うわー」「うぇ」
丁度兵士の体の位置に細い紐が張られていて、兵士が馬から落されていく。
「散開。道から距離を取って進め。」
姑息な手を使ってくる。
こちらは馬を使っている。多少遠回りをしても獣人に追いつくのは簡単だ。
「隊長、落とし穴が」
仕掛けられた落とし穴の底には尖った岩が突きだしており落ちた馬や兵は深い傷を負わされた。
「全軍止まれ。ここから先は紐を切りながら進むぞ」
スピードが落ちるが、仕方が無い。
既に、50人以上の兵が怪我を負ってしまった。
しかし、紐を切りながら進んでいたのだが、「うわっ」またしても足元に落とし穴が仕掛けられていた。
一度、道に戻ると、今度は空から岩が降ってきた。
「全員、馬から降り森の中に入れ。」
「何が有った。敵は獣人か。」
「分かりません。突然、切りつけられ敵を確認する事も出来ませんでした。」
治癒魔法を使い怪我を治すが傷は深くこれ以上怪我人が出れば魔力も底をついてしまう。
我々は周囲を警戒しながら、森の中を10人程のグループに分かれて進む事にした。
それでも、至る所から槍が飛んで来て兵士達が傷付く。
10人のグループが、次第に大きくなり今では50人程の集まりになっていた。
すると突然、1つのグループを取り囲むように火の手が上がる。
直ぐに水魔法を使おうとしたが、槍が兵士を襲う。
未だ火の手が回っていない場所があり、1人の兵がそこへ走りだすと
他の兵も釣られて走りだしたのだが、またしても落とし穴が・・・
ポーションも薬も使い果たし、治癒魔法を使える者は魔力が枯渇した。
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『にゃんで、敵を殺さないのにゃ。』
「人数が多い上に、俺も浩司もかなり疲れているからね。
雨が降った後で火攻めも出来ないなら、精神的に追い込もうと思って。」
敵を囲った火も、俺がアイテムボックスにしまっていた木に浩司が火を付けた。
周囲の木は濡れていて、流石に燃やすのは厳しい状態だ。
「そろそろ、小細工は止めて叩きのめすよ。」
俺はエアウォークで空へと駆け上がり気配を消して50人程の集団の中に飛び込むと
闇魔法で煙幕を張り、手当たり次第に敵兵を切りつけいった。
暗闇の中、同士打ちが始まり、中には魔法を放つ兵士まで居た。
他の集団には、ヤマトが気配を消した浩司のフレイムアローが兵士を襲う。
兵士の中には事前にフレイムアローの気配を察知した者も居たが
周囲の兵に動きを阻まれ、逃げる事は出来なかった。
「一か所に固まるな。数人でグループを作って散開しろ。」
残り2つの集団を襲う前に兵士達がバラけてしまい、倒せたのは半分。
それでも、怪我を負った兵士が足枷になり、進軍を諦めると思っていたのだが
「負傷した兵は捨てて先に進め。今こそ我々の信仰を見せる時だ。」
俺には理解出来ない信者の言葉で、仲間を見捨てて獣人討伐を優先した。
浩司がその狂信者にライトニングを放って倒したが、進行は止まらない。
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